最近、レッスンのレベルがちょっとだけ上がった。
ほんのちょっとね。(笑)
「響かせる練習をしましょう」
弦楽器は、左手で弦を押さえて、右手で弓を持つ。
響かせるためには、可能な限り、左手を長い時間押さえて、音を長く響かせるようにしなければいけない。らしい。
実は、今までそんなことは考えたことはなく。。。。
右手と左手はほぼ同時に押さえて、離していた。。。💦
大学生の時からだから、ものすごい長い間、それをやっていたのに。
今、それを直せ!って言われてもねえ。
もちろん先生は強制はしない。
「上手になりたかったら、これをやってくださいね」
言葉の裏には「上手になりたくなかったら、別に無理してやらなくてもいいのよ」
という、意味が含まれる。
もちろん、普段から、「上手になりたいんです!」とアピールしてるくらいだから。
頑張りますよ もちろんです。
これができるようになると。(できるようになるまでが大変だけど)曲を弾いても出来が全然違う。のだと思う。。。
今の音は、わかりやすく言うと「ちいちいぱっぱ ちいぱっぱ」の発音でバッハやBrahmsを弾いてる感じ。
小さい子どもが、バイオリンを弾いてる姿ってご覧になったことあるでしょうか?
ガリガリと一音一音一生懸命弾いてるんだけど、全く曲になってない。
それが今の私なんだけど。
「ちいちいぱっぱ ちいぱっぱ」は名曲ですが。その弾き方でバッハやブラームスはいけません。
とにかく、響き、響き
左手だけじゃないんです。
右手も。。。
響きを出すには、長めに弾けばいいのかなあ。と単純に考えていたのですが。
全然違った!
「むしろ短めにひいてください。でも音の終わり方に気をつけて」
先生曰く、ホイップクリームのような、ソフトクリームのような先細りの音を出すようにすれば良いとのこと。
一つ一つホイップクリームにしていくと、音が柔らかくなって、響きが増幅されるとか。
なるほどなあ。。。
左手をぎりぎりまで押さえて、右はホイップクリーム
弾きながら、訳がわからなくなって、「もういや!」と思うこともしばしばですが。。
響きのあるチェロ目指して。。。
頑張ります。
昭和41年11月25日(金)
お刺身
しめさば
鯖の味噌煮
しはすぼし
豆腐の味噌汁