1週間半ぶりの水泳。
最近、母の介護関係で(契約するとか、面会するとかの時間がいつも水泳の時間とバッティングするので)休みがち。
前は「どうしたの?」と言われていたけど、今日は「あー来てる!」と珍しいものを見るような視線と反応で。。。まあ、仕方ないんだけどね。
今日はバタフライ。
私はバタフライは嫌い。
バタフライって、なんでこんな泳法があるのだろうか?といつも思う。
多分、イルカの泳ぎを真似て泳いでみたら普及したのだろうけど。
他の泳法(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ)は、わかる。必要だろうなと思うけど。
バタフライに関しては、なぜこの泳ぎが普及したのかわからない。
両手、両足を揃えて回すなんて、異常だ。しかも、そのせいで、息をするときは大きく胸を起こさないといけない。
だからものすごく疲れる。
泳いでいても、最後の方は、溺れているかのようなヘロヘロの泳ぎになる。見てる人も(見てないだろうけど)悲しくなるだろうなと申し訳なくなるほどのヘボ泳ぎで。
ところが、このバタフライが大好き!と言う人もいる。
「クロールより全然楽!」と驚きの発言をする人も。
一番初めに聞いたのが、オリンピック選手の池江璃花子さん。
「最初からバッタ(バタフライのことらしい)の方が楽だったんです。全然楽なんです」
と、明るく言う。選手になる人はそんなものかと思ったら、その発言を聞いたオリンピック選手たちは一応に首を振った。「私はそんなことありません!」
池江璃花子さんだからそんなことを言うんだと思っていたら、私の周りにもいた。
しかも2人!数少ない知り合い(まだ友達とは言えないレベル)から複数ってすごい確率だと思う。
1人は75歳で。「全く大丈夫よー。100メートルとか大丈夫」だそうだ。
もう1人も私より年上だけど、気にならないと言っていた。
色々聞くと、よくわからないけど、バタフライに適してる体の構造があるらしい。
それがどういうものかわからないけど(教えてくれた人もわからないと言っていた)とにかくバタフライに適した体型 というものがあるらしい。
どんな体型の方が得意になるのかわからないけれど。わかっているのは、
「私はバタフライを泳ぐと疲れる。だから嫌い」
と言うこと。
だから、疲れない泳ぎ方をマスターしたいのだけど。
なかなか出来ない。
この1年ほど、習ったことでわかったことは。
「泳ぎは水面に平行が一番進む」と言うことだ。
足が沈んでいたりすると、せっかく進んでいるのに、足が水の流れを止めてブレーキになるらしい。
だから足はなるだけ沈めない。
だからと言って、上に上げすぎるのもだめ。
空中に足を振り上げるキックは水しぶきをあげるだけで、全く進まない。
とにかく水面にできるだけ平行を心がける。
そうだ。。。。
もちろん、選手のような人は、平行にするだけでは、だめだ。もっとスピードを出すために
潜ったり上がったりのパワーを効率的に使ってスピードを出す。
しかし、私のようなパワーのない人間。
つまり、バタフライ50メートルなんて泳げない!となまっちろいことを言ってる人は、楽に泳げる方法をマスターしないと、そのうち泳ぐのが嫌になってしまう。
「腕を前に回すときは体を前にぐい!と押し出してください!下に沈んではいけません!疲れますよ!」
この最後の「疲れますよ!」の言葉で、おばさんたち(おじさんもいる)はやる気になる。
上手になりたいのは山々だけど、長く泳げない。何とか、泳ぎたい!と思ってる人たちばかりなので、疲れない泳ぎは、本当にありがたい。だから頑張る(笑)
もぐっちゃだめ。前に押し出す!
とコーチに叫ばれながら、頑張って泳ぐ。
1時間のレッスンで、何となく理解できてきた。
これを理解したまま持続して練習すればものすごく上手になるのだろうけど。
1週間経つと8割は忘れている。。
でも、レッスンが終わって、ほとんどの人は復習のためプールに残って練習してる。
しかし、私は家の方が心配なので、そそくさと帰る。
「こうやって差がつくんだよなあ」と思いながら、シャワーを浴びる。
でも、こうやって続けられるのは本当に幸せなことだから。
気長にやっていこうと自分を鼓舞する。
家でも、ご飯を作りながら、今日の動きを復習してみる。
手を回してみたり、体を前に(立ってるから上に)押してみたり。
わかってるのは、こんな殊勝なことをやるのはせいぜい2日くらいで。。
それがすぎると全くやらなくなる。(笑)
そして次の授業では頭の中がすっからかんになって、コーチの話が全部「新鮮」に聞こえるようになるのだ。
とにかく継続は力。だと思う。
頑張ろう。
昭和41年11月26日(土)
ねぎま鍋
しめさば
大根の粕汁