ウクライナで砲撃を受けた街でチェロを弾く男性
まさに映画のワンシーンかというような光景です。
信じられない現実ですが。
曲はバッハの無伴奏チェロ5番の最初の曲 プレリュード
街の状況と弾き手の心 それにこの曲があまりにも溶け込みすぎていて引き込まれました。
一方で、戦争をまだ現実視できない私は、
こんなに素敵な曲だったんだと再認識。
我ながらボケてるよなと思いながらも。でも。そう思ったので。
バッハの無伴奏はチェロの演奏会ではよく弾かれます。この曲だけの演奏会もあるほど。
でも、訳のわかっていない私はそれほど好きじゃなくて。
いつも「ふーん」と思いながら聴いていました。
この曲がチェリストにとっての旧約聖書だ!と言われても、「ふーん」としか思えなくて。
ちなみにチェリストにとっての新約聖書はベートーヴェンのチェロソナタだそうです。5曲あります。
無伴奏チェロは全部で6曲あります。よく言われているのは、前半は易しい(簡単とはいいません)けど後半に行くに従って難しくなると言われています。
特に5番、6番はものすごく難しい(らしい)
でも一番有名なのは1番。曲の長さも丁度良くて、明るさも感じられて聴いていて気持ち良いからでしょうか。
今、私が練習しているのも1番です。
正直、無伴奏はこの1番だけ練習すればもう十分と思っていました。
他はそれほど好きじゃないし(覚えてないし)1番だけ形だけでも弾けるようになれば私としてはもう十分!と思っていたのですけど。
先ほどの映像を見て。
5番も弾きたくなって。。。。
ちょっと弾いてみた。(楽譜はあるので、すぐ弾けます。環境だけは揃ってます)
確かに素敵な曲です。先ほどの映像見てから弾いてますから、曲の流れはなんとなくわかります。
でも、難しい。
そして、何より長い。。。。。
前奏曲だけで5ページあります。
ちなみに1番の前奏曲は2ページ。。。。
結局全部弾き終わらないまま休憩。。。(今も休憩中)
1番だけ弾けたら、もういいやと思っていたのですけど。
やっぱり、何曲か弾いてみないと(適当に弾くのではなく、きちんと弾く)この曲わからないなあ。と、やっと認識。
プロの方はこの曲を全曲何度も何度も練習するそうです。
そして何度弾いてもどんどん新しい「気づき」が出てきてまた弾きたくなる。とか。
まだまだわかっていないけれど、もう少し深く探ってみたら、片鱗がわかるかも。。。
少し楽しみになってきました。
我が家の(前の公園の)桜
見事な桜を見せてくれて
その後小さな実もなって、さくらんぼかな?と思ったけど
これ以上大きくなりません。
鳥さんに食べられて終わりのようです。
鳥さんだけでなく、私も食べたい!
と、色々格闘したのですが。
手を伸ばしても
デッキブラシを使っても
届きません。
下からも無理だった。。
もう少し桜が大きくなってこっちに近づいてくれたらなぁ。
まだ大きくなっているので、来年に期待することにしました。