夏に行われる演奏会。初合唱。
曲目はBrahmsのドイツレクイエム
2月の練習に備えて練習中。
とは言っても、
合唱経験は全くないので、どうやればよいのやら。。
発声の練習なんて全然知らないし。。
ただただ、楽譜と合わせて歌えるようにしておこうと(他に練習が思いつかない)CDに合わせながら、電子ピアノで音を確かめながら、歌う練習。
最初は、全くできなくて、この長い曲をどうやって終わらせるんだろうと思いながらもとにかく1日少しずつでいいからと自分に言い聞かせて進めていったら。
だんだんコツがわかるようになってきた(あくまで、私の中の進め方です(笑))
ちなみにCDはこれを聴いています。
YouTubeでは良いものが見つからなくて、Amazonの評価が高かったのでこれを購入。
素晴らしいです。
この指揮者は、変人で有名で数々の逸話を残している人だそうだけど。
これを聴くと全て許してしまいそう。
で、合唱団から指定された楽譜はこれ。
つっかえつっかえして進んで3回りが終わって。
今日から4回り目開始。
結構進みます。 曲の流れも自然に体得している様子。
そうなると、他のパートの動きとか、他のパートとの和音とかを考えられるようになってきて
この曲ってものすごく綺麗な曲なんだ!とわかるようになった。
今頃!と言われそうですけど。今頃、歌いながら「綺麗ねえ」と感動してる。
ブラームスって、ネトっとしたしつこい作曲家と思っていた。
交響曲も結構弾いたし、2年前はBrahmsのチェロソナタも弾いた(ちゃんとは弾けてないけどまあ、発表会まで出させてもらったし)
ハンガリアンダンスとか小さな曲も弾いたことがあるのだけど。
どれも、「しつこい」と思いながら弾いていた。
もちろん、弾いていて楽しいし、すごいなと思うのだけど。
そう思いながらも「重いのよね。この曲」と思う場面が随所にあって。。。。
ところがこのBrahmsのドイツレクイエム そんな重さを感じないし、またフレーズがものすごく綺麗で、和音なんて本当に涙が出るほど綺麗。
こんな綺麗な曲が書ける(ものすごい失礼な表現だけど)人なんだとものすごく見直してる。
ちなみに、この曲はブラームスの作曲家人生では初めの頃書いている。
これを書き終えてから、交響曲を4曲書いているので、まだまだ若かったと思う。
ブラームスというと、ヒゲモジャのおじいさんの写真が有名だけど。
若い頃は信じられないほどの美男子だった。
一体何があったのか知らないけど、美男子⇨髭もじゃ の変化と曲の変化は一致するような気がする。
クララシューマン(シューマンの奥さん ピアニスト)への実らない恋のせい?
でも、本当に素敵な曲だ
練習しながら感動してる。
家の中は介護の人とか、受験生とかでごちゃごちゃだけど。
ご飯を作りながらも歌ってる私。
側から見たら、ものすごい機嫌の良いおばさんに見えるのだろうけど(笑)
現実は厳しくて(笑)
歌ってるとまあどうにかなるだろうと思えるから。本当にありがたい。
2月の練習が楽しみになってきた。。。