チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

オープンカレッジ

息子高3。

俗に言う、受験生です。

考えるだけで、恐ろしくなるので、避けて歩いてきていたのですが。

流石に避けるにも限界がきて。。

 

志望校と合格圏の学校は、物凄く隔たりがあるものの。(つまり、点数が大幅に足りない)

とにかく、希望の学校をいくつか見て回るという(息子談)

 

こんな時、親は付き合わせて貰えないだろうと思っていたら。。

一緒に行ってもよいと!

単に、一緒に行く友達が見つからないし、

だからと言って1人で大学に乗り込むのもビビるし、母さん行きたそうだし。。ということで白羽の矢(?)が立ったらしいのだけど。。

 

母は嬉しい。。

 

まだ先週末の発熱、腕膨張から日にちがたっていないので、体力大丈夫?とも思うけど。

とにかく行こう!

と出かけました。

 

私の時代には、大学の下見なんて、学園祭に行くとか、校舎を見に行くとか。なんとなく大学の空気を確認しにいくだけのものでした。

 

私なんて、東京に住んでいながら大学の下見は全くせず。

学園祭なんて、受験とは全く関係ない東大と慶應に行って、はしゃいで帰ってきただけで、受験当日

「へぇーこんな校舎なんだ!」ときょろきょろしてました。

ましてや親はノータッチ。

 

でも、今はオープンカレッジというものがあります。大学が校舎を開放し、色々なイベントを準備して学校をアピールするのです。

日程さえ合って校舎に行けば、本当に丁寧に学校について教えてくれます。

 

予定では昼直前に大学に到着して、学食で昼食を食べて、学校の校舎を案内してくれるツアーとか、講座の説明とかを聞いてこよう!と計画しました。(母ノリノリ)

 

さて、予定通り、昼前に到着。

まだお腹は空かないけど、学食の位置確認!と思ったら。

「すいません!学食全部閉まってます!」

先制パンチ。。

えーと思いながら、とにかく、お腹空くまで学校見学頑張ろうと。。

 

息子は理系なので、理系のブースへ。

色々な研究室がそれぞれのブースで、思考をこらした研究発表をしています。

面白そう!

と、近づくと、すぐに学生さんが近づいてきて説明させてください!と説明してくれます。

途中から、「教授です」と教授登場。ますますわかりやすく説明してくれて、楽しい。

最初の頃は一緒に説明を聞いていたものの、母がポンポンと質問してうるさいと思ったのか、息子は1人で向かうの方に行ってしまいました。

あーあ。

まあ、私は私で、見よう!とブースを訪れるのですが。。

誰も寄ってきません(笑)

息子がいる時はあんなによってたかって説明してくれたのに、私1人の時は、誰も来ない(笑)

まあ、母親に説明してもねぇ。。仕方ないわよねぇ。と、手持ち無沙汰にしていたら、可哀想に思ったのか金髪(日本人)のお兄ちゃんが近づいて来てくれました。。良い人だわ。。

 

私は20年近く研究所に勤務していたので、こう言う理系の発表ブースが好きなのです。

それに、大学職員の素朴さも何故か波長が合って楽しくて。。

でも、1人では相手してくれないみたいだから、息子、一緒に回ろう!と強引に誘い(笑)

研究室見学では色んな機械を見せてもらい、楽しみましたが。。

2時間もすると、2人ともエネルギー切れ。。

もう少し見たかったのですが、もうダメです。

諦めて、学校を出て、外のレストランで昼食をとりました。

楽しかったねぇ。良い学校だったねぇ。

と、息子に振ると、「うーん今ひとつ。」

何で?と聞くと、「校舎がカッコよくない」

 

あれだけ大学は、色々情報を発信してくれたのに、息子は校舎だけを見て、好き嫌いを決めてるらしい。。。

 

少々不満ですが、まあ息子が通う大学ですから文句は言うまい。

 

「でさ、今度どこの大学行く?」

と聞いてみたのですが、答えてくれませんでした。母が楽しみすぎて、うざかったのかもしれません。

私のオープンカレッジ見学はひとつだけで終わりそうです。。。残念。