世間は連休と言ってますが、我が家は息子が学校なので、普通の飛石連休なのですが。
でも、私の気分は大型連休。
今朝も息子学校なのに、
「今日は休み!」となぜか思い込んで。。
危ないところでした。
明日から、一泊で夫の実家のある北陸に行くからかな?(コロナを理由にホテルに泊まることになったのでますます優雅な気分)
ということで。
優雅な気分を継続させようと。
今度の個人レッスンの課題曲
バッハ無伴奏チェロ1番 プレリュードの弾き方を考え中
プロのピアニストの友達が、
「譜面をもらったあと、どうするか?」
について話をしてくれたことがあります。
「譜面だけを見てこの曲はどんな曲か、そして自分はどんな風に弾こうか考えるの」
「すぐに有名人の演奏聴く人いるのよね。殆どの人がやるんだけど。そんなことしたらつまんないじゃない。なんでやるのかしら?」
もちろん、私はプロの演奏聴きながら譜面見て、曲を覚えてますので。
彼女の話は「ひぇー凄い」
と思いましたが。
で、今回の無伴奏。
もちろんこの曲は何十年も前からよく聴いてますし、楽譜も持っていて気が向くとパラパラと弾いていました。
でも、この曲18世紀の前半に作られた曲で、楽譜も奥さんが写譜した曲しか残ってません。
練習曲として使われたらしいけど、その後200年くらいずっと忘れ去られていて。
偶然有名チェリストのカザルスがスペインの楽譜店で、この楽譜を見つけて、凄い!ということになり、世界に広めて有名になった曲です。
今でこそ、チェリストにとってのバイブルとか言われているけど。
別にバッハが「こうやって!」と指示したものが残ってるわけでもなく。。
楽譜も何にも書いてないから。
どうやって弾くのかわからない。
先生に何となく、「感じ」を教えてもらったけど、世界のチェリストはどんなバッハを弾いてるのか。
その前に、自分ならどんなに弾くか考えてから聴こう!と。色々やってみました。
楽譜に指示が書いてないから、もの凄く自由。
でも、やっぱりバッハの思いに沿って(何も知らないけど気分だけ)仕上げなくちゃ!と私なりの弾き方を考え。。
でも、やっぱりわからないから(笑)
YouTubeを聴いてみた。
今は便利です。色んな方々の無伴奏が聴けます。今現役の方はもちろん、随分前に亡くなったかたの演奏まで。
カザルスの演奏
今はこんなところで録画もできる。。。
部分部分違うところはあるけど、大体、皆さん統一しています。
最初の音をがーんと長く響かせて後は軽くひく。
私はスラーのところを和音ぽく弾けば良いんじゃないかなと、どんなにしたら綺麗だろう?とトライしていたのですけど、そんなことやってるひとはいなくて(笑)
スラーの意味ってなんだろう?と思う弾き方をみなさんしてた
私がスラーの意味がわかってないだけだろうけど(笑)
なんだ、統一してるんだ。
色々想像を巡らすのも楽しくて良いと言えば良いけど、それをやると収拾がつかなくなるのが素人の悲しいところ。
やっぱり、プロの演奏を聴きまくってから練習に入ろうと。
「演奏方法を考える」夢は簡単に打ち砕かれた連休初めでした。