チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

チェロとか音楽とか

ウィーンフィル日本公演に思うこと

映画のキャンペーンなのか、最近中谷美紀さんをテレビよく拝見します。 先日もNHKの朝イチに出演していらしていました。 中谷さんは、3年前にウィーンフィルのビオラ奏者とご結婚なさって、ザルツブルクと日本の間を半年ずつ行き来していらっしゃるとか。番…

こだわりのエンドピン

以前も書いたことがありますが飛行機にチェロを持って乗る時は、チェロは1人分の料金を払わなくてはいけません。 だから2人分の料金を払わなくてはいけないんです。チェロは大きくて、席ひとつ使うからだという理論なんでしょうが、なんとも高い値段です。 …

笑える思い込み

シューベルト の有名な、ピアノ五重奏「ます」マス釣りをしている漁師が、ずるをしてマスを釣り上げる様子を歌ったものなんですが。私は「ます」を升酒の「ます」だと思っていて。おじさんたちが酒盛りして上機嫌になってる曲だと思っていました。 この曲の…

楽譜のフォトコピーに苦戦中

まだ奮闘中(笑)ことの始まりは、楽譜を暗譜をしようと思って。 でも、自己流はいけないと思い 色々調べたら 耳とか指とか頭とか目とかを 全部を有効に使って覚えなくてはいけない。 ということで。なるほど。と思ったのです。詳細は、過去ログで。 宜しけ…

判断力

年上(親世代)は、情報はテレビ。 そして、判断の基準は、「口コミ」のようです。ネットもデマは沢山あるし、信用できないけれど、ネットのデマが可愛く見えるほど、「口コミ」は、あり得ないことが多く、唖然とします。 でも信じてる。 「いや、それは違う…

若者は強い

私の甥っ子、姪っ子は大学生で。 地元から離れて一人暮らししています。 ごくたまにしか交流はありませんが、 このコロナ下で普通に元気。 もう2年も実家に帰ってないのに、学校はオンライン授業で下宿に篭り切りで、 どんなに大変かとこちらは勝手に心配す…

暗譜の仕方の話

突然暗譜を決意したお話はちょっと前にお話させて頂いたのですが。。。。 その続きを書きたいと思います。もしよければ 過去記事を o-chancello.net とにかく、暗譜をしよう! 効率的に暗譜したい! と決意したものの、世の中の方々はどんな「暗記法」を使っ…

オーケストラがやってきた

結婚してびっくりしたことの一つが 夫と私の子ども時代の日曜日のテレビ 結構同じで。。 もともと趣味が違うので、見ている番組は全然違うのに、日曜日は同じ。 夫と私というより、それぞれの家族が見ている番組が同じだったみたいで。昔は、ビデオも無かっ…

暗譜にトライ

チェロの先生の発表会。 毎年やっているのですが。 今年は、まだ日程が決まらない。。。 というか、まだ会場予約してない。。コロナっていうのが大きな原因なんですけどね。 今は新しい予約も取れないし。いつも憂鬱な発表会ですが。。 今回は私、とってもや…

ペレーニと浜離宮ホールの椅子

2年くらい前、突然夫と息子がスキーに行くと言い出して、突然のことに大慌て。 何故かというと。 「1人で夜お出かけ」ができるので。 普段は、あまり夜の外出はしないのですが、泊まりで息子が出かけるときは、出かけます。。喜んで。 まあ、行き先は、飲み…

ウィーンで美味しかった話

30年前のウィーン話の続編。。学友協会のコンサートは、昼間(15時くらいかな)だったので、夕食は近くで豪華に行こうかと。 ホテルザッハーに。ホテルザッハーは、チョコレートケーキのザッハトルテを作り出したホテル。 チョコレートケーキということから…

信じて貰えない話

昨日のウィーンの話ついでに ウィーン学友協会に行った話。 と言っても30年も昔の話ですけどマゼール、ウィーンフィルの演奏会でした。 凄いチケットが取れたもんです。 友達のお母さんが取ってくださったような気がします。もう亡くなってしまったけど感謝❤…

ベートーベンの小川

1970年ごろのはなし私の生まれ育ったところは、新宿まで歩いて10分という都会の真ん中で。と言っても、結構静かな住宅街だった。 表通りは舗装されていて、新しい家が立ち並んでいたけれど、一歩通りを入ると木造の小さな家屋がひしめきあっていて、舗装も充…

1番楽しい瞬間

オーケストラに所属していると楽しいことも多いけれど、正直面倒なことも多い。 和気あいあいとアットホーム。の時もあるけれど、結構個性がぶつかりあって、色んなことが起こっている。 オーケストラは趣味の団体。そして、色々な社会の人々が集まる。オー…

グランドピアノが欲しかった話

私が小さい頃は、ピアノのレッスンが流行していて、友達はみなピアノを習っていた。狭い家でも黒いアップライトのピアノがどーんと置いてあった。 高価だし、場所はとるし、第一、ピアノ以外の役目は果たさないので、弾かなくなったらどうするんだろう?と思…

譜面台

合奏練習のときは自分の譜面台を持っていきます。アマチュアオーケストラに入団すると練習以外に係の仕事というものを持ちます。 練習会場を予約したり、練習計画を立てたり、演奏会の準備をしたりと色々あるんですが、この係の仕事というのが結構手間がかか…

ほんのちょっと

世の中の著名な人、凄い人は、普通の人と全然違うのだろうとどうしても思ってしまう。 子どもの頃アイドルはトイレには行かないんじゃないかと本当に思っていた。 有名人は一般の人とは全然違う生活をしてるんじゃないかと思っていた。 よくよく考えたらそん…

デュプレはストラディバリ2台?

デュプレ Jacqueline du Pré は1945年生まれのイギリスの天才女性チェリストです。16歳でデビュー 22歳 バレンボイムと結婚 26歳 病気を発症 28歳 引退 後進活動に励む 42歳 死去主な演奏活動期間は、10年ほど。。 残っている演奏は殆どが20代のものです。 …

騒音問題

チェロの音は、バイオリンやピアノほどは響かないらしいが。。 低音で思わぬところに響くらしい。 しかもエンドピンを通して、下に響くので マンションの下の部屋に、よくわからない響きになって聞こえることもあるらしい。 沢山練習したいからと、わざわざ…

省略は許されなかった話

希望通り、というか希望以上の楽器が手元にやってきて。 「もう私のチェロ人生は薔薇色」 と思ったけど。世の中そんなにうまくいかない。。新品の楽器を選ばなかった理由は、 楽器が響くまでの時間を省略したいからで。詳しくは、数日前書かせていただいたの…

楽器の組み立て

楽器屋さんに行くと 普通の木片に、鉛筆で絵が、かるーく描いてあって。。 次に行くと。。 その木片が楽器の形になってる。。。そこで初めて 楽器って木でできてる! と気づかされて。。当たり前のことなんですけど 出来上がりしか見たことがない私は、途中…

楽器がやってくるまで おしまい

その2よりつづき私の楽器のご紹介。。。 生まれも生まれ年も不明です。 シールが貼ってあって、1754年 ミラノ と書いてあります↓楽器の中に貼ってあるシール 1754年。。。 それを信じると モーツァルトが生まれる2年前です ベートーベンは、16年後に生まれ…

楽器がやってくるまで その2

その1より続きますゆっくり、じっくり選んだ訳ではなく。 突然、「その時」がきて、 物凄い勢いで手にした楽器ですが。。それまでも、楽器を探してはいました。地味に。。 でも、楽器を選ぶ基準がわからず。。 訳がわからなくて、困りました。 ただ、探して…

楽器がやってくるまで その1

楽器を買い換えたお話。。学生時代から30年以上も連れ添ったチェロ を手放して チェロ を買い換えたい! と思ったものの なかなか決断できず。楽器の探し方がわからない。 っていうのが一番なんですけど。 それより。頭の中に響く 「贅沢は敵だ!」の言葉。…

ホールの音響

サントリーホールで演奏したことがあります。30年くらい前。サントリーホールが出来上がってから3年くらいしかたってない頃だとおもいます。 サントリーホールは日本で初めての本格的なクラシック専用ホール。 「世界に並ぶ一流ホール」ができた!ということ…

魂柱(こんちゅう)は大事

弦楽器には必ず魂柱というものが楽器の中にあります。凄い名前ですけど。ただの木の棒です。外からは見えなくて、f字孔(写真参照)から覗くと見えます。棒が。。 f字孔(この中を覗くと棒 魂柱がある)でもこれものすごく大切で。 楽器の中で音を伝える大切…

レコードを聴く

山小屋なう 毎日大雨。。 のんびりするしか、やることがない(笑)山小屋に来ると レコードを聴きます。 祖父(1900年生まれ)が使っていたものです。 金婚式のお祝いに貰ったものだそうです。祖父は、ドレミすらわからない全く音楽を知らない人でした。とこ…

ストラディバリを忘れる人々

チェロ をタクシーに忘れる人がいるんです(笑)‼️ チェロ ってものすごく大きいから、 人間一人分はあるし。。 忘れようもないと思うんですけど。しかも、私のような安いチェロ ではなく、 ストラディバリとかモンタニャーマとか もう数億円の名器を忘れる…

ペグを使いやすくしたい。。

弦楽器は、弾く前に「音合わせ」が必要で これができないと、先にすすめなくて。 大概スムーズに進むのですが、時として全くできない時もあるんです。 そういう時だけ、調弦が必要ないピアノが素敵! と思うんですけど。 (すぐ忘れますが(笑)) この黒い…

メンデルスゾーン 無言歌 Op.109

一言で言うと。 ステキな曲なんです。メンデルスゾーン が晩年に フランスの女性チェリストのために書いた曲なんだそうですが。 (と言っても、38歳で亡くなっているので)穏やかな、明るい曲風で人気があり、 私も発表会で弾かせてもらいました。音をとった…