大学生の時から演奏会の次の日は、疲れ果てていて、何も出来なかった。
大学生の演奏会は、力技で、演奏会めがけて追い込みが凄い。今思うと、無駄に焦っていただけのような気がするのどけど、とにかく演奏会1週間前は忙しかった。
前日の夜に(8時くらいまでかかった)楽器をトラックに乗せて(今では考えられないのだけどその頃は普通にやっていた)準備が終わり、やっと家に帰る。
次の日も朝早くから会場に行き、準備、リハーサル、そして演奏会。
演奏会が終わると、打ち上げで朝まで盛り上がっていた。
だから演奏会が終わるともうボロボロになっていて、気も抜けているので必ず寝込んだ。
社会人オケになると、大人の集団。というか、老人の集団なので、追い込みなど絶対しない。
逆に疲れがでないように、身体を労わるように、とお達しが出るほど(笑)
とは言っても、自主運営なので細かい仕事や打ち合わせがある。
今思うと、そんな細かい打ち合わせなど必要だったのか?とも思うけど、落ち着かない日が続き、練習前日の夜に最後の練習をし、当日は朝からステージリハーサルを3時間くらいみっちりやって、急いでお昼のお弁当を食べて本番。
打ち上げも、2時間程度で軽く終わらすのだけど、やっぱり次の日は、疲れ果てていた。
今回の演奏会は、エキストラで、前日練習は台風で中止、当日は朝からだけど、エキストラは団員より遅い時間に集合(舞台セッティングは団員がやってくれてエキストラは免除)するし、事前に細かい仕事もないし、打ち上げもないし、でものすごく楽だったんだけど。
やっぱり疲れてる。
さすがに身体はそれほど疲れてないんだけど、頭が緊張状態が解けなくて、落ち着かない。
頭がほてってる感じ。
それが何日も抜けないのです。。
自分では感じてないけれど、緊張していて、それが長い時間続くからなかなか元に戻らないようです。
どうも演奏会疲れは、身体が疲れるというより
メンタルで疲れているらしい。
何十年もたってやっとわかった(笑)
合奏好きとしては、これからも演奏会が何度もあるでしょう。
そのたんびにこんなに疲れ果てていたらやっていられない。。
対策、対策。。
本番当日のリハーサルで、一生懸命やりすぎるのかも。。
本番前だから、軽く流してくれるとありがたいのだけど、指揮者はそうはいかないらしく。。
大概、熱を帯びてきて厳しくなる。
厳しく接してくると、それに答えなくてはいけないと、こっちも頑張って弾いてしまい。
疲れ果てるんです。
下手すりゃ、本番にもう力が無くなって、かえって酷い演奏になることも。
昔いたオーケストラのおばさまは、それを防ごうと、指揮者がどんなに怒っても我関せず、リハーサルは適当にしか弾いていませんでした。
結局、それが一番賢いのだろうけど、なんか人として良くないようで、出来なかった
でも、もうそんなことは言ってられない時期に来てる。。
次回は、
リハーサルで力を抜く
をやってみよう。
しかし、次の演奏会はいつなんだろう?(笑)
昭和41年9月27日(火)
天ぷら
五色なます
納豆汁