今年の大きな買い物。。
漫画26冊大人買い 6000円ちょっと。。
読み終えました。
話の筋は、
恵まれない境遇で育った小学生の少年。森に捨てられたグランドピアノに出会うことによってピアノを弾き始め、様々な人たちに助けられながら才能を開花する。
最後は、ショパン国際ピアノコンクールで優勝する。
というストーリーなのですが。。
26巻というものすごく長いストーリーなのに飽きさせることなく一気に読ませてくれます。
ただ。。ピアノを弾く表現がちょっと。
その直前に
須賀しのぶさんの、小説を読んで、ピアノの表現力の凄さに感心したばかりだったので、ちょっと物足りなかったけれど。。
でも、面白かった。
ただ。。
もう少し早く読みたかったなぁと思いました。
この話のメインはショパン国際ピアノコンクールです。
コンクールを目指して、ポーランドに行き、1カ月間にわたる熱戦を繰り広げる様子をこと細かく書いてあり、よくぞここまで研究したもんだというところまで掘り下げて描いています。
ところが。。
昨年の秋、ショパン国際ピアノコンクールが現実に行われ。
生配信が行われて、全世界に配信されました。
だから、コロナ禍でも、私は自宅で熱狂して(コンクール途中からですが)毎日ワクワクしていて。
その時に知らなかったショパンコンクールをかなり学んだつもりになっていて。
だから、漫画を読んでも、あー知ってる!の連続で。。
新鮮味に欠けてしまったのです。
これがあと半年早く読んでいれば全く知らないので、ものすごく楽しめたのでしょうけれど。
結論として、言えるのは。。
事実は漫画より面白かった。
こと。
読む時期が遅かったかなぁと思います。
半年早く読んでいたら、ものすごく熱中したのかも。。
面白い漫画だっただけにちょっと残念。
この漫画の最終巻が発売されたのは2015年です。(第一巻は2005年)
昨年のショパンコンクールで第2位(日本人最高位)になられた
反田恭平さん。
2016年からショパンコンクールの為に、ポーランドに留学して準備を始めたそうです。
最初にその話を聞いたとき(まだ漫画は読んでいません。)そんなコンクール対策もあるのか!とびっくりしましたが。。
漫画の中でも、主人公の友達は、ショパンコンクールで勝ち進む為にポーランドに留学します。反田さんと同じ。
最初、反田さん、漫画読んでやってみたのかな?とアホな私は思いましたけど。。
まさかねぇ(笑)
もしかして、結構一般的なんですかねぇ?
漫画では、コンクールで優勝した主人公はコンクール優勝者として世界中からオファーが来て世界を駆け回るところで終わっていますが。
コンクールで名前が広まると、チケットも売れるから方々から声がかかる。
まあ、コンクールに出る意味は、名前を広めるためで、ショパンコンクールなんていう大きなコンクールなら物凄い影響があるのでしょうが。
実際に、第2位の反田さんも、第4位だった小林愛美さんもN響とのコンチェルトをやったり、コロナ禍でも演奏会で忙しそう。
(反田さんはコンクール前から「チケットがとれないピアニスト」として人気者でしたがもっと人気者になった。)
ここまでは漫画と同じですが。
漫画はそこで終わっています。
でも、現実の世界に生きるの反田さんや小林さんは。。
この先があって。私達に見せてくれるはず。
実力のある若者がこの先どんなピアニストとして(反田さんは指揮者にも挑戦したいとか。)世の中にでてくるのか。
やっぱり、現実の世界を追いかける方が楽しい。その世界を見られる環境にあることも感謝です。
昨日の夕食
なめたがれいの唐揚げ
菜の花の辛子和え
かぼちゃの煮物
韓国惣菜(昨日購入したもの)
大根とイカの煮物(昨日購入したもの)
近所のスーパーの魚屋さん。スーパーなのに魚屋としてもレベルが高くて、よく通っていましたが。ここ数年悲しいほどレベルが落ちて。
少し遠いところまで行って魚を調達するようになりました。でも、それだけ手をかけているだけに、唐揚げしたかれいは、パリパリで中身もとても美味しかったです。