チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

まずは、準備万端にしなくてはいけないらしい。

前回のチェロレッスン。

もう一つ 練習曲も やったのですが

 

30番 苦戦しています。

 

ここで言われているのが、左手の指の準備が遅いこと。

今回だけでなく、ずっと言われていたんだけど、今までは弾く前に、次のパッセージの指の形(4本ね)が出来ていれば合格になっていた。

と言いながらできていないことも多々あり。。。

でも、今回からは、形だけじゃなくて弦を押した状態で待機できるようにしてください!

と要求のレベルが上がった。

 

形を作るだけでも大変なのに。。。

押す動作も。。。結構難しい。

 

先生によると、素早く準備ができないと早いパッセージが弾けないから、

早いパッセージを弾きたいのなら、絶対これができないとだめ!!

 

とおっしゃる。

 

早いパッセージ。憧れます。

 

個人で弾くのであれば、自分のペースで弾けば良いのでテンポを遅くすれば良いけれど

合奏になったらそうはいかないので。急ぐ。

まあ、大概弾けませんので 練習します。

何度も何度も練習して 弾けるようになるんだけど。

不思議とそのパッセージだけはできるようになるんだけど、他は全然。

応用が効かない。

なぜだろう?

 

練習方法が 違うらしい。

右手(弓)を必死になって動かす練習をしてるから。それが間違い。

 

私も、右手(弓)の動きが遅いから弾けないんだと思っていた。

 

でも、先生によると

「左手の時間を短縮しないといくら右手を早めてもダメです」

とのこと。

 

まさかあ。とちょっと思ったけど(もちろん口には出していない(笑))

ちょっとやってみると確かに当たってる。

 

スピードが上がると左手も早く動かしているんだけど。

そもそも指一本ずつ置いて弾くもんだから、時間かかる。

でも、

4本いっぺんに置けばいいんですよね。時間が4分の1になるんだから。

 

時間が4分の1になったらかなりの余裕です。

その分、弓にも集中できるし。。。。

 

なるほどねえ。

 

でもね。4本いっぺんに用意するって結構というかものすごく大変。

 

前の小節を弾いている間に次の小節の指の形を考えて。

小節に入った途端に指の形を変えて、なおかつ弦を押す。

 

私的には神業のような気がしますが。。。。

 

当たり前の作業なのですね。

 

本当にできるようになるのか。 心配ですけど。。。

 

早いパッセージを弾けるようになりたいので。。。

練習しよう。。。

 

考えてみればギターのコードは、名前が付けられていて、ギタリストはコード名を見ただけで

音も指の形も無意識に出てきてる。

 

ギターやってる人はできてるんだから 私にもできるはず。

と、自分を励ます。

 

あと、今回は指の形の準備だけでなく、次の段階の 弦を押した状態で準備するように!と言われている。

4本の弦を押すのは結構力がいるんです。

そして、指を上げたり下げたりするのもその度に力がいる。

 

その対策として。

押したまま 移動する!

とご指導があった。

一度押したら、そのままずずずっと次の位置まで決して指を上げないで移動するように!

 

なるほどねえ。

上げたり下げたりを省くと力の省エネだけでなく、上げたり下げたりする時間も省けるから。

こっちも必須ですねえ。

 

また一つ問題が。。。

 

4本の弦を押し続けるのは結構力がいります。

 

なんか大変!と先生に訴えると

「腰に力が入ってないから」

とのこと。

 

力を入れるときはきちんとした姿勢にならないと、力は入りません!

腰に力を入れて! その姿勢を保ってください! と先生は言うけれど。

 

私は何でも楽ちんが好きで。。。

最近は洋服も楽ちんを第一に考えて着ている。

もちろんスカートはゴムだし。

ズボン(言い方古い?)もゆるゆるが好き。

ピチ!っとタイプは もう信じられない。

靴だって ぺたんこタイプ。

 

以前、88歳のお婆さまの誕生日パーティなるものがあって

参加させてもらったら、そのお婆さまがピンヒールを履いてスタスタ登場なさった。

もうその時、ぺたんこ靴を履いていた私はびっくり仰天して、反省したけれど。

程なく、私は私 と訳のわからないことを呟いて ぺたんこ靴を続けた。

 

そんな私が、姿勢をきちんとするとか、力を入れ続けるとか

生活に負荷を与えるのはかなり大変。

でも、チェロが上手になるために。

 

私は頑張る。。。。

そして練習は続く