弦楽アンサンブルの日
シューベルト の死と乙女の2楽章をやる。
まあまあ練習した。
練習に行く前に歯医者に寄る
夏から通っている歯医者さん
チェロをおっさおっさとかつぎながら、受付。
もちろん目立つ(笑)
最初はあらあらと興味を示されたけど、もう言われない。珍しく無くなった様子。
歯医者の治療。
食いしばりすぎなのか、歯茎が腫れちゃって、歯の根っこの治療をずっとしてる。
毎週通ってるんだけど
強い薬を入れると腫れが治まるけど、薬を弱くするとまた腫れだして。。
でも、やっと腫れなくなってきた。
そろそろ根っこの治療は終わり、今度は土台を作る作業に移るかもと言われる。
年越し決定 😢
ギリギリでアンサンブル練習の会場に。
公民館。
チェロ3人、ビオラ2人、バイオリンがファーストが3人、セカンドが3人
本来なら各パート1人。合計4人でやるものなので、大所帯。
「死と乙女」は、もともと歌曲として短い曲を書いていたんだけど、あえて弦楽用に作り替えた曲。作ってる時、シューベルト は性病が悪化するわ、世間から認められないわで辛くて辛くて仕方なかったらしい。たがらか、全楽章短調。つまりずっとくらい。
時々、光がさしたように明るくなるけどすぐまた暗くなる。
2楽章はチェロが目立つ。
ピチカートでさえ、静かに、でも目立つパッセージで弾かなくちゃいけなくて。それだけでも、緊張するのに
その直後にチェロの長い長いソロがスタートする。
間に合わない。。。
「何考えてんだか」
と、大作曲家シューベルト の文句をアマチュアチェロ弾き3人で非難する(笑)
先生も「チェロのソロ丁寧にスタートして」と注意され。。
ムッとして(こういう時に私は謙虚な態度が出来ない)
「ピチカートのあとすぐソロで間に合わないんです〜」と、無駄な抵抗をして(笑)
「全世界のチェリストはみんな弾いてるんだから。」
と、逆襲を受ける。。(笑)
ソロのところも、
「伴奏のバイオリンのテンポ聴いて」
「停滞しないで」
と、次々と注文されるが。。
おっしゃることはわかるけど。。
どうしても演歌調になる(笑)
私にとってはシューベルト 3曲目。
交響曲ザ グレート
ピアノ五重奏 ます
そして今回の 死と乙女
なんか、ところどころ演歌調のフレーズが出てきて。
ウィーン育ちのシューベルト がなんてこんなメロディをと思うんだけど。
どう弾いてよいのかさっぱりわからない。。
「ます」はもともと大好きな曲で、楽しかったのだけど。やっぱり演歌調のメロディが出てきて
「???」だった。
つまり。。
わからない。。。
ベートーベンとかブラームス とか弾けないけど、こう弾いたらよいんだよなぁと頭の中で、「理想のメロディ」が出来ている。
その「理想」目がけて練習すれば良いんだけど。(まあ、理想から遥かに離れた状態で終わるんだけど(笑))
このシューベルト は、「理想」
すらわからない。。
若い時は、そんなことになったら、どうにかしようと追い求めていたけど。。
今回もどうにかならんかと、シューベルト の伝記読んでみたけど。。
なんか、大変な人生を送ったということしかわからなかった。
だから。シューベルト は、
「タイプじゃない」
ということで諦めようかと。
万が一またお目にかかったときは、またその時考えるということで。
だから。これでおしまい。
と思ったら。
来月、死と乙女の1楽章やるそうな。。
難しいよ。これ。
あと1か月だけ。
シューベルト とお付き合いしてみようと思う。