チェロ 先生主催のジュニアオーケストラ演奏会。
私はお手伝いで出演。
ジュニアオーケストラは名前の通り、若い人たちが多い。子どもも多いが子どものお母さんも参加していて、お母さんと言えども、30代くらいのお母さんなので、やっぱり若い。
みんな初心者ばかりなのでそれではオーケストラが成り立たないので、エキストラを呼ぶ。
そのエキストラになったのだけど、こちらはエキストラと言っていただけるほど、弾けてなくてあわあわしていて、毎回必死で練習に参加していた。でも、何回か参加するうちに、少しずつ余裕が出てきて、周りを見回せるようになってきた。
そして、本番の日。
左隣は体験でやってきた5歳の男の子
最後の曲のほんのちょっとだけ出演します。
そんなに興味はなさそうで、楽しいのかな?と思っていたけど。
待っている間(15分くらい)ちゃんと座って待っていた。
バイオリンのような小さなチェロ がまだまだ彼には大きくて。凄く重いようだけどちゃんとずっと構えてた。
それだけで、感心する。。。
そしてちゃんと出番になると自分で判断して
一生懸命弾く姿は、本当に可愛い。
可愛いすぎて見惚れてしまい、私の方が間違えた💦
それほど興味は無さそうだったから、しばらくチェロ は弾かなくなるんだろうなと思うけれど、この経験、心の隅に残ってくれると良いなと思う。
左隣は、大学生の男の子。私の昔のチェロ を買ってくれた。私と同じ、エキストラで出演。
大学四年生となると大学の中では最年長の部類で、色々指導する立場だろう。就職も決まって、「大人だ!」と頑張ってるところが、大学卒業して40年近いおばさんから見ると凄く可愛い。。
あんまり声をかけると「ウザい」だろうなと思って、必要最低限しか声をかけないようにしていたら、本番の運行がわからなくて心配だったらしく、やたらと話しかけてきてくれる。
またそれが可愛くて。
夫にその話をすると、「気を遣ってくれただけだ」と言うけど、私は違うと思ってる(笑)
コントラバスの高3の女の子。
何回かエレベーターで出会って喋っていたら仲良くなった。
お昼のお弁当のときは、「ご一緒しても良いですか?」と誘ってくれて、ウキウキ。。
息子と同じ年だけど、それは言わず(笑)
お弁当を食べながら音楽の話をする。息子と同じ年とは思えないほど大人で、頭が良い。だから話も楽しくて、仕方ない。
彼女のこれからやりたい話を喋ってくれた。オーケストラをきっかけに音楽高校に進んだが、そのまま続いている音楽大学ではなく、受験して芸大に進みたいそうだ。国立なので共通テストはあるし、演奏のレッスンで勉強する時間はないし。。で、大変だとか。でも、オーケストラもやりたいし、室内楽もやりたい。色んな豊富を語ってくれて、聞いていて私も同じ年齢のような錯覚を起こして(笑)むくむくと元気が出てきた。
いやいや、私は親子以上に年齢が違うのよーと思ったけど。
「思うのはタダ!」
「ワタシもがんばろう!」と、若いエキスをもらってご機嫌になった。
でも。。よくよく見渡すと、私が最年長のような気がする。1番ではないかもしれないけど、上位3人には確実に入れる。
皆さんから見たら、「年とっても楽しんでいて良いですなぁ」という感じなのかもしれないけど。
まあ、それはそれで見ていただいて、私は私で若いエキスをいただこう。
演奏会本番は、決して良い出来ではなかったのだけど、色んなことを吸収できて、何より楽しめたのは本当に良かった。
それに、それだけ吸収できても無料で、お弁当とお茶を無料でいただけたのは、ありがたかった。
また呼んでもらえるといいなぁと思うが、来年どうかなぁ。。
昭和41年9月26日(月)
さんま塩焼き
五色なます
牛肉しょうが佃煮
わかめの味噌汁