チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

趣味の思いは人それぞれで

チェロを弾くのは楽しくて。

合奏するのも楽しくて。

ついつい、やり過ぎてしまうのだけど。

 

ここで気をつけなくてはいけないのが、

「他の人も同じ!と思ってはいけない」

こと。

 

集まって来る人は、みんな弾くことが

「大好き」な人なんだけど。

みんなそれぞれ「程度」

が違うんだから、周りに無理させちゃいけない。

 

例えば。

合奏の練習で

弾けないところがあって、頑張って練習する。何とか弾けるようになって、次の合奏のときは、音楽に乗れて益々楽しくなる。

 

ある日、周りを見渡すと

演奏会が物凄く近くなってるけど、まだ弾けないようで苦労してる人もいる。

チェロが物凄く目立つから、ここは弾けると気持ち良いだろう。逆にズレると目立ってしまうから、なんとかならないかなぁ。と思う。

 

学生時代なら、「ここ練習しようか」と一緒に練習してみたりして、厳しめに「ここ練習してね」と練習を促すことは、OKだったけど、社会人は❌

 

そう。調子に乗ってはいけないのです(笑)

 

基本は  黙って見守る。。こと。

別に弾けなくても、世の中はどうなる訳ではない。

演奏が止まるわけでもなくて、指揮者だってわかっててもわからないふりをしてくれるし。

何も言わない。何も言わない。

 

もちろん、どうやって弾くの?と聞かれたら親切に、丁寧に知ってる限りの知識をお知らせする。でも、聞かれるまで教えちゃいけない。

 

それぞれのペースがあるし、忙しくて練習出来ないのかもしれない。他に楽しいことがあって、チェロに時間が取れないこともあるでしょう。

それを理解した上で合奏に参加しないと、続けられないのがわかっているから。

 

でも、たまに、いや結構よく、練習不足の人にあからさまに、注意する人がいる。言ってることは本当で、悪気があって言ってる訳ではない。音楽を少しでも良いものにしたくて言ってるんだけど。。

大概言われた方の何人か(上手な人が多い)は逆ギレする。

本当のことだから、言いにくいことを言ってくれてるんだから、素直になろうよ。と思うけど、無理らしい。

あり得ない形で反撃したりしていて、ろくなことにはならない(笑)

 

それを見ながら、「私は絶対に他人は非難しない」と心に誓う。

 

個人レッスンも、色々。

発表会の時に、聴いてるとハッキリとわかる。

みんな楽しんでるのだけど、

それぞれで向き合いかたが違う。

物凄く真剣に向かいあっている人もいれば、

「もうちょっと頑張れば?」

と、いう人も。

でも、それぞれが音楽を楽しんでるんだから、邪魔しちゃいけない。

それぞれがお互いの楽しみ方を尊重して、一緒に楽しめば良いと思うことにしている。

 

もうひとつ

心に決めていること

真剣に向き合っている人に、賞賛の言葉は向けても、否定的なことは言ってはいけない

 

悪気はないのだろうけど、

えーそんなに練習してどうするの?

と真剣に言ってくる人がいる。

真意はよくわからないけど、差がつくと面白くないから辞めて

ということらしい。。

余計なお世話だ(笑)

 

家のことちゃんとやってたら、練習なんてできなのよ。

と、なんか非難してくる(確かにちゃんとやってないけど(笑))方も。。

あんた、ランチしたり、メールしたり、テレビ見たりしてるでしょ。

その時間削れば練習できるでしょ!

と、思うけど

そんなことは絶対に言えない(笑)

そんなことを言ったら、物凄く大変なことになるから。。

 

かく言う私も、頑張ってる人に

「えーそんなに練習してるんだ。」

と、取り方によっては、否定してるような言い方をしてしまうことがあって。

後から物凄く反省する。

どうして、褒めてあげなかったのだろう。。

と。。

 

音楽を楽しむという行為は同じだけど、中身は全然違うので。

一緒に楽しんでるけど、1人で楽しんでるところも多い。

趣味もおおぜいでやる趣味は、物凄く気をつけなくてはいけない。

 

それでも、やってると楽しい。。

 

練習帰りは、クタクタになりながらも、るんるんしている自分がいるので。

面倒だけど、やっぱりまたやるか。

と思う。

 

病気だわね。(笑)

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年10月4日(火)

すきやき

さつま芋甘煮

大根

油揚げの味噌汁