突然暗譜を決意したお話はちょっと前にお話させて頂いたのですが。。。。
その続きを書きたいと思います。
もしよければ 過去記事を
o-chancello.net
とにかく、暗譜をしよう!
効率的に暗譜したい!
と決意したものの、世の中の方々はどんな「暗記法」を使っているのか。
まずは調べてみようと。。
色々見てみたんですけど。
バラエティに富むのかと思えば。。
皆さん同じ方法を述べられています。
意外。。
で、まとめてみると。
暗譜というのは、色んな方向から覚えていくらしいのです。。。
目、頭、耳、指
昔私がピアノで覚えていたのは、
まず指、そのあと耳かな?
そしてちょっと頭
若かったから、流石の私でも何度も弾けば何となく弾けるように。。
でも、途中で止まっちゃうと、わかりやすいところから弾き直さないとできないっていう、その場しのぎの暗譜法で。。
音楽的には、というのは多分、無かった(到達しなかった)と思います。
でも、今回探していると。
暗譜で、1番大事なのは、目で覚えることらしい。
楽譜をそのままフォトコピーする。
目を閉じたら、楽譜が浮かんでくるようにする。
そして、それをそのまま読んで演奏すればよい。。
????
これはやったことが無くて。。
でも、かなり一般的でプロは無意識にやってるとか。。。
やり方としては、色鉛筆で「模様」を書いて、特徴を出して覚えるようにする。
とか。
楽譜を自分で書いてみる
とか。。
うーん。。。
わけわからん。。。
というかできませんよー。
と、誰に言ってるわけでもなく
文句を言ってみるけど(笑)
そう言えば。
指揮者の岩城宏之さんが、
ストラビンスキーの「春の祭典」の演奏中に何故か頭の中のフォトメモリーが2小節だけ消失してしまい、演奏がガタガタになって、途中で止めたという話をしていらっしゃいました。
「春の祭典」って結構長いし、曲も複雑で、私なんて最後までちゃんと聴けたことがない曲なんですけど。
岩城さんの話によると、140ページもあるスコアをフォトコピーしていて、その134ページ目の2小節が飛んでしまったとか。。
まず、びっくりしたのが、140ページフォトコピーしてるってことで。。。
スコアって、全部の楽器の楽譜が書いてあって、本当に複雑なんです。
ちなみに手元にあったチャイコフスキーの交響曲第6番のスコアですけど(指揮者用ではないので1ページの量が少ないです)
スコアは全部の楽器の譜面が乗っていて
例えば
こんな風に、みんな同じ動き(音は違う)をしているときもあり。
これは、覚えるの楽かもしれないけど。
こんなにバラバラの時もあり。
これは大変!!
これは、指揮者用ではないので、1ページに載っている量が半分くらいだと思います。だから、このスコアで全曲248ページ。。(指揮者用だと120ページくらい?)
これを覚えるって。
しかもフォトコピーって信じられないのですが。
信じられないと騒いでいても、仕方ないので。
暗譜の方法をまとめてみると
①楽譜を眺める(楽器を持たない)
旋律の上がり下がりを確認
臨時記号の意味も確認
フレーズの違いを確認
曲の作りを確認
②歌う(楽器を持たない)
③楽譜をフォトコピー(楽器なし)
1.楽譜に印をつける
色鉛筆、○とか⬜︎で囲う、
言葉を添える
印が印象として残る
2.音符を絵や図形のように全体的に眺める
→沢山の音符を一度に認識可能
④楽器で弾く
1.ドレミを唱えながら
2.目の前に現れた楽譜のフォトコピーの通り弾いていく
と、まとめてみたけれど。
できるのだろうか???
とにかく。
フォトコピー。
訓練が必要らしいけど、やってみようかと。。
慣れるととても有効らしいので、それを信じて。。
できるかなぁ。。