チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

オーケストラ練習中のおしゃべり

今日もジュニアオーケストラのお手伝いで合奏練習に参加。

3回目ともなると、周りの方々とも少しずつ顔見知りになってきて、会話も増える。

とは言っても、3時間の練習時間の中で、ほとんどの時間が楽器を弾いている。だから、おしゃべりする時間はほんのちょっとなんだけど。

練習の合間の短い時間に、隣の人とちょこちょことおしゃべりをする。

これが結構楽しい。

合奏という、物凄く楽しい時間のおしゃべりだから、みんな上機嫌なことが多い。(弾けなくて落ち込んでることもあるけど)だから受け答えが明るい。

それど、練習の合間なので超短時間のおしゃべりで、無駄がない。ダラダラとしたおしゃべりはないから、気楽なおしゃべりになって凄く楽しい。

 

今回の隣は大学生のお兄ちゃん。

 

下手したらお兄ちゃんのお母さんより年上の私と隣でお兄ちゃんはドキドキしているのではないかと思い。

というか、見ていると母親のような気持ちになって、ついつい世話を焼きたくなる。

先週、ついついやってしまって。(笑)

鉛筆忘れたって言うから、貸してあげて、そこまではよかったのだけど、

楽譜に必要なこと書いて無かったから(練習中凄く困るので)休み時間に、楽譜写すとよいよー!って私の楽譜と鉛筆渡したら。

「ぼく疲れてるから、休み時間は休みたいのでいいです」とお兄ちゃん、ちょっとウザいなぁ。という感じを見せられて。

ちょっとやりすぎたか。。と反省した。

 

今日は、ウザく思われないように。。(笑)

そんなに話しかけないようにしてたけど。

 

ずうっと黙ってるのは無理だ!

 

お兄ちゃんも何か話そうと思ったらしい(笑)

 

私の譜面の紙がコピー用紙と違うのが気になる!と聞いてきた。

私は楽譜の紙はクリーム色のちょっと厚めの紙に印刷してる。

この紙で印刷すると凄く譜面が見やすくなるし、厚手なのでしっかりしていて使いやすい。

Amazonで買えるよ。500枚単位とかで多いけど。年単位で結構使うのよ。オススメよ」

へぇーいいですねぇ。

と、お兄ちゃん褒めてくれるので私もご機嫌になる。でも、あまり調子に乗ってはいけない。ほどほどで話を収める。(笑)

 

その次は、楽譜バサミに興味を示してきた。

楽譜をまとめるために、折れ曲がらないように挟んでいるものなんだけど。

売ってるものはビニール製で厚手で重い。

 

私の楽譜バサミはダンボール製。

友達が、「手作りだけどあげる」とくれたもの。もう5年以上使っているけど、まだまだ現役。軽いし、嵩張らないし凄く便利。

お兄ちゃんもこれはよい!

と思ったらしい。

 

オーケストラの練習には色んな道具が必要で。

楽器の道具(本体、弓、楽器ケース、松脂、楽器ふく布、エンドピンを抑えるゴム)から始まって、譜面台、譜面、スコア、鉛筆、消しゴム、チューナー 、人によっては楽譜見るためのメガネ、スリッパ、あと腰が痛くなるから椅子に敷くクッションとか。。それに、飲み物とか飴とか。。

3時間の練習時間のために、かなりのモノが必要で。それを狭い空間に置くので、出来るだけコンパクトに使いやすいものを使いたいと皆工夫する。

 

さっき書いた楽譜バサミもそのひとつ。

みんな色々、工夫する。それを何十年もやってるから、年季が入ってる。

大学生はまだ初めて数年だから、そんな年季の入った「グッズ」は興味津々らしい。

 

おばさんは嬉しくなって、説明する。

「ただダンボール切っただけのものだけど、良いわよー。でも、これは白だけど、黒だったらもっと良かったなぁと思うのよ。」

お兄ちゃん、凄く頷いて、褒めてくれる。

 

私が器用なら、ちゃちゃちゃと作ってプレゼントしたいところだが、私は信じられないほど不器用で。。

まあ、作ったら作ったで、ウザく思われるかもしれないけどね。

 

隣に座るひとが変わると当然のことながら、話も変わる。

物凄く話上手な人が座るともちろん面白い。

やってる曲についての詳しい背景なんて話してくれると、もう嬉しくて惹きつけられる。

 

あまり好きじゃないひとが座ることもある。まあ、向こうもそう思ってるんだろうけど、でも、不思議とその人の良い面が見えることが多い。楽しい時間だから、共通の趣味の話だから、良い面が見えるのかもしれない。結構笑い合って、「あれ?こんなよいところあるんだ」と思うこともよくあった。

 

今はオーケストラには所属してないけど、もしまた始めることができたら、練習してちょこっと喋って、はいさようなら。という団に入りたいと思う。

オーケストラの新規団員募集のページを見るとよく「みんな仲良しでアットホームなオーケストラです」と書いてあるところが多いのだけど、それを見るたびに「いや!私には無理!」

と思う。

でも、そういう「アットホーム」を目指すアマチュアオーケストラが殆どで。。

アットホームになると、喧嘩も増えて面倒なことが多くなるので、嫌なのです。

私が楽しめるオーケストラはなかなか見つからない。。

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年9月10日(土)

お客様

ビフテキ

サラダ

なめこ

 

確か、2日前もお客様でビフテキだった。

この時、沢村さんは63歳。。

今の私より年配。やはり、牛肉はパワーのもとなのかしら?