チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

Estaを取り忘れた話

知らなかったのですけど。

日本人は韓国に行くのにビザが必要なのですね。

byronkoさんのプログで知りました。

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日韓関係が悪化したからですかね。

2020年の3月から、日韓両国で、ビザ免除廃止を決めたらしいんですけど。

コロナで観光客が少ないから混乱はないのでしょうが、面倒なことです。

 

でも、ビザ免除が復活したとしても(韓国も日本もトップが変わったから戻ると思ってます。)K-ETAとかいうものが必要らしいです。

 

byronkoさんによると、

調べて知ったのですが、K-ETAとは、ビザなしで入国する外国人が、出発の72時間よりも前に登録しないといけない電子渡航認証システムだそう。

アメリカのESTAのようなシステムで、去年9月から施行されたばかり。
登録料は1万ウォン。

出発まえに、ネットで登録するシステムですよね。

我が家は、ESTAと聞くだけで、震えがきます。

 

5年近く前にアメリカ家族旅行を計画しました。

出発当日、荷物持って、羽田空港ユナイテッド航空のカウンターで、発券してもらおうとしたら。。

カウンターのお姉さんが

「ビザですか?ESTAですか?」

と、質問されて。。

 

そこから悪夢が始まりました。

 

ESTAってなに?

意味がわからなくて。。(笑)

夫なんて、

「え?masterじゃダメですか?」

クレジットカードだと思ったらしい(笑)

 

その時のカウンターのお姉さんの気の毒そうな顔。。

ESTAお待ちじゃないですか?」

と、丁寧に聞いてくれたけど。。

もう、この人達ダメだ!という顔で。。

 

アメリカは随分前からESTAという、外国人が事前ネットから登録しなくてはいけない制度があって。

旅行会社を通していれば、旅行会社の方が教えてくれたんでしょうけど、我が家は旅行会社の手数料をけちって直接飛行機やホテルを予約しているので、ESTAの存在を知らないままカウンターまで来てしまって。。

ESTAを持っていないと、搭乗手続きも出来ないとかで。。

 

つまり、アメリカ旅行がパーになる。。

カウンターのお姉さんは、私達の荷物を見ながら、本当に気の毒そうな表情してるんですが。

 

訳のわかっていない私は平気な顔して、

「今から申し込めばいいんですよね」

と、強気な発言。

 

カウンターの人は、こりゃ諦めないのねと、呆れ気味に

とにかくあと45分しかないから、それまでに登録出来ないときは、ご了承ください。と冷たく言ってきたけど。

私達としては、やるしかないので。。

3台のスマホで、登録し始めました。

3人で自分の分をと思ったら、まず中1の息子は、何がなんだかわからなくて(笑)ギブアップ。

もう怒る暇もなく、夫と2人で3人分を始めたのだけど。

簡単に登録できるかと思ったら。

この登録が物凄く面倒で。

パソコンならまだ画面も大きいから、楽なんでしょうけど、スマホだと画面が小さいし、それに何と言ってもページが多いんです。

10ページくらいあったような気がする。

パスポートの番号から始まって、

写真を取り込むことも必要で。

親の名前まで書かされて。

アメリカの滞在先のホテルの住所も。

住所なんて適当でよいかと思ったら、キチンと書かないとはねられる。。

とにかく、細かいことを色々聞いてくるんです。

犯罪歴あるかとか。

間違えて、イエスって書いたら訂正効きませんから、絶対全部ノーって書いてくださいね!

と念を押されて。。

そして、最後はクレジットカードの番号まで書かされる。

慣れないから時間がかかる。

45分の制限時間で息子の分と夫はなんとか終わったのだけど、残りは私のぶん。

始めたときは制限時間まであと15分でした。

もう絶対無理と思いながらも、黙々とやり続けました。

途中、制限時間を過ぎてるのがわかったけれど、カウンターの人が止めるまでやってやろうと、黙々と進めて。

周りは、ユナイテッドの職員の人がオロオロしながら私達を囲んでいて。

申し訳ないとは思うけど、私はアメリカ諦めない!と黙々と。

 

緊迫の時間の中、黙々とスマホに向かう私。

 

ドキドキなのですが。

薬局のカウンターも結構同じ環境なんです。

患者さんがイライラしながら待ってても、こちらは絶対薬を間違えてはいけないので、どれだけ怒られても怒鳴られても、平然と薬のチェックをします。

 

世の中何が役に立つかわからないもんだなぁと、周りがイライラしてるのはわかってたけど、とにかく落ち着いて、間違えないでと黙々と。。

結局、途中で止められることなく、制限時間を15分も過ぎて💦終わり、登録のボタンを押しました。

登録できたかは、航空会社のパソコンの方が早くわかるらしいんです。

私が、出来た!と叫ぶと。

ユナイテッドのカウンターのお姉さん、カウンターに走って、パソコンを凝視して、

「許可出ました!」

と叫んで、物凄い急いで発券し。

「走ってください!」

と、真剣な顔で、叫びました。

お礼もそこそこに

もう、全速力!!

途中でさっき私達を心配そうに囲んでいたユナイテッドのお姉さんと出会って

「あー大丈夫だったんですねぇ。良かったー」と、言われたけど、ありがとう!の一言と手を振るだけでとにかく走り。。

やっとのことで、飛行機に乗り。。

 

もう大丈夫。とわかっていても、ドキドキは収まらず。

飛行機に乗ってる間中ドキドキが収まらなくて。

結局アメリカに着いてもまだドキドキしてた(笑)

 

後から聞くと、たまにいるんだそうです。ESTAとるの忘れて、乗れない人。

今でもよく出来たもんだと思います。

 

それからは、私達の家族旅行は

「絶対何か起こるから余裕を持って予定を立てよう」

と、余裕を持つようになりました。

 

今度韓国に行く時は絶対忘れません。

皆さまも気をつけて。

 

我が家から見える桜。

寂しいけど、終わりました。

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昨日の夕食

ロールキャベツ