久々に演奏会(コロナ直前以来?)
合唱の演奏会は生まれて初めて
流石に緊張しました。
楽器の演奏会は、体調管理はあまり考えなかったのですが(指の怪我に注意するくらい)
歌は体調がそのまま影響しますので。
喉が痛いなんて絶対ダメです。
体調悪かったら、1時間もの間歌い続けられません。(体調よくても立ってるのも大変なのに)
しかし、演奏会は8月で、今年は猛暑。夜はクーラーがないとやっていられません。
これでどうやって喉を保護するのか。。。。
喉にタオル巻いて寝てみたりしたけど、暑くて暑くて。。。すぐ外し。。。(笑)
もう、考えてもどうしようもないから、とにかくしっかり寝よう!と考えを切り替えて、
睡眠第一!にすることに。
数日前から早寝を実行。
体を冷やさないように、食べ過ぎなんてだめ!
大事に大事に過ごして(笑)
当日を迎えました。
朝はいつもより早めに起床。息子のお弁当があったので、ついでに自分の分も作って。
朝食をみんなよりも早めに食べて、朝8時に出発。
駅まで夫が送ってくれたおかげで、予定より早めに会場に到着。
バッチリ。
前日も夜に練習があったので、当日の朝はまだ喉も疲れている様子。
若者ならリハーサルから少しずつ調子をあげて本番に臨みますが。
年寄りはそんなことはできません。
リハーサルは、とにかくおとなしく、おとなしく。
会場の雰囲気がわかって、頭が演奏会モードになればいいのですから。
これは楽器演奏の時も同じ。
指揮者や先生たちは最後のまとめ!という感じで、「もっともっと!」といろんな要求をしてきます。
もう今頃新しいことを要求しても、無理だって!と思うのですが。
そこら辺は調整が効かないらしい。
でも、それに乗っかってはいけません。絶対に。
過去にオーケストラで指揮者の言う通りに頑張って、本番で力尽きて、ヘロヘロになって終えたことがありましたから。
絶対に、乗ってはいけない(笑)
本番。
会場は円形の劇場になっていて、ものすごく音が響きます。
歌っていて気がついたこと。
声を張り上げても、歌い方が悪ければ響かないことに気がつきました。
普段の練習会場は、普通の部屋なので、響く歌い方でも叫ぶ歌い方でもどちらも同じ音量で聞こえますが。
この会場では、響く歌い方をしないと、全く響きません。
残念なことに両隣は、響く歌い方ではないので(もちろん私も)全然聞こえないのだけど、その向こうの人の声はものすごく響いている。
しかも声を張り上げてないので、ものすごく余裕で歌っている。
「えーこれすごい!」
本番中なのですけど、今しかそんな体験はできないので、色々真似して歌ってみましたが。。
できるわけありません。
でも、演奏会は、リハーサルまで体力を温存していた方が多いらしく、リハーサルの時とは全然違う音量、響きでものすごく上手くいきました。(と思う)
パイプオルガンも鳴り、広いホールでオーケストラをバックに歌うのは気持ちがいい。
年末から、ヒーヒー言いながら練習し、毎朝歌っていたこの曲ともこれでおしまい。
寂しいなあ。と思いながらも曲はどんどん進んでいきます。
長い、長いと思っていた曲ですが、終わってみると「え?おしまい?」という感じでした。
全く合唱経験のない(高一の音楽の授業以来)無謀な挑戦が終わりました。
感動!というより、「もうあの曲は歌わないんだ」という寂しさの方が大きくて。
だからと言って、もう一度自分で歌ってみようかという気持ちもなく(笑)
楽譜をしまって、使っていた道具も整理整頓しました。
新しい世界の挑戦は思ったよりも、いろんな収穫がありました。
やりたいけど、ちょっと勇気が出ない!と閉じこもっていなくて正解でした。
やらなくては前に進む道も見えて来ませんからね。
やっぱりやってみたいな!と思うものはやっとくもんだと思いました。