最近図書館生活が充実している。
今までの人生で、図書館通いは何度も挫折しているので先は見えないけど、私としては順調。
大体毎週通っている。
段々と効率的なやり方もわかってきた。
毎週6冊借りている。
何故6冊かというと、横浜市図書館アプリ
の予約の上限が6冊だから💦
一回2週間借りられるのだけど、欲張りな私は、また次の週に6冊予約を入れてしまうので、さっさと読まないと本に追いかけられる。
でも、面白いかもと思って借りてもそうでもない場合も多いし(読むのを辞めてしまう)、「あっ!」という間に読めてしまう本もあるしでそれなりに終わる。
もちろん読み切れなくて2週間借りることもあるけど。。
昨日借りた本のひとつ
小川糸さん
小説 食堂かたつむり が有名ですが、
私は
ライオンのおやつ
のテレビドラマを見て知りました。
人里離れた島にある、ホスピスでの人間模様を描いた物語。
死を宣告されたホスピスの住人が悩みながらも明るく、穏やかに過ごす様子が重過ぎず、軽すぎず、そして丁寧に描かれていて重いドラマが苦手の私も最後まで見てしまいました。
で、
今回借りたのが
この作者の小川糸さんのエッセイ。
洋食 小川 という題名から、
裏表紙の内容の説明から
絶対 食 についてのエッセイなのかと思ったら、食もあるけれど、日常生活についてのエッセイでした。
小川さん、ベルリンに夫と愛犬を伴ってベルリンに数ヶ月仮住まいしていたようで。
その時の出来事も沢山書かれています。
ちょっと前に雑誌のインタビューで
「ベルリン在住」と書いてあって、
そしてまた最近の雑誌で
3年間のベルリン生活から帰国。
と書いてあったのですが。
これは、3年間のベルリン生活になる前のこと。毎年夏になるとベルリンに滞在していた頃の話のようです。
この時は、2か月の仮住まい だったよう。
ミュージシャンのご主人と愛犬を伴っての仮住まい。
私より10歳ほど若い小川さんですが、好きな街にぽーんと住みに行ってしまう行動力、というかその発想に驚きました。
実は、小川さんににとっての仮住まいはベルリンが初めてではないようです。
鎌倉にも(お住まいは東京らしい)何ヶ月か一人暮らしをされた経験があるようです。
ただ、鎌倉はステキだけど永住は出来ないなと思われたようです。
鎌倉に暮らすのは、決して楽ではなかった。湿気も凄いし、虫も沢山いる。坂も多いし、東京ほど「便利」ではない。だから、ただの憧れだけで住んでしまうと、鎌倉に根を下ろすことはできない。長く鎌倉に住んでいる人には、自分はこの地に住みたくて住んでいるのだ、という強い意志を感じる。
でも、今でも鎌倉生活に感謝している様子。
私が仮住まいしていたのはほんの数ヶ月だったけど、あの数ヶ月があるのとないのとでは、人生が大きく違っていたように思う。
でも、あそこに行ってみたい!あそこも!といつも夢見ている私としては、こんなふうに旅(生活)を楽しむ方法もあると知って、ワクワクしてきました。
ワクワクしながらも
作家という職業は、どこでも仕事が出来るから。。。我が家はムリだぁ。
と、思ったのですけど。
なんてことない、我が家だって夫はずっと在宅勤務ですので、ネットが繋がればどこでも勤務は出来るし。
出来るじゃん!と心が躍ったのだけど。。
もちろん、息子が高校生の間は動かない方が良いのでしょうが、受験さえ終わればね。
でも、あっ!母もいた!(笑)
しばらく無理だわねぇ。(笑)
小川さんは、ベルリンに住む中で、音楽祭に通ったり、隣りの国のラトビアに行ってみたり、そして犬を通して人と触れ合ったりとさまざまな体験をして生活を楽しまれています。
もちろんそのままマネすることは出来ないけれど、「こんな方法もあったんだ!」というようなものの一部でも取り入れてみれば、もっと生活が潤うことは間違いないと思うのです。
小川さんの生活のモットーとしては
常に身軽で縛られない生活とか。。
私の場合、縛られるのはある程度仕方ないことでしょうけれど、「身軽」さは、1人で始められそう。
断捨離生活は、少しずつ進んでいるのですけど、もう一歩進んで「身軽」になることは難しい。
なかなか進められないでしょうけど、でも憧れますねぇ。