チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

待つ人がいない家

今日は昼前から夫も息子も出掛けて、家には誰もいない。

コロナが始まってから2年半。夫が在宅勤務になって、毎日毎日毎日家にいる。

半年もすれば元に戻るだろうと思っていたら、全くそんなことはなく。世の中の人は出勤しているけど、我が家は在宅。

だからいつもいつも家に人がいる。

別に何の嫌味を言われる訳でもないのだけど、何故かプレッシャーがあって。。

家に引力を感じて、早々に戻る毎日。

しかし。。今日はいない。

久しぶり。。

多分、6時くらいまで帰って来ない!

 

昼も1人!

 

早々に家を片付けて、お昼の目的地、韓国料理屋さんに行く。

久しぶりなのでウキウキ。

しかし、雰囲気が何か変。。

8/15に閉店したと。。

つまり、昨日。。

お店はまだ普通と変わらず。外の壁紙をお店の人が剥がし始めたところだった。

ガラスの食器が外に並べられていて、「良かったらどうぞ」と書いてあった。

たまに、韓国料理が食べたくなると食べに行っていた。値段もまあまあで、庶民的な店で気に入っていたのだけど。。

ショック。。。

 

結局、丸亀製麺でうどんを食べた。

こんなんだったら、家で何か作って食べた方が良かったなぁと思いながら、残念無念と思いながら食べた。

 

そのまま車で図書館へ。

予約した本も6冊あるし、借りていた本の期限が過ぎたものも何冊かあるので。

期限が切れた(2日ほど)のを返す時に、叱られるかな?と思っていたけど叱られなかった。

今日はゆっくり出来るのだから、図書館でくつろごうと思ったのだけど。

駐車料金が無料の時間が20分で、それが気になって落ち着かない。結局、早々に図書館を退散。

 

夕食の買い物をする。

昼食を外食にしたから、お茶するのはなんか気が引ける。好きなおやつを買って家で食べることに。

1人でおやつ❤️だし。

 

家に帰っても誰もいない。

1人おやつをもぐもぐと、温かいほうじ茶といただく。

さて、借りてきた本を読みながらゆっくりするかと思ったら、ドアが開いた。。

男2人が同時に帰ってきた。。。

早すぎる。。。

あっというまに私の1人時間は終わった。

 

朝の番組で

10人のお坊さんという番組がある

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視聴者の悩み(毎回ひとつ)にお坊さんがそれぞれ答えてくださるという番組。

 

今回は

承認欲求について。

 

世の中が自分を認めてくれない。

それどころか、自分より能力が下の人のほうが認められていて悔しくて仕方がない。

どうすればよいか?

 

という質問について5人のお坊さんが答えた。

 

そのうちの1人のお坊さんの答えが奮っていた。

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人間と言うのは誰かに認めて欲しい誰かに見てほしいと思うんですけどもなかなかうまくいかないんですね。

子供が頑張って勉強しますね。

なんでかと言うと自分が将来お金持ちになりたいからといって勉強するわけではないんです。

お父さんお母さん先生に認めて欲しいそう思って子供は頑張りたいと思うのです。

大人の方はそれを褒めて褒めてもらいたいと思うんです。

大人になってもその欲求をお持ちの方は水泳と一緒なんです。潜ろうとすると体は浮いてしまうんです。浮いていようと思ったら逆に沈んでしまうんですね。

これと一緒で認めてほしい認めてほしいと頑張ってもなかなか認められないんです。

ですから認めてもらえなくても頑張ろうとして生きることが実はそのうち皆さんに認めてもらえるようになるんですね。ですから、認めて欲しいからやるのではなくて、やっていたら認められるような人間になればなと思います。

このお坊さんの話だと、世の中には複雑な家庭が沢山あって、親からも存在を認められてない子どもがいる。子どもは何とか存在を認めてもらおうと頑張るのだけど、親は自分のことに精一杯で、子どもの努力など全く見ない。

子どもは親に振り向いて欲しいだけなのに。

 

私はまだ一人暮らしをしたことがない。

だから必ず待つ人がいた。今もそう。

それがなんだか重苦しくて、軽い身になりたいとよく思っていた。

重苦しくはあるけれど、これはとても幸せな話なのでしょう。

きっとそのうち寂しくなって

あの時は賑やかで良かった

と思う時は来るのだろうけど。。

そうは言っても、やっぱり。

家でひとり の時間。欲しいなぁ