チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

無伴奏チェロ超有名曲に挑んでる

あか

無伴奏チェロ

チェリストにとってはバイブルと言われていて。

何故バイブルなのか私はちっともわからないのですが💦

今持っている本は大学生の時に買ったもの

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どうやって弾いたらよいのかわからないのだけど、譜面はそれほど難しそうではないので、昔から、よく弾いていました。

まさに自己流です💦

 

特に1番のプレリュード

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超有名で、部分的に弾いてみるものの。

自己流の悲しさで、なんか変。

止まらないで弾き通すことはできてるんですけどね。

なんか違うよなぁ。。と思いながら、ずっと過ごしてきて。

40年。。

やっとキチンと見て頂くことに。

 

実は。。

5年くらい前に1度だけ別の曲を弾いたことがあるのです。しかも発表会で弾いた💦

まだ習いたてのホヤホヤの頃。

先生は「えーそれはちょっと無謀。。」

と、ハッキリ言ってらっしゃるのに。。

無謀を「勇気」と履き違えている私は、押し進めて、発表会まで進んでしまった。。

あの時ほど後悔したことはありません。

無謀はやめようと心から思いました。

 

それから何年かたって、今。

少しはマシになってきたので、先生もOKを出してくださり(渋々かもしれないけど。。(笑))1番を弾くことに。

 

で、

レッスン前に、練習してみたのだけど。

???の連続。

 

最初に続くフレーズ

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これだけで???になった。

 

左手は本当に簡単です。

指2本使うだけ。

 

でも

弓の使い方(右手ね)がさっぱりわからないのです。

同じフレーズが続くときは、弓のどこを使うかあらかじめ考えておいて、何回フレーズがきても同じところを使うのが基本です。

だから弾いてる最中に最初の位置に戻さないといけないのですけど。。

どこで、どうやってもどすのか??

さっぱりわからない。

 

うーん、うーんと唸りながらも

今まで悩まなかったのも凄い話だけど

もうわからないから、先生に聞こう!と決意

相変わらずの他力本願

レッスンに行って、質問の連続(笑)

 

いつもそうなんですけど、やりたい!という割に自分では何にも準備出来ないんですよね(笑)

やる気だけ(笑)

あとは、先生お願い!って感じ。

 

先生は全て瞬間に答えてくださいました。

 

弓の戻すのは、ズリズリと少しずつ戻すんだけど、沢山もどす音とちょっとだけ戻す音も決めてから練習するとよい。

例えば、

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赤マルのところで戻すと決めて、いつもより多めにもどす。

 

スラーが終わるとガタガタと硬くなっちゃうんだけど。。

そこは、弓を浮かせて、しかもディミニエンド(だんだん小さな音に)

 

先生淀みなく、スラスラと指示なさるんですけど。。

 

話がちょっとずれますが。。

 

息子が高3で大学受験のために色々参考書買ってます。

問題集も。。

久しぶりに大学受験の参考書見たんですけど、昔に比べるともの凄い数の参考書があって、それぞれに特徴がある。

それぞれレビューを読んでると、批判される問題集の第一が「説明が少ない」ことなんです。

昔の問題集なんてそれこそ答えだけっていう本がもの凄く有名な本になってたりするんですけど、今の「説明が少ない」はそれに比べるともの凄く丁寧に説明してあるんですけど。

でも、今の時代では、「不親切」なんです。

人気のある本は大概、解答が丁寧。そしてわかりやすい。

わからないからあっちの参考書、こっちの教科書って探す必要がほとんどないほど、背景から答えを導きだす方法まで事細かに載ってる。

 

また、音楽の話に戻ると。。

 

でも、楽譜は。。親切のカケラもありません(笑)

そのまんま(笑)

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どう弾けばよいのかさっぱりわからない。

解釈は時代と共に変わるんだから、各個人で頑張って!という思いなんでしょうけど。

各個人は、色々いるんですよね。

頑張ろうにも1人じゃ出来ない人(私とか。。)は、きっとわんさか。

 

今持ってるのは40年くらい前の本ですから、今は変わってるかも!と思って

Amazonで見てみると。。

指番号とボーイング(弓の動き)が書いてあるっていう本は何冊かあるんですけど。

事細かに弾き方を説明してある本は一冊だけ。

 

チェリストのカザルスが一小節ごとに細かく、解釈してる本らしいのですが、4000円近くする。。高い!

 

無伴奏チェロは、1720年くらいにバッハが作曲したものなんですけど、世の中では殆ど忘れさられていた曲でした。でも、このカザルスが13歳のとき(1890年)にスペインの古い楽譜屋さんで見つけて、そこからカザルスの名声と共に

曲も脚光を浴び始めます。

だからカザルスがいなかったらこの曲はもしかしたら埋もれたままだったかもしれないという曲でカザルスと無伴奏の曲はもの凄く縁の深い関係なので。

そのカザルスが、無伴奏の曲を解説するのは、そうだろうなと思うのだけど。

それだけ。。

他は見当たらないって。。

 

困るなぁ。。。

 

 

この真っ白な楽譜に沢山色付けする為には、先生について、事細かに習わないとダメなんですかねぇ。

好きなように弾いたら、めちゃくちゃになるのがわかってるだけに、「本筋」の弾き方、先生からの口述以外で、学びたいのですが。。

 

琵琶法師というのは、全部口述で伝承されてきたって話ですが。

クラシック界も結構そうやって伝わってきたんですねぇ。

ヨーヨーマーあたりデジタルで残してくれないかなぁ。

 

ともかく、今は先生に指摘されたところを直して、次回のレッスンまでになんとかなるように頑張ろう。。

 

昨日の夕食

シャケとジャガイモのバター炒め

砂肝炒め

きゅうりの南蛮漬け