久しぶりの帰省で、親戚と再会。
帰省はよいのですが、我が家はちょっと複雑です。
2ヶ所、私の方と夫の方の親戚がいるんです。そして、どちらも主導権を主張して。。
毎回帰省をややこしいんです。💦
こっちにこい、あっちに行くなとややこしい
3年ぶりで忘れてたけど、充分思い出させてくれる事前の電話による主張があり。あーそうだったと思い出しながら富山に向かいました。
とは言っても、殆ど変わらないメンバーで、おんなじことをやる
ご飯食べて喋るだけなんですけどね。
昔は子どもに合わせて出かけるとか、もっと昔は私たちに合わせてゴルフとか山登りとかしたけど、80過ぎた方々にそれを求めるのは無理なので。
3年ぶりの感想は。
みんな年をとった。ってこと。
しかし、90の姑。叔父が83、叔母が80
このかたがたはすこぶる元気。
色々悪いところは出ていて、歩き方もぎこちないけれど。動き回ってるし
お口も達者です。
年をとったと思ったのはそのひと世代前。
私たちの世代。
お疲れです。
80代は元気です。
中華料理屋さんに行って、「少ない量で種類を沢山頼みましょうね」
と、念を押して同意を得て、注文していても
「なんか一人分すくないよね」
と、年寄りは文句を言います。
「だから少しずつ頼んでるんだから」
と、伝えて、「そうだわね」と言うけど、次の料理でまた「すくないよね」と、同じ文句を。
文句はずっと続き。。
最後の杏仁豆腐が終わったときに
「いやぁ、色んな種類が食べられて良かったなぁ。」
と、やっと満足のお言葉を頂きました。
叔父夫妻の家で、お茶してさあ次の夫の実家に行こう!とタクシーに乗ったところで私のスマホが鳴りました。姑の電話。
「ずっと待ってるのになにをしてるの!」
いえいえ、夕方6時ごろに伺いますと、事前に何度も何度もいいました。
それを伝えても、姑の怒りは収まらず、どんなに待っているかを長く説明し、それだけでなく、別の人の話になってきて。
「お母さん、いまもうタクシーに乗っててお母さんのところに向かってるんですよ。もう10分もしないうちに到着します。」
と、言っても、話は終わらず(笑)
ものすごく不満そうに言われながら電話を切ったときは、家が見えてた(笑)
横浜で我が家の近くに住む母(88)も、富山に住むこの80代以上の方々もそうですが。
彼らの意識は
世の中を牽引している。
という意識が強いことです。
下手すりゃ
「子どもは黙ってろ!」と言い出します。
そして、明らかに違うやろ!と強くでると
「年寄りにきつくあたる」
と、水戸黄門の印籠みたいに出して、こちらを動かなくします。
歳とったなあ、と思ったのは姑と同居してる夫の兄夫婦。
子どもたちは今年から社会人になって、子育て卒業ですが、姑の相手をしながらコロナを過ごしてきて、
我が家も母の相手をして、コロナを過ごして。
お互いに
「コロナが落ち着いたのは良かったよねぇ。」としみじみ。
コロナだけじゃないよね。
年寄りの相手も大変だよね。
と言いあえればストレスも少しは減るのかも知れないけど。
兄夫婦は決して言いません。あえて明るい話ばかりしますけど。
本当に頭が下がります。
いずれ、通る道ですが。
その頃は今よりもっと財政が厳しくなって若者が年寄りを支えるのは大変になるでしょう。
そんな状況なのに、山のようにいる年寄り達が「社会を牽引してるのは私たち!」なんて主張し、否定されると「年寄りになんて酷いことを」と反撃されたら。
嫌でしょうねぇ。
物分かりのよい年寄りになる気はないですけど、わたしは、危ない年寄りのDNAを色濃く持っているので。
気をつけなくては。