チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

どうやってやるんだろう??

チェロ の個人レッスン。

「半小節先を見て弾いてください!」

と前回、指示されて、私は凄く頑張った(笑)

なんせ、今、その場で弾いているところしか見ていなかったので、半小節先を見ながら弾くなんてことは、シンジラレナイことなので。

でも、何とか出来るようになった。

私エライ。自画自賛

同じ曲を何回も弾いていれば、

ちょっと先を見ながら弾くなんてなんてことないでしょ!

と思われるかもしれないが

(私もそう思ってた(笑))

慣れないと物凄く弾きにくい。

違和感満載。苦労した。

 

なんとか、出来るようにはなったけど、気を抜くとすぐ見るところが戻ってしまうので、緊張しながら弾いている。

いつも半小節先!と思いながら。

 

でも、

緊張さえすれば弾ける!

大きな前進!

先生褒めてくれるかな?

と思いながら朝を迎えたら。

 

朝イチで先生からLINEが。

「鼻水と咳が出るので、すいません。お休みさせてください!」

あらあらあら。それは仕方ないわね。

と、思いながら。少し残念。。

次の課題が欲しかったのになぁ。。

次回は来週だから、また同じ練習を続けるか。

 

ちょっと時間が空いたので、ソファに寝っ転がって本を読む。

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著者は日本の有名なチェリスト堤剛さん

サントリーホールの館長

桐朋音大の学長

インディアナ大学教授

斎藤秀雄小沢征爾など、名音楽家を育てた)、シュタルケル(名チェリスト)の愛弟子

 

書いていればキリがありませんが。

とにかく、スゴいチェリストです。

 

その堤剛さんの自伝。

 

8歳でリサイクルを開く等、輝かしい経歴を穏やかに謙虚に書いていらっしゃいます。

 

そうしたら。こんな一節が。

私たちは実際に何かをする時に、必ず「先取り」ということをしている。会話をしたり、何かの動作をしたりするとき、かならず直前の状態を判断して言葉を発したり次の動作を行ったりしている。

で、問題はこの先(笑)

演奏の場合も同じで、今ここを弾いていても、同時に意識はもうその先に向かっていなければならない。

うんうん。そうですよね。ワタシ今その練習して、半小節先を見ながら弾く練習してますよー。

つまり、実際に譜面を見ながら、演奏している時私たちの目はすでにその二、三小節先を読んでいるのである。それが「先取り」英語ではアンティシペーションと言っている。

赤字に直したのはワタシです。

 

いつもなら、「さすがプロ!凄い!」

と、ただただ感心するのだけど。

今回は、半小節先がやっとやっと出来てきた、ちょっと上手になった!とご満悦だったので。。

なんだ、半小節先なんて、大したことないんだ。

と、落ち込んだ(笑)

 

プロは二、三小節先を読んでるなんて知って。。。

もちろん、私は、音楽家になろうとか、プロと競おうとかは全く思っていませんが。。

 

落ち込みはしたものの、

根が図々しい性格で。

半小節が出来たら、二、三小節だって出来るかも!と思い。。

 

ちょっとトライ。。

 

アタマの中がぐちゃぐちゃになります(笑)

大体、二、三小節先を見ていても、右手も耳も二、三小節前を弾いていて聴こえてるんです。

それで、どうやって、先を考えるのか??

 

訓練で出来るのでしょうか?

さっぱりわかりません。

 

ちょっと、出来るようになって、いい気になっていたワタシは、簡単に現実に戻されて。。

プロの凄さを認識したのでした。。(笑)