チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

合理的な生き方 菊池寛の言葉より

NHKの朝ドラが好きで毎朝見てる。
7:15からは、過去にやった朝ドラの再放送。続いて7:30からは今の朝ドラ。
息子が7:30に家を出るので、時計代わりにも丁度よい。
最近やってるのは「マー姉ちゃん
1979年の放送だから、40年以上前?
本放送の時はゆったりと見られなかったけれど、今はゆったり楽しめる。
サザエさんの作者長谷川町子さんのお姉さんのマー姉ちゃんの物語で、マー姉ちゃんは挿し絵画家として菊池寛の挿し絵を描くことになった。フランキー堺さんが演じる菊池寛は、大作家であるにも関わらず新人のマー姉ちゃんを気遣い無事仕事を終えることができた。
仕事が終わったときに、挨拶に来たマー姉ちゃんフランキー堺さん演じる菊池寛さんは、マー姉ちゃんへ人生の花向けとして「合理的な生き方」の言葉を伝える。

これを聞いて感動した。

以下 多少略してあるけれど大体このようなこと。

合理的に明快に生きなければならない。

物をもらう時は快くもらえ、やる時は快くやりたいね。
お互いに物をもらったりあげたりということは人生でそれだけで明るくする。

悪い噂や評判を親切に伝えてくれる手合いとは仲良くしない方がよろしい。それを知って応急手当てができるのなら話は別だが、それ以外は知らぬが仏。無駄な心配をするよりも新しいことを考えた方がよい。
好意をもってくれてる人には好意を持ち返す。逆に悪意を持つ人には断固として悪意を持ち返すべきだ。

菊池寛が本当に述べたことなのかは全くわからないけれど。

悪い噂や評判を伝える人。。
いるいる。。
翻弄されたけど(笑)近づいてくるから付き合っていたけれど、確かにロクなことにはならなかった。

悪意を持つ人(わたしの解釈ではなんか嫌がらせをしてくる人。気の合わない人)にも苦労した。何で?と思いながら、無駄にご機嫌とったり。。
もちろんロクなことにはならなかった。

その分、好意を持ってくれる人と丁寧につきあえば良いのですね。そりゃそうです。時間は有限ですから。
嫌な人のために時間を割くのは勿体無い。


もうひとつ。。

やはりかなり前の放送だけど。

カーネーション というドラマがあった。デザイナーのコシノ三姉妹を育てたお母さんの話。
私はこのドラマが大好きで何度も見ては感動しているのだけど。
その中でも大好きなセリフ。

時は戦争真っ只中。
贅沢は禁止され世の中はどんどん暗くなっていて。
そんな時、主人公のおばあさん(大金持ち)が、高級な着物をモンペに直して登場する。
モンペはボロいものと決めつけていた主人公はおばあちゃんになんでそんな勿体無いことをするんだ?と聞く。
その時のおばあさんの答え

辛気臭いっていうのは、バカにしたらアカンで。おっそろしいほど寿命縮めるんや。あんたも年取ったらわかる。

辛気臭い。。なるのは簡単で、わたしはすぐ落ち込む。
そんな時は生活も構わなくなってる。
落ち込むのは大概ちょっとしたことなんだけど、そんなちょっとしたことで、寿命が縮まるのはバカバカしい。
落ち込んでいても、せめて生活は落ち込ませないように辛気臭くならないように。 
落ち込んだときは、この言葉を思い出している。

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