チェロとセミリタイア生活

趣味のチェロとか お気に入りとか日々の発見とかアラ還女の視線でお届けします

1番楽しい瞬間

オーケストラに所属していると楽しいことも多いけれど、正直面倒なことも多い。
和気あいあいとアットホーム。の時もあるけれど、結構個性がぶつかりあって、色んなことが起こっている。
オーケストラは趣味の団体。そして、色々な社会の人々が集まる。オーケストラにかける「時間」も人それぞれだし、オーケストラに向ける「温度」も人によって全然違う。大体その違いでトラブルが起こっている。
学生オケなら平均4年のサイクルでメンバーは一新されるけど、社会人オケはそれはない。変わらない。しかも、みんな一緒に歳をとって、頑固さが増してくるので(笑)もう大変❗️
もちろん、大人の集まりだし、楽しむために入団している方々なので、上手くやっていこうとかなり、とても気をつけているけれど、やっぱりトラブルはあちこちで起こってて(笑)

じゃあ、
そんな面倒なところで何でやってるの?
と言うと。
多分、というか、絶対

「合奏したいから」

なんだと思う。

マチュアだけど、下手だけど、オーケストラの曲を弾きたくて、弾きたくて仕方がない人たちばかりで、
でも、オーケストラをやるのは、人数が必要で、
1人では逆立ちしても出来ないから、多少の人間関係や時間の融通は利かすし、我慢する。
 特に管楽器は、一つのパートでせいぜい3人くらいしか必要ないので、入団するのも大変で。せっかく入団したし、退団してしまうと次のオケに簡単に入れる訳ではないから、入団が容易な弦楽器に比べると耐性力もかなり高いのだと思う。
みんな頑張ってるし、耐えている(笑)


 私は?
練習は好きだし練習に時間をかけることには全く抵抗はない。そちらの「熱さ」はあるけれど。
でも、練習以外のことは、出来れば「それなりに」やってすませたい派で、団に対する「熱さ」は全然高くない。
もちろん、団員である以上、練習以外の仕事もキチンとやる「常識」はあるつもりなので、「仕事」は、他人よりちょっと多めにやる。自分では他人より多めのつもりだけど、外から見れば「人並み」に見えるだろうから。ちょっと多めにするのが良いのだろうと思ってる(笑)褒められないけど文句も言われないレベルを維持してるつもり。
 だから、団の運営は、出来れば幹部の「熱い」方々にお任せしたい。幹部の方々が決めたことに粛々とついて行って、とにかく練習が出来れば私は満足。
 団の運営に異議を唱えて、議論する方々もいるけれど、私は幹部が決めたことに従って、議論は最低限でさっさと練習をやりたい。団員として意見を言えと言うなら、「多数決、なんならジャンケンで決めてさっさと先に進んでくれ」と言うと思う。(怒られそうだけど。時間を取られたくないから)

 好きな合奏練習がスムーズに行えれば満足で、個性をひとつずつ取り上げて時間をとるのはわたしとしては不要だ。
 もちろん、法律に反するとか人としてあまりに酷いことは、従えないし、どんなに良い合奏環境を与えられても参加しない。
 でも、そうでなければほぼOK。

でも、本当に色んなことがある。
色んな仕事が回ってきて、それが進まなくてイライラしたり、練習も上手くいかなくて、追いつかなかったり。
体調崩したり、家庭内でぐちゃぐちゃあったり。
 毎回演奏会を迎える時は、結構疲れている。

でも、

ある瞬間で私は元気になる。

演奏会が始まって、オーボエがラの音を出して、チューニングが始まる。
それが終わって、会場全体が静まりかえった時、指揮者が出てくる。

指揮者は拍手のなかおじきをして、オーケストラの方に振り返る。

大概殆どの指揮者は、無言で、うんうんと頷く。
行くよー、大丈夫?という合図だと思う(聞いたことないけど多分そう)

そこで、指揮者は指揮棒を上げる。

その瞬間!

みんなが指揮者の方を見て、一斉に息を吸う。
空間を共有していて、
「みんながひとつになった!」と感じる瞬間で。
 
その瞬間がたまらない。

その後は、なんせアマチュアオケなので、色んなことが起きるけど。(笑)

普段は、仲悪い人も、気に食わないひとも(笑)
とにかくみんな
最初のあの瞬間は、あの瞬間だけは
みんながひとつになる。

それで私は幸福感でいっぱいになる。
オーケストラにいるがゆえの面倒なことが、この瞬間は忘れられる。
大変だったけど、やっぱりまたやろう。と
(そう、思いながら辞めるこどあるけど、また性懲りもなく再開する)

この瞬間を体験すると。また頑張って次に進もうと思う。

今はコロナで、合奏練習は難しくなっている。演奏会も感染を気にして、無観客にしたり、観客を少なくしたり、プログラムを組み直したりと今までと全然違う環境になっている。
きっとみんな思いっきり合奏したくて、イライラしてると思う。
収束すれば、また演奏会も普通に行えるはず。
その時は、あの「瞬間」をまた経験したい。
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