息子浪人生。
ラストスパート のはずなんだけど。
なんやらピリッとしない。
赤本(過去問)を解いてはいるのだけど、なんとなく解いていて、間違ったら、あー間違った。で、答えを見て、そうか と理解して、終わり。
いや、違うやろ。
ここで賢い母は、じっと堪えて、本人のやる気になるように導いていくのだろうが。
申し訳ないが私は違う。
「何がわからなくて解けなかったのか分析しなくちゃダメでしょ!」
と、言うが、本人はポカーンとしている。
なぜ、この時期にそれがわからん!!!
ったくどうしようもない奴や!とプリプリしていたら。
今年初めのチェロのレッスン。
年末を挟んだので3週間ほど時間が空いた。
最初に先生の前でさらってきた曲を弾いてみると。
先生、ため息をついて。。。
「なんとなく流して弾いてます。これじゃあ上手にはなりません」
確かに、なんとなくこんな感じ?と思いながら弾いていて、しかも一つ一つ聴きながら弾いてないから、音程がずれていても(しかも気がついてない)進んでしまっているらしい。
いや、らしいっていう状態を先生に指摘されるのは、かなり恥ずかしいことで。
「あーまたやってしまった。。。」と恐縮することしきり。。。。
とはいえ、前進しているところはある。(わざわざ威張るほどのことでもないけど。。。一応)
前に比べて、左手(指板を押さえる方)は指の形をあらかじめ考えてて、引く前に手の形を整えてから押さえる癖はついた。(これは私の脳でもインプットされている)
でも、そこで安心してしまって、指の開きが狭かったり広すぎたりしないようにの配慮がまだ足りない。形できてるところで私にとっては完成していて。次に考えが及んでいない。
途中で、満足してしまって進んでないと言うことなんですね。
考え方を息子に戻すと。
息子なりに前進はしているのだろう。
でも、目の前のこと(問題を解いて丸つけまで)で精一杯。
先のことを考える余裕がまだできてないらしい。
まだって。もう入試は目の前です。しかも2回目。
いや、とにかく前に進もう。息子。お母さんも練習頑張るから。。。。