チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

英王室のスピーチのサウンド

朝から嬉しいニュースが。。
ジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門で上野通明さん(25)が優勝なさいました。
ショパンピアノコンクールではあんなにウキウキと配信を見ていたのに。。
今回は全く知らなくて。
まあ、それがいつものことなんですが。
本当に残念なことをしました。
でも、おめでたい。
最後が他の2人はエルガーだったのですけど、上野残念だけ現代曲だったので、お上手ということはわかったけど。。あとはわかりませんでした。。。

さて今日の話題。。
映画音楽

英王室のスピーチ
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https://eiga.com/movie/55750/

エリザベス女王のお父さんジョージ6世
実話に基づく映画です。
小さい頃から悩んできた夫の吃音を治すために、夫人のエリザベス(エリザベス女王のお母さん)と言語療法士ライオネルと共
に葛藤しながら克服し、国王として名スピーチをするまでになるまでの話を感動的に描いています。
全てにバランスのよい映画で、アカデミー作品賞を含めた4部門を受賞し
ました。

このバックの音楽がとてもステキです。
書評ではベートーベンの交響曲第7番が良かったと色々なところで見ますが
私個人としては、ベートーベンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」の演奏が素敵で。

ピアノを演奏しているのが

クリスチャン・ツィメルマン
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ポーランド出身のピアニストです。

この方は、ショパンピアノコンクールで史上最年少の18才で優勝した経歴を持ちます。と言っても1975年のことなので46年前。
この時の演奏の映像が残っていたんですけど、この前のショパンコンクールの若者達の弾き方とは全然違うかっちりとした弾き方で、ショパンコンクールもものすごい変わり方をしているのだなぁと思いました。

映画でも演奏しているベートーベンの「皇帝」は、ツィメルマンのお箱なのか、この前も2週に渡ってNHKで、若い頃と最近の「皇帝」を放送していました。


どこの国も王室を維持することは大変なようで。
この映画でも、王位についていた兄が突如愛のために王位を捨てて。。
弟は青天の霹靂だったでしょう。
吃音を克服して、第二次世界大戦中もスピーチを行い国民を鼓舞します。
ロンドンが爆撃されたときもロンドンに残り、国民からの支持を得たものの。
生まれつき病弱だったために56歳で生涯を終え、まだ26才の長女エリザベスが王位を継承。。。そりゃ大変だったでしょう。
王位を捨てたお兄さんは77才でフランスで亡くなっています。


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