チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

合わせるのが好きです

8月の演奏会目指して、何の経験もないのに合唱団に入り。

昨日は2回目の総合練習。(曲はドイツレクイエム)

音を外しまくりながらも、上手な人の音を拾って正確な音程に戻し、また外れて拾い

を続けて楽しく練習を終えました。

難しいけど楽しい。

そして

今日は合唱の先生が追加レッスンをしてくださる(有料です。3時間2000円)と聞いて参加してみました。

メールでの案内では、レッスン内容は書いていなくて、

「歌いたい曲があったら譜面を持ってきてください」とのことでしたが。

歌いたい曲? そんなものありません! というか知らない。

それでも、3時間もやるんだから、みんなで合唱やるんだろうなと思って、合唱の譜面を持って会場に向かいました。

何人くるのかな?と思ったら、女性4人だけ。。。。そんだけ?

先生も予想よりもかなり少なめだったらしく、ピアニスト代金が出ないとのことで。

ピアノは先生が弾き、そして先生が歌唱指導。小さなレッスンになってしまいました。

集まった方々は経験者で、ソプラノ。強者揃いです。

うわ!私場違いなところに来てしまった! と後悔するも

みなさん、私の経歴(高校1年の音楽の授業以来歌ってない)を聞いても顔色変えることなく(きっと心はなんだ?こやつは?と思ってたと思う。)

「おんなじですよー私もブランク長いですから。」と一緒よ!と言ってくださいます。

その優しさ、ありがたいのですが。。。。

私の場合はブランクじゃなくて、元々経験がないんですよ!全然違います!(笑)

 

発生練習をやって何をやるのかと思ったら「じゃあ1人ずつ歌ってもらいましょうか?」

と来た。

え????個人レッスン????

私は未経験者と言うことで、一番最後にしてくださいましたが。。。。

前3人は朗々と見事な歌声を披露して。。。。

私は? 

先生が用意してくださった有名な日本の歌を歌ってみましたが。。。。

笑、笑。。。。

声はかすれ、高い音は出ない。。。。もう嫌になる。。。。しかもみなさん真剣に聞いてくださって。。。。。

恥ずかしいったらありゃしない。

 

そんなとびきり下手な生徒に

先生は色々丁寧に指導してくださいます。

本当にありがたいなあと思いながらも。

図々しい私は

「1人で歌うのはあんまり好きじゃないんだよなあ」とも思っていました。

歌は嫌いではありませんが、1人で歌うのはそれほど好きではないのです。

合唱が好き。

それぞれのパートを聞きながら、一緒に歌う(弾く)時に幸せを感じるのです。

合わせるために、1人の練習が楽しいのです。

 

そうとは知らず、先生(先生自体、ソリストなのでそんな思いはわからないと思う)は

「また違う曲を練習しましょうか?」と曲を紹介してくださるようですが。。。

思い切って言ってみました。

「先生、私は独唱よりもドイツレクイエムの合唱したいんです。それを教えていただけませんか?」

先生は「えー?」とびっくり。この発言にびっくりされるのも意外でしたが、もっと意外だったのが

他の3人が「私もドイツレクイエムを教えてもらいたい!」

と声を揃えて言ってきた事。

そして、「今日、楽譜持ってきたし」と、みなさんドイツレクイエムの楽譜を取り出してきて。合唱やる気まんまん。

 

先生は、全く合唱の練習をする気はなかったし、そんな要望があるなんて思いもしなかったと言っていらっしゃいました。

でも、そんな要望があるのなら、是非、レッスンを企画しましょう!

とも言ってくださって。。。。。

 

思わぬ展開です。

 

他の3人はドイツレクイエムの合唱のレッスンもしたいけど、独唱の練習もしたいと先生に申し出ていらしたのですが。

私は合唱だけにしようと思います。

 

総合練習は200人ほどの大所帯でやりますので、他のパートが何を歌っているのかわからない状態です。でも少人数のレッスンをやってもらえると他のパートが聴けて、練習になるし何より楽しい。

でもそんなありがたい機会はないだろうなと思っていたのだけど。

もしかしたら、できるかもしれないと。

 

早速、ソプラノ3人とアルト1人(つまり私だけ)で部分的に合唱のレッスンをしてもらいました。昨日の練習の復習になるので、昨日できなかったところや疑問点が先生に聴けて、ものすごくありがたいレッスンに。下手くそアルトだけど、ソプラノの人たちは「アルトのメロディがわかってものすごく楽しかった!」と言ってくださったので(かなり無理はあるけど)まあ、迷惑ではなかったのでしょう。私もソプラノに合わせて歌うと曲がわかって楽しいし。

 

物凄く有意義なレッスンになりました。

 

歌も上手くなりたい気もするけど、基礎からコツコツとではなく、合わせながら上手になりたい。

おばさんのわがままは果てしないです。