チェロとセミリタイア生活

趣味のチェロとか お気に入りとか日々の発見とかアラ還女の視線でお届けします

省略は許されなかった話

希望通り、というか希望以上の楽器が手元にやってきて。
「もう私のチェロ人生は薔薇色」
と思ったけど。

世の中そんなにうまくいかない。。

新品の楽器を選ばなかった理由は、
楽器が響くまでの時間を省略したいからで。

詳しくは、数日前書かせていただいたので
宜しければこちらで。
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もう響きを得ている楽器を買えば、時間が省略できる、
と思って、中古を買ったのですが。

思わぬ問題が。

響きを体中で感じて楽しんでいたんですが。。。

1週間くらいたったら

なんか身体が痺れてる。


指先とか、楽器を支えるための両膝とか直接楽器と接触しているところが痺れてる

練習を一日休むと、軽減する。
また、再開すると痺れる。
痺れるだけじゃなくて、疲れもどっとでて、
日常生活にまで影響するようになって。
痺れも触ってる部分だけだったのに、足先まで痺れがきて。

なんで?
原因は楽器ということはわかるんですけど。。

色々考えて。
調べて。

だした結論が
身体が振動についていかれなくて痺れがでるのではないか?
ということで。。

よく考えたら、そりゃそうだろうと。

少しずつ響きを獲得していけば
身体も少しずつ慣れていって問題ないのだろうけれど、

突然、響き(振動)を慣れてない人間に過剰に与えたら、身体は根を上げる。

突然マラソン始めて、無理して怪我したり、体調壊したりするのと同じ。

人生、省略なんてあり得ない。
特に楽器の練習を省略しようなんて。
あさましいことを考えたもんだ。

と、理解し、猛反省。。。

しかし、いまこの楽器が我が家に来てくれたことは、色んなタイミングが重なりあって、なされたこと。
これをモノにしなくてどうする!


省略はダメ!
でも、ちょっとずつ進んでいけば
きっとこの楽器が鳴らせるようになる。
と。。

楽器の振動に少しずつ慣れていくことにしました。

短い時間で練習を切り上げ。
その代わり、一日に短い練習を何回か行って。身体に無理をかけないように。
練習を心がけました。
ついつい弾きたくなるのですが、反動はすぐでますので、反省し。
また短い練習を繰り返す。

丁度コロナのステイホームが重なって、外の用事もないのが幸いしました。

それから、1年半になりますが。
長く弾いても体調崩さないようになってきました❤️
身体が慣れたんだと思います。


しかし、

まだまだ。。。

今度は楽器が。。。
最初ほど鳴らない。。

身体を気にして、無意識に音をセーブしてきたのかも。。

よく言う
「音を潰してしまってる」
状態になってるような。。。

今度は響きを出す練習。。。


一歩一歩頑張ります。



最近読み出した本
千住真理子さんの
バイオリニスト 20の哲学

ヴァイオリニスト 20の哲学

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に、こんな文章が。

楽器の選び方
中略
決断するにあたっては、これは念入りに試し弾きさせていただくしかありません。
目指すのは「自分の実力よりやや上の楽器」です。中略
「やや上」というのは大変気に入った上で一ヶ所わからない部分がある程度、今ひとつ弾きこなせない感がある、というランクです。それを選んで、なんとか弾きこなせるように工夫するのです。その楽器の「良い部分」を引き出す努力をするのです。実はその努力や工夫が、弾き手を成長させます。
何年かたち、弾き手がすっかり成長すると、もはやその楽器だと物足りないと不満がつのります。楽器を替える時期になったのです。
今度もまた「やや上ランク」を目指して探すことです。もう面倒だし一気に良い楽器を買っちゃえ、となると、結果としてその最高級の楽器を弾きこなせず、音色にも満足いかず、自分の技術もスランプに陥りかねません。それだけでなく、逆にその楽器の持つ特有の癖が自分についてしまい、変な奏法になってしまうこともあります。

うーん。なかなか深いアドバイスだぁ。
私の楽器は「やや上」以上だが。。
もともと楽器を頻繁に替えることは考えていないし。。。
でも頑張ろう。
ステキな楽器だから。