発表会1ヶ月前なので、楽器の調整に行ってきました。
いつもの楽器屋さん。
楽器の調整は、私は1年に1度やっています。
でも、
「やったことない」
という強者や、
「調子悪くなったら行く」
と言う人も。
私はよく行く方かな?
多分、優等生の部類だと思います。
それでも毎回
「ここちょっと。。」
と、悪いところが出てきます。
私の場合は、ここ数年
駒が曲がってる
ことを指摘され。
直してもらっています。
矢印の先が駒。
木製です。
糊もなにもつかないで弦と楽器に挟まれてる感じ。
曲がっていると言っても、ごく僅かなので取り替えるとか大きな修理ではありません。
曲がっている駒の先をアイロンか何かで真っ直ぐするんだと思います。(見たことないので想像。。)
あとは楽器を磨いてもらって。
弦を替えてもらって。
今日は、楽器屋さんで一泊。
楽器屋さんに余裕があると、弦を全部外して、駒もとって解放状態にするらしいんですが
たまに伸び伸びさせてやると音がよくなるとか。ただし、楽器屋さんでないと出来ません。多分、プロでもだめ。下手すると楽器の中の棒(魂柱)が倒れて大変なことになるので
今回はお客さんが混み合っていて、そんな余裕は無さそう。。。
まあ仕方ないか。
楽器屋さんは、コロナでも商売にあまり影響が無かったそうです。むしろステイホームで家に置いてあった楽器を弾いてみようかと、楽器を調整に出す人が出てきて忙しくなったとか。。
その代わり世の中が好景気だったバブルの時でも、もうかることは無かったそうです。
逆に、リーマンショックでも、全く変わらなかったとか。。
世の中が激しい時も、音楽は結構途切れないそうです。
ペストが流行っていても、フランス革命が起こっていても楽器は作られたとか。
日本でも太平洋戦争さなかでも、N響の定期演奏会は止まらなかったそうです。
でもコロナでは中止になったとか、コロナは戦争より怖かったのか。。。
楽器屋さんとの話は弾みます。
当然、ウクライナの話にもなりました。
楽器屋さん曰く
「ソ連にせよ、帝国ロシアにせよ、今のロシア、ウクライナにせよ。どこも有名な弦楽器ないんですよー。あれだけ芸術家出してるのに、なんで有名な楽器職人がでないのか不思議なんですよね。」
共産圏だからということもあるけれど、
共産圏だったハンガリーも東ドイツも良い楽器が沢山でているし。
それが何でロシアからでないのか。。。
やっぱり、不思議な国ですね。
ちなみに、共産圏の中国は、それこそ酷いものも量産していますが、最近は「それなり」のものも作れるようになっているそうです。
ただし、新しい楽器を古く見えるように加工する技術も進んでいて、「危ない楽器」もある。
よりどりみどりみたい。。
人類は兄弟!
と叫んでいた方もいらっしゃいましたが。
なかなか分かり合えませんよねぇ。
本当に、全くわからない。。
昨日の夕食
とりの唐揚げ
おでん