チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

合唱とオーケストラの違い

来年夏に行われる演奏会「ブラームス  レクイエム」の「合唱」の申し込みをした。

 

合唱は高校1年の音楽の授業以来、やってない。あとはカラオケ?カラオケもそれほど好きではないので、歌ってないし。

 

何より、「合唱団」というものが未経験

 

だから、さっぱり様子がわからない。

 

頼りになるのは、ネットの「募集要項」だけ。

申し込みを受け付けた旨のメールもきた。

お世話になっております。

ご入金が確認できましたので、正式登録させていただきました。
初回練習詳細につきましては2023年1月13日までにはメール をお送りしますのでご確認ください。

つまり、1月中旬まで連絡がないようだ。

 

でも、ひとつ。

楽譜を購入するようにとお達しがあった。

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買うようにというメール


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これを買うらしい。。

 

へぇ。。買うのか。

 

これがオーケストラになると。。

全てネットで、ダウンロードだ。

つまり、無料

アドレスがメールで送られてきて、そこを開くと、オーケストラの全パートの楽譜がある。

そこの、チェロパートを選んで、ダウンロードして、自宅で印刷する。

演奏会一回分はなかなかのボリュームだ。

途中で止まったり、紙切れしたり、インク切れしたり。なんか変に印刷されたり。

出来た!と思っても、ページが抜けていたり、と色んなことを起こしながら、印刷終了。

 

そして。。

製本する。

順番を間違えないように。

ページが書いてある楽譜なら、わかりやすいんだけど、何にも書いてないものもあり💦注意しなくてはいけない。

 

それでやっと楽譜準備終了。

かなりの手間だから、物凄く達成感がある。

 

機械に弱い人は、ダウンロード作業は、「恐怖の作業」らしくて、「訳わからないの!」と仲間になんとかして!と、泣きのメールが来ることも多い。

 

そんなに大変なら、印刷してあげようか?

(2枚ずつ印刷すればよいだけだから)

と言いたいんだけど。

それは、絶対やっちゃダメと言われた。

「一度やってあげたら、ずっとやってあげないといけなくなるから。オーケストラやるなら、それできないと話にならないから。」

なるほどなぁ。と思って、どんなに泣きのメールが来ても、励ますだけにしてる。

 

そんな方々もいらっしゃるので。

オーケストラの楽譜が手元にそろうまでは、結構大変。

 

合唱団のように、購入すればそんな手間は全くない。泣きも入らない(笑)

まあ、合理的だし、その方が音楽出版社の為にもなるし、良いことなんだろうなとは思うけど。

「合奏の楽譜は無料」と思って育ってきた私としては、ちょっと複雑。

でも、コピーさせてもらう友達もいないし、買って!と言われているから、注文した。

 

ちなみに、ちょっと前のオーケストラ。

ダウンロードなんて洒落た(笑)ことが出来る前は、「楽譜係」がみんなの分をコピーした。

シンフォニーだと弦楽器は20枚くらいになるし、小曲もあるから60人程度のオーケストラだと、コピーは物凄い量。

一度楽譜係の手伝いをしたことがある。

楽譜係は、コピー代を安くあげようと、個人の家のコピー(団員で歯医者さんを経営してる人がいて、その人が持っていた大型コピー機)を使ってコピーしていた。 

楽譜は見やすいように拡大するんだけど、それも細かいパーセントが決めてあって、紙を置く方向も決めていた。

ちょっとくらい傾いても。。なんて許してもらえなくて、いつも何とも思わないで受け取っていた楽譜がこんなふうに丁寧にコピーされていたのかと、感動すら覚えた。

 

もしかしたら、合唱団も昔はそういう「楽譜係」がいたのかもしれない。

合唱団は合唱団で色んな歴史があるのだろう。

練習が始まったら、聞いてみよっと。

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月8日(火)

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