合奏練習のときは自分の譜面台を持っていきます。
アマチュアオーケストラに入団すると練習以外に係の仕事というものを持ちます。
練習会場を予約したり、練習計画を立てたり、演奏会の準備をしたりと色々あるんですが、この係の仕事というのが結構手間がかかって。。。練習そっちのけになることもあり、ブルーになることも多々あるのですけど。
昔(30年ほど前)は、団が譜面台を全員分持っていて、練習になると係の方が車に乗せて持ってきて、皆で使い、練習が終わるとまた係の方が持って帰るのが日常でした。
その頃は、譜面台は、個人で持っている人もいましたが少数派だったし、何より携帯用の譜面台自体が重かったので、団員の負担を考えて、団で用意するのが一般的でした。
だからといって、準備するのは、面倒な作業だったと思います。重いし、保管場所も必要なので。しかも毎週だし。ほんとに係の方には感謝です。
で、今は、安くて軽い譜面台が出ていて、
個人が譜面台を持ってくるのが常識となっていて。
ヤマハ YAMAHA 軽量 譜面台 MS303ALS ケース付属 強さと丈夫さを兼ね備えた600gの軽量モデル ワンプッシュで角度調節が可能 コンパクトタイプで持ち運びに便利 MS-303ALS
小さく折り畳めて携帯も便利です。
練習中は、それぞれ工夫していて
筆記用具とかチューナーとか
すぐ使えるようにしています。
例えば私の場合
鉛筆もチューナーも磁石でくっつけてて
鉛筆のおしりには、消しゴムで出来てるキャップを取り付けてます。
練習中は、指揮者の指示とか、トップ奏者からの指示とか、自分で必要と思うことなど色々書き込みます。
鉛筆もすぐ取り出したいし、訂正がある場合はすぐ消したい。
手近なところに、邪魔にならないように置くようにしたらこんな感じになりました。
周りの方々も色々工夫しています。
中には、鉛筆すら持ってこない強者もいますが💦(注意されたところ、覚えてるのか??)
大体の方は💦練習効果をあげようと、あーでもないこーでもないと考えています。
歳をとると、目が悪くなるので。。
楽譜は可能な限り大きく拡大コピーしたものを用意しますし。
楽譜用の距離に合わせた専用メガネを作るひとも
明るくした方が見やすいと、ライトを付ける人も
ライト 譜面台にクリップで取り付けます
KC 譜面台ライト グースネックタイプ 4LED ブラック KML-02/BK
そんなの不要でしょと最初は思いましたが、使わせてもらうと結構よく見えて便利❤️
オペラ とかバレエのときのオーケストラピットでも使われてますよね。
家での練習は、また違う譜面台を
マンハセットの指揮台
マンハセット 譜面台 M49 ディレクターモデル(Director's Stand)ブラック
合奏で使う携帯用の譜面台は、安定性に難があるので、家ではしっかりした作りのものを。
後ろのボックスに楽譜が置けるので、よく弾く楽譜を置くのにとても便利です。
これに 小物入れを取り付けて
鉛筆とか松脂とかごちゃごちゃした小物がひとつにまとまるので気に入っています。
我が家では、組み合わせてこんな感じに。
前にかけてある布は、楽器を拭くためのもの。
チェロ関係のものは、ここ一箇所に集約しています。
どん!と置きっぱなしです。
昔は、家でも携帯用の譜面台で練習していたのですが、ちょっとしたことで倒れるのでその度に練習が中断していました。。
置きっぱなしも出来ないし。
今は安定感のある譜面台になって、
常設のチェロ空間ができるので気分も上がり。。
効果バツグンです。
つい先日、
NHKの番組でウィーンフィルの野外コンサートの模様が放送されました。
そしたら
バイオリンの予備の楽器が譜面台に引っ掛けられててびっくり‼️
ここにも。。
聴くのそっちのけで探したら(笑)他にも何台もあって。。
軽い簡易型の譜面台ではなく、しっかりとした譜面台のようですが。
譜面台が倒れたら、楽器は間違いなく壊れます。
安い楽器ではないだろうし。。(安くても嫌。。)
かなり怖いのですが。。
なんででしょう??
ちなみに、ウィーンフィルのコンサートの時に使う楽器は、個人のものではなく、みな団所有のものを使うんだそうです。
全体の音質を保てるからだとか。
このぶら下がっている楽器も団所有の楽器なんでしょうけど。
でも怖いなあ。。