チェロとセミリタイア生活

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判断力

年上(親世代)は、情報はテレビ。
そして、判断の基準は、「口コミ」のようです。

ネットもデマは沢山あるし、信用できないけれど、ネットのデマが可愛く見えるほど、「口コミ」は、あり得ないことが多く、唖然とします。
でも信じてる。
「いや、それは違うでしょう」と言っても「〇〇さんが言ったから本当だ。〇〇さんは、いい加減なことは言わないから」と、信じてる。
信念たるや凄いものです。

こちらも諦めて放置状態です
何言ってもダメなので(笑)

かく言う私も、高名な人に言われるとすぐ信じるところがあります。

昨日、マーラーの話書いていて思い出したんですけど、

社会人になったばかりの頃、大学時代の友達とマーラー交響曲第一番「巨人」のコンサートを聴きに行く機会がありました。

リッカルドシャイー指揮
アムステルダムコンセルトヘボウの演奏会で。
シャイーがものすごく太ってるころで、ダイナミックに指揮をして、
でも演奏は、凄く繊細で。
くら〜いところから明るいところに移るところも御伽噺のような不思議な世界を見事に表現し。
最後の楽章は、ガラッと変わって、待ってましたとばかり、盛り上がって盛り上がって。
最後にホルンが10人立ち上がって、吹いたときには、もう友達と喜んじゃって。。
私達だけではなく、他のお客さんも大喜び。立ち上がってのブラボーで、会場全体盛り上がって。。
帰る途中も友達と、感動の瞬間を伝えあって、昔のバカした事とか、腹たったこととか、苦労したこと全てが笑い話になるほどのステキな夜だったのです。

数日後、新聞を見たら。
あのマーラーの演奏会の評論が出ていました。
当然褒めまくっているだろうと思ったら。

めちゃくちゃ。。

技術はダメだし、表現力はないしと、もうクソ味噌って言葉がぴったりの評論で。
最後に「そんな演奏にも関わらず観客は熱狂していたのが不思議だった」
と。。。
ガッカリです。

今ならそんな記事見たら、アホかっ!
って言って切り捨てますが。。(笑)
演奏の技術を評価するのは、プロとして必要なのかもしれないけど。
観客あってのプロでしょ。
観客がなんでそんなに熱狂したのか、不思議なら考えろよ!分析しろよ!
と、新聞相手にどついて終わりそうですが(笑)

でも
まだその時は若かったので、大新聞の評論家の話をそのまま受け入れて、がっかりして。。

これが、近くの大人に言われたのだったら、
人それぞれでしょ!
と、反抗してたでしょうけど、

高名な方に言われると 
そうか 
と思ってしまって。

凄いと思ったんだけど、そうか違うのか。
私は聞く耳がないのかと、落ち込み(笑)

数年後、「評論家の視線と普通の人の視線は違うんでしょ。それだけよ。惑わされちゃだめよ」
と、年配の方に言われ。あーそーいうことか。
と、やっとあの記事の呪縛から逃れられたのですが。
大人の階段のーぼりー。って歌がありましたが、
まさに一段登ったって感じでした。

もひとつ。
10年ちょっと前に佐村河内守さんという作曲家が登場しました。
耳も目も不自由で、体調も良くない。
その人が作曲した交響曲第一番 Hiroshima はものすごく話題になり。
NHKも特集番組を作ったりして、「現代のベートーベン」と言われ、時の人になっていました。
凄い!と私もノリノリになって、
CDを予約して、買いました。
とても難しい曲で、???って感じだったんですけど、でも良いような気がしてて。感動すら覚えていた私ですが💦
数年後、これは佐村河内守さんが作曲したのではなく、別の作曲家の新垣隆さんが全て作ったものだということが発表されて。
えー!ってことになり。
つまり、かなりの人たち(有名な作曲家も、音楽家もそしてテレビ局も)が騙されてたことがあかるみに。
まあ、ゴーストライター新垣隆さんはキチンとした作曲家で、その曲も評価できる曲らしいのですが。
複雑なバッググランドがある佐村河内さんだからこそ、評価された曲であり。。。複雑。。
改めて聴いてみると。前は感動したような気がしたけど、今度は最後まで聴くことすら出来なかった💦
この時も落ち込みました。
騙されたという怒りは全くなかったのですが、
情報に惑わされて、乗ってしまった自分が本当に情けなくて、後味の悪いこと。


最近は、歳のせいか、世の中の情報があまりに多いせいか、疑ってかかるようになり、自分の判断も信じるようになってはいますけど。

でも、ちょいちょい引っかかっています。
季節限定とか今だけとか
〇〇さんご推薦とか。。
目の前に商品があれば、確認できるし、
その間に頭を冷やすこともできるんだけど
最近は通販ものが多くて、
ついついポチッとやってしまって。
大概後悔します。

大きく人生を狂わすもので無ければ
まあ仕方ないかなと思うのですが。
それにしても、いい加減学べよ!とよく思います。

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