チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

ちょっとわかって嬉しかったこと

日曜日に放送されたN響アワー
N響も正指揮者が変わり、イタリア人の指揮者に。

f:id:pokuchan:20220118090155j:plainN響ホームページより
1959年生まれですから61歳。。

昨年までの指揮者が59才ですので、年齢はそれほど変わらず。

指揮者はもちろん定年はありませんけど。
94歳でも元気に指揮している方もいるので

f:id:pokuchan:20220118090757j:plainWikipediaより

この方、全く年齢を感じさせず、颯爽と指揮をしていらっしゃいます。。
すごすぎる。。

今回の指揮者もまだまだ現役バリバリなんでしょうね。

で、そのファビオ•ルイージさんが正指揮者として初めてのコンサートの曲が

ブルックナー交響曲 第4番
ロマンチック

ブルックナー交響曲の中では一番メジャーな曲なんですけど。。

私は、長いこと。。

どこが良いのかわからない。。
というのが正直な感想でした。
訳がわからなくて。。。

ブルックナー

オーストリアの作曲家。
時代でいうとベートーベンやシューベルト が亡くなったころに生まれて、ブラームス と同じころ活躍しました。
ブラームス とは仲が悪かったようですが

f:id:pokuchan:20220120095430j:plain

よくいるおじさまと言う感じ。。

色んな意味で異色だったようです。

オルガニストとしては名手だったようですが、作曲の勉強を始めたのが30才を過ぎ
デビューは40歳。。。亡くなったのは72歳。亡くなる日の朝まで交響曲9番の4楽章を書いていたとか。。
よって、9番は未完ですが、出来上がっている3楽章までが演奏されます

多くの人に求婚するものの上手くいかず、未婚のまま。
未婚は今では異色じゃないけど

熱心なカトリック
だから、教会音楽っぽいものが多くてよくわからないのかも


私の話ですが。。


大学卒業して1年目。
OGとして大学オケに参加した時の曲も
この「ロマンチック」

執行学年(3年生)の演奏会は、ものすごく力が入ります。だから曲選びも、大変。
ちなみに私の時はブラームス の1番。大げんかの末に決まりました。
そして、ブルックナーを押す人なんて誰もいなかった。。

なのに。。

なんでこんな退屈な曲選んだんだろう?
真剣に考えてんのかなぁ?とまで思って
今思うと本当に面倒な先輩でした。。
と思いながら参加して、弾いていました。

長いし、盛り上がったのかと思えば、中途半端で終わっちゃうし、不思議な感覚のまま終わる曲だったんです。

でも、日曜日のN響の演奏で、
あれ?
と思って。。

流れるような音楽でN響は演奏していて、それがとても心地よい。
今まで聞いてきたブルックナーはどちらかというと角張っていたのだけど
(こっちが角張って聞いていたのかも)
すごく丸というか、なだらかな曲線が表現されていて、聞いていて気持ちいい。

盛り上がるところは、やっぱりドイツっぽく角張って演奏するんだけど、
丸く収まるのでこちらも落ち着く。。

わくわくしながら最後まで聴き終えました。

ブルックナーの曲といえば、
途中で寝る
とか、
途中で辞める

のどちらかだったので、
わたしとしては、ものすごい進歩です。

もちろん、N響の演奏も素晴らしかったのでしょうけれど。

年の功もあるかも。

ガンガンいけ!もよいけれど、
まる〜くおさまる よさもわかってきたらしい。。

大人になったのかも。

と思ったけど。。

大学の時に後輩は、この曲の良さを理解していたから、選んでいたのです。

何でこんな曲やるんだろう。。。

なんて思ったわたし。。

後輩の方々。。大変失礼しました。


昨日の夕食

鶏肉と里芋の八角
ちょっと煮すぎて鶏肉が硬くなってしまった。。

刺身

じゃがバター 
料理教室の先生からいただいたジャガイモ。蒸してからバターをつけて頂いた。
美味しかったけれど、どちらかと言えば焼いたほうが美味しかったような気がする

スライスサーモン 玉ねぎの薄切りとケーパーを添えて レモン汁をかけた
頂き物のサーモン。そのままどん!と出したんだけど、厚すぎてなんか今ひとつ。薄切りすればよかった。

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