チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

好きな図書館を見つけた

我が家の周りは文化的施設が少ない。

サッカー競技場とか、ラーメン博物館とか外から人を集める施設はあるけれど。

住んでいる人たちの施設が少ない。

東京の隣の「都会」と思っているようだが、東京に比べるとサービスがガタ落ちする「不便な不親切な都会」が横浜。。

 

例えば図書館。

本は好きだけど。

図書館に行くことがない。

何故か?

 

近所の図書館の居心地が悪くて。

近所と言っても駅ひとつ向こう。

そもそも数が少ない

 

居心地が悪い原因は、建物の古さ。

 

もちろん古くても好きな建物はある。

でも、メンテの悪い古い建物は、いただけない。

 

湿っぽい、変わった香りがして、窓が小さいせいか暗い。

 

長居したくない感じになる。

それでも子どもが小さいうちはそれなりに利用していたけど、やっぱり好きになれなかった。

 

10年以上前に改修工事をやると半年以上(一年くらいかも)休館した。

 

子どもの本が借りれなくなるのは困るなと思ったけど、

改修で良くなるなら仕方ないなと思った。

工事は遅れに遅れ、やっと一年後に再開したと思ったら。

どこが変わったの??

 

と、思うような。。

全く変わらない図書館だった。

湿り気も香りも暗さも変わらない。

 

がっかりした。。

 

で、子どもが図書館に行かなくなったら行くのは辞めた。

バタバタしていて、本を読むことも少なくなったし、Amazonなどの古本で安く買えるし、まあいいや。

 

と。。

 

でも、最近はまた本を読むようになってやっぱり図書館利用したいと思うようになった。

 

でも、あの図書館はイヤ。

多少遠くても良い図書館ないかな?

と思って探してみた。

 

ちょっとさきの駅の図書館はあかるくて良さそうだった。

でも、若い世代が多い街の図書館は、子どもが走るは、お母さんも追いかけて走るわ(笑)喋るわで、なんとも落ち着かない。

図書館なのに声が響き渡るのよね。何ででしょう??

 

そしたら、韓国語の先生が

横浜市中央図書館いいよ」

と教えてくださった。

 

先生は、韓国の方なので、韓国語の本を借りる為に通っているらしい。

 

「へぇ、韓国語の本もあるんですか?」

 

先生の話では、冊数は少ないけど、話題の本が結構置いてあって助かるとか。。

 

「韓国語の子どもの本もあるわよ」

 

と、言われて。。俄然行く気になった。

 

韓国語は読みたいけど、難しいのは読めないし、子どもの本など入手不可能だし。

絵本を読みに行くだけでも楽しそう。

 

横浜市中央図書館は、良いというのは知っていたけど、ちょっと遠いなあと敬遠していた。

電車も乗るし、駅からも坂を登らなくてはいけないし。。

でも、まあまずは行ってみよう!

 

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駅からちょっと歩くけど

 

建物は古いですが、メンテはバッチリ。

平日午後に行ったけど

子どもはちらほら見えるものの、無言。。(笑)静か。。

コロナだからってこともあるけど

 

韓国語の絵本も子どものコーナーにある。

あと大人が読む「児童文学」関連のほんもまとまっていて読みやすい。

子ども用の机も椅子も沢山。

これなら子どもの本のコーナーにお邪魔しても、お互い平和に過ごせます。

おばさん邪魔って言われない(笑)

 

音も響かず、静かです。

これ図書館としては大事なところ

 

早速、読むことに。

 

でも今日読みたいのは、図書館の本じゃなくて

家からもって来た本💦

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第二次世界大戦直前のポーランドを舞台にした小説です。

ヒットラーは、ベルリンオリンピックプロパガンダ活動を駆使したせいで、世界はヒットラーの蛮業に何も言わなくなってしまい。

それを利用して、訳の分からない理由で

ポーランドを占領した。

ポーランドは40%がユダヤ人。

占領したドイツ人は国を統治するという名目で

ユダヤ人狩りを行い、その他のポーランド人にも過酷な統制をひいた。

ポーランド人は、イギリスやフランスの助けを待ち望んだが、全く動くことなく、ドイツの横暴はひどくなるばかり。

そんなポーランドにある日本大使館員がポーランドと日本の友好のためにと奮闘する。

日本はドイツ寄りであるものの同盟は結んでいない。ポーランドでのドイツの蛮業を日本に伝えて、なんとか同盟を阻止しようとするのだが。


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厚い本なのでなかなか進まないけれど。

目が離せない。凄い展開が続く本で。

 

それを、お気に入りの場所で、ゆったりとした気持ちで読む。

 

幸せ。。。

 

たまたまの偶然なのだけど。。

本の中でドイツ軍がポーランドを占拠したところを読んでいるころ、

現代で

は、ロシアがウクライナに戦争を仕掛けた。

あまりにもタイムリーで怖いけど。

 

私の中ではポーランドウクライナがダブってみえた。

100年近くたって、今も同じことが起こってる。

人間とはいかに進化しないものか。

ウクライナの人たち、怖いだろうな、大変だろうな。何も出来なくて申し訳ない。

 

降伏すれば終わりではない。

爆撃の恐怖の次は、差別による飢えと憎しみ合いの恐怖。

 

いつの時代も、狂った政治家のせいで、そしてそれをコントロールできない状況のせいで不幸な人は増えていく。

 

忙しいとついついニュースの映像だけで終わってしまうけれど、もう一歩ふみこんだ考えも持たなくちゃいけないなと思った。

それが出来る場所を見つけた。

どんな図書館の使い方をするか、私なりに考えてみようとおもう。

 

昨日の夕食

つばめグリルでハンバーグ

焼きリンゴのデザート

母も良く食べた。さすが肉好き