チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

授業参観→蕎麦屋→アンサンブル教室

昨日は授業参観に行って、実は

そのまま家に帰ることなくアンサンブル教室に行っている。

骨折中の母は、大分良くなって来ていることと、妹(つまり母の娘)が遊びにくるということなので、日中はお願いすることに。

久々に朝から夕方まで出かけられた。

しかし、時間的にかなりタイトだ。

元々の予定は、朝チェロを車で駅近くの駐車場に持って行き、楽器を車の中に置いたまま息子の授業参観を見て、

駐車は1日800円なのでこの辺りではとても安い。屋根付きなので例え強い光が差し込もうとも(弦楽器は熱光線に弱いので)大丈夫だ。

 

授業参観が終わったら、そそくさと駅の近くの駐車場に行き、チェロを背負って練習会場に行く予定だった。

当初の予定では、時間的にぎりぎりで、昼食は駅そば(座って食べられる)でさえ食べられるのか?というタイトなスケジュールだった。

ところが。。。。

授業参観が予想に反して、ものすごく早く終わり(終わらせた。いや、終わらせられた?)

 

 

o-chancello.net

時間に余裕ができてしまった。

なんなら駅のホームでパンでもパクつくか?と思っていたのが、普通の蕎麦屋さんでのんびり昼食をとることができるほど(30分くらい)時間が空いてしまった。

それならばと、駅の近くの昔お気に入りだった蕎麦屋さんに久々に行ってみた。

蕎麦屋さんは昔ものすごくお気に入りで何かあるとそこに行っていたのだけど、最近行かなくなった。なぜなら、ある時から味が不安定になって、そのうちどんどん美味しく無くなってしまったので。

ちなみにその店は支店で本店も隣の駅にある。本店の方はいつも味が変わりなく、美味しい。味が変わるのは支店で。。。汁の味なんて、統一できるでしょうと思うのだけど、え?と思うような味になってることがあり。。。。本店とは雲泥の差になっている。

大好きな店だったので本当に残念。

もちろん、食べたければ本店に行けば良いのだけど、少し便が悪いので行きにくいし。。。。

 

蕎麦屋に到着。

時間は12時ちょっと前。昔はこの時間では、平日でも並んでいた。小さい店なので、かなり待つことになるけど、それでもみんな待っていた。

でも今回は、すぐ入れて、席まで選べた。やっぱりねえ。

久しぶりに食べた鴨そばは、前より不味くなっていた。それに加えて値段も随分上がっていて。あー。だめだ。。。

本店(しかも隣の駅)の味と同じにすれば良いだけのことで、少し頑張れば、できることなのになぜしないのか?

もしかしたら気がついてないのかな?

余計なお世話と思ったけれど、アンケート用紙があったので書いておいた。

「来るたびに味が落ちてしまっていていつも残念に思っています。早く本店の味に戻ってもらいたいです。」

汲み取ってくれるだろうか?無理っぽいけど。またしばらくしたら行ってみよう。

 

蕎麦屋を出て、駐車場に戻り、チェロを抱えてまた駅に戻った。

こんなに時間があるんだったら、一度家に帰ることもできたなと思うけど。

体力的にはこっちのやり方の方がものすごく楽になるので、500円くらい損したけど(昼食代を入れたらもっと)まあ仕方がない。

 

えっちらおっちらチェロを抱えて歩いているうちにモードはチェロになってくる。

それまでは、授業参観だったので、母親モードだった。

学校では、息子の動き、学校の動きにヤキモキするけど、口出しはできない。

周りのお母さん、先生との会話ももちろん息子中心の会話で。

出来の良い息子のお母さんなら、滑らかに会話も進むのだろうけど、我が家はそうでないので(笑)ひたすら低姿勢で、物分かりの良いお母さんを演じなければいけない。

長時間でもないし、話を適当に合わせてればいいので、それはそれで楽なんだけど、何かヤキモキする。

でも、チェロモードになると、自分の意志で動ける。

色んな責任(まあ、仕事に比べれば楽なもんだけど。)も出てくるし、自分を出せるので。

何十倍もこちらが楽だ。それに楽しい。

 

とはいえ、今日のアンサンブルも大変だ。

曲目は ボロディン の弦楽4重奏曲からノクターン

チェロの長い長いソロが目立つ。

前回は大勢で一緒に弾いたけど、今日は多分 ひとパート1人で4人で弾く練習もするだろう。

別に大変なことではないのだけど、私は妙に緊張してしまう。

でも、滅多にできない経験なので、ワクワク感もある。

 

練習場に向かう電車の中は、授業参観のことも、美味しくなかったお蕎麦のことも忘れて、完全にアンサンブルモードだった。1ヶ月ぶりの練習なので、忘れてることはないかと最後の確認で、楽譜を見る。大きな楽器を抱えて、楽譜を見るおばさんって、どんなに見えるんだろう。

もしかして、プロと間違えられてるかも?(笑)と想像すると楽しい。

 

集合時間の20分くらい前に会場に到着。

先生以外はみんな来ていた!すごい!もう弾いてる人もいる。

先生が来られる前に、合わせてみよう!と誰かが言い出して、合わせが始まった。

私はまだ用意ができてないから、参加できないけど。でも急いで準備する。

この曲はソロだけだと、そんなに難しくないのだけど、伴奏に合わせるのが難しい。

伴奏もテンポを一定にして弾くのが難しくて、時々、いや頻繁にずれてしまう。

ずれても何とか戻そうとそれぞれが歩み寄っていくのだけど、どうしようもなくずれてしまって。。。。途中で止まる。

何が悪かったのか、あーでもないこーでもないと意見が出て、反省して。また再開する。

反省している最中に、先生到着。

授業が始まる。

先生が入ると指揮もしてくれるし、間違えても何がいけないのか指摘してくださるので、瞬時に直る。(1ヶ月経つとすっかり忘れるけど)

でもいつも思うのは、先生が一緒に弾いてくださると、ものすごく曲がパシっとすること。

先生が弾く楽器はチェロだから。私と全く同じフレーズを弾いているのだけど、先生が弾くと曲がものすごくきっちりと進む。

私が弾くと、ナヨナヨとしてしまって、そのうちバラバラになる。

どこをどうしたら、こんなにきっちり周りを引っ張れるのか。。。。

全然わからない。。。

1人1パートの練習もした。

ものすごく緊張したけれど、何とか弾けた。

ドキドキしたけれど、ものすごく楽しい。

あっという間に2時間半の練習が終わった。

 

帰りは、会場の近くで売っている餃子を買うのが定番だ。

30個買ったら、4人で賄える。

「私は1個で十分!」と言っていた母も2個ペロリと食べていた。多分3個置いたら食べたんじゃないか?

 

1ヶ月に1回のアンサンブル。本当に楽しかった。

 

昭和41年11月22日(火)

まぐろのお刺身

かきのレモン酢

切り干し大根、小松菜、油揚げの煮浸し

大根の味噌汁