チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

趣味をどこまで極めるか。。。

1週間ぶりのチェロ個人レッスン。

いつものことながらおしゃべりに花が咲く

今日の話題は。

「趣味をどこまで極めるか」

先生のところは大人だけで30人ほどの生徒さんがいる。

チェロという、特殊な楽器なのに、30人が集まるのは、すごいことだと思う。

 

毎週通う人もいれば月に一回とか、通い方は人それぞれ。

年齢も最高年齢は80歳のお爺さま。

70代で始めているので、なかなか進むのは大変だけど、毎年の発表会では確実に進歩していらっしゃる。

 

海外駐在経験が長い奥様も「大人」になってチェロを始めた生徒さん。語学、お料理、庭の手入れ、合唱と幅広い趣味をお持ちだ。ただ、「家庭」が1番。趣味にはのめり込まない。

 

趣味が講じて音大まで(短大)行った強者まで。主婦だけど、音楽を極めたい!と受験して学校に通ったそうだ。音大まで行ったなら、ガンガンに弾いているのだろう。と、思っていたが、そうでもなく(笑)あくまで、趣味だからのめり込まない!と線を引いていらっしゃるらしい。。

 

逆に物凄くのめり込んでいる方も。

音大に行きたかったのだけど、親の反対で断念。でも音響の勉強をして、就職した。

チェロを軸に仕事をして、定時に終わらせて、あとはチェロの時間にしてるとか。

奥様も音楽家で、子どももいない。マンションだと夜中に練習出来ないから駅から離れて不便だけど、夜中にも練習できる一軒家を購入したとか。

 

まだチェロを始めて10年ほどしか経っていないのに、物凄く上手なかたも。

最初から先生にレッスンを受けてキッチリ練習して、ぐんぐん上手になっている。お子さんがいらっしゃらないこともあり、時間が自由になるのも、上手になる要因だけど、「適当にやってたら上手になれない」ということをわかっていらっしゃるから、物凄くキチンと練習していらっしゃる。

 

皆さん趣味でチェロを弾く方々だけど、皆さん目的が全然違う。

で、上手になるスピードも全然違う。

 

先生曰く

「上手になりたくないんじゃないかと思うことがあって悩ましくなる」(笑)

と、教えていてつらくなることもあるらしい。

それでもアマチュアだから人によって目的が違うんだから、楽しんでもらえれば。と思うようにして、なんとか続けてる。という。

 

私は。。

欲深い人間なので、上手になりたいと思う。

この山を抜けたら、違う世界があるんじゃないかと思って、なんとか登ろうとする。

登るだけでも、楽しいのに違う世界も見られるとなると、やめる訳にはいかない(笑)

 

先生曰く

「沼にハマってみないと、足掻いてみないと上手にはなりませんよー」

とのこと。

 

沼にどっぷりハマったままで終わりそうだけど、それはそれでよいかとも思っている。

目標にしたい方々が沢山いる教室にいられる幸運を楽しまなくちゃ。