本棚をスッキリさせて、残った本を眺めていたら、埋もれていた「お気に入り」の本と久しぶりにご対面。
その一冊。。
と言っても、「いつかちゃんと読もう」と置いておいた本で、コンマリさんの整理整頓の法則に従うと「処分」すべきものにあたりますが。。
こんまりさんは、いつか読もうと置いてある本は絶対に読まないので処分しましょう!と言っているので。。
でも、教えに背いて。
本棚に残ることに。。。
オペラは、今までで数回くらいしか見たことがありません。
もちろん沢山見たいとは思うのですが、バカ高いのです。
日本のオペラでも2万円ていど。
海外からの引っ越し公演になると4万円以上します。
オーケストラの10,000円でもちょっととなぁと思っている人(私)が20000円と聞くと、
「うーん今日はやめとくかぁ」
となり。結局そのまま。
歌舞伎みたいに一幕もの(一幕だけ立ち見でみられる。値段も安い)があれば良いのですけどそんな文化はないし。。。
行かない→興味がわかない→知らないまま
となっています。
ただ。オーケストラをやっているとオペラの有名な部分を弾くことがよくあります。
結構弾いてる。
序曲弾いたから、オペラの内容も知りたいよなぁ。と思うのですけど。
オペラの物語を調べるのは、少々面倒で。
結局知らないまま。
知らないのもつまんないよなぁと思っていた時に見つけたのがこの本。マンガでわかる「オペラの見かた」だったんです。
46個もの有名オペラをマンガで簡単に解説してくれます。
例えば蝶々夫人
凄くよくわかります。
今まで序曲しか知らなかったオペラが2ページほどささっと読むだけで、内容が理解できる。
ありがたい!
と思って、買ったのですけど。
そのまま忘れてました。
やっと本日、読むことができて。。
ざざっと読んで思ったこと。
オペラの物語って単純!!
そして、登場人物が軽薄!!or 一途!!
かどちらか。
よく考えてみると
嬉しくて歌い、悲しくて歌い、怒って歌いと、音楽つきのお芝居ですから、複雑な感情表現なんてできっこない。
そして、色恋が必ず含まれるのですが、展開が理解できなくて。。
深刻に悩んで歌ってるけど、でもあんたの蒔いたタネなんだから仕方ないじゃない!と思うけど、物語はそうは進まないのです。
何となくは思っていたのですが。。
ここまで単純なストーリーばかりとは知りませんでした(笑)
物語を楽しむというより、その場その場で歌う音楽を楽しめばよいのかな??
無知な私はそう理解したのですけど。
オペラの魅力がなかなかわからない私ですが、
日本の安い(と言っても高いけど)オペラから見に行ってみようかな?
日本では、
頻繁に公演もやっている様子
安い席で良いので、行ってこようと思います!