プリンターが突然止まった。
あとは裏面(宛名は印刷済み)を3分の2ほど(90枚くらい)印刷したら、終了。
いつも悩まされるプリンターに今年は悩まされることなく終了できる。
と、思った矢先。。。。
表示を見ると「メンテナンスボックスを交換してください」と書いてある。
このメンテナンスボックス。何年も前(コロナよりずっと前だったのでかなり前)に同じ表示がでて、慌てたことがある。
一体なんなんだ?と調べて、結局アマゾンで注文して数日後に届いて、事なきを得た。
その時は別に急ぐこともなかったのだろう、でもものを注文しないとプリンターが動かないというのは少し恐怖だった。さりとて、5年か6年に一回と言われるものをあらかじめ予備として買っておくのも憚られて(必ず無くなるし、その前にプリンターが壊れるかもしれないし。。。)買わずにいたのだけど。
今は12月30日の夜。。。。年賀状印刷中。。。。
アマゾンで到着日時を見たら1月2日とか。。。あり得ない。
右往左往して、結局近所の家電量販店に売っていることがわかり(現代社会は量販店の在庫がネットですぐわかることを知った)とにかく、明日、量販店に買いに行くことにした。
でも。
言い換えれば、今日はもう年賀状は何も進まない。。。
朝からおせちの買い物やおせち作りをしながら、家族を叱咤激励して年賀状の図案を描いてもらい、構図を考え、と怒涛のように進めていたものが、1000円ほどの「メンテナンスボックス」のおかげで、ストップがかかった。
なんともいえない挫折感。。。。
こんなことでこんなに絶望しなくてもと自分で思うのだけど、あまりにがっかりした。そしてなぜか(笑)怒りが湧いてきて。。。。
いかん、いかん。。。
今日は弾くつもりはなかったのだけど、チェロを弾くことにした。
練習曲をガンガンと。。。。
こういう時はチェロはありがたい。。。。
特に練習曲は同じフレーズが続いているので、無になってひたすら弾くことができる。(情緒溢れる曲だと、怒りに任せてひくとメチャクチャになり、かえってイライラが増すので)
ガンガンと弾いたら、少し落ち着いてきて。
お風呂に入った。。。。
なんせ、ぽっかりと時間が空いたので。ゆっくり入っても大丈夫。。。
ぼーっと湯船に浸かりながら。。。。ふと考えた。。。
「私だけの年賀状作ろうかな?」
数年前くらいから、友人からくる年賀状が、家族のものではなく、「個人」の年賀状になった人が増えてきている。
それまでは、家族の写真とか家族の近況とかを楽しげにお知らせしてくれていた友人たちも子供も巣立ち、自分の時間が増えて、自分の近況をお知らせしたくなったのかもしれない。
受け取る方としても、友人の子供が何年生になったのかというのはそれほど興味はないし💦
同世代の友達が今どんなことに興味を持っているのか、知る方が何倍も楽しい。それに自分の近況の年賀状は、文章も長くて、面白い。
私もこんな年賀状がいいなと思ってはいたのだけど。。。。
なんせ、いつも年賀状を作るのが年末ギリギリなので、自分の年賀状なんて作る余裕はなく。
今回も、家族の年賀状だけで終わらすつもりだった。
しかし、、、、
今。ぽっかりと時間が空いた。
明日まで印刷はできないが、構図を作ることはできる。
さっき、家族の分を作ったばかりなので、もう一つ年賀状を作るのはそれほど手間ではない。
作ってみようか?
問題は近況をお知らせする文章だけど。
ここ数年、途切れ途切れだけど、プログを続けているおかげで、文章を書くことにそれほど大変さはない。
以下、その文章。
私も信じられないことに今年還暦を迎えます。
還暦を迎えることを機に、新たに「終活」について計画を進めていこうと思います。
母(88歳)の介護をしているおかげで、周りのお年寄りの老後の生活を見る機会が増えて
楽に楽しく老後を迎えるために準備が必要と痛感しました。
昨年は「合唱初体験」しました。Brahmsのレクイエムと第九を歌わせていただきました。とても有益な経験だったのですが、私は楽器を弾く方が性に合っているなと思いました。
今年も、色々楽しく過ごしていきたいと思います。皆様にとっても素敵な年となりますように。
個人の年賀状は作って見ると、思いの外簡単で。。。
なーんだ。と思った。
これなら、毎年作れるかも。。
絶望感を感じた年末ではあったけれど。そのおかげで、やりたいと思っていたことが最後の最後でできた。
プリンターが止まった時は、「来年も大した年にはならん!」と思っていたけれど、
もしかしたら、良い年になるかも。。。。(ならないが笑)とちょっと期待を持って年を越せた。。。