チェロとセミリタイア生活

趣味のチェロとか お気に入りとか日々の発見とかアラ還女の視線でお届けします

音楽も文章も流れとリズムらしい。。。

今日はチェロのレッスン日
大雨の中、練習に向かう。。
先生の家は我が家から歩いて10分ほどだけど、
結構急な山を登らければいけない。
普段でもチェロを抱えて登るのは大変なのに、今日は大雨。ますます憂鬱。。
やっとのことで山を登り、やっとやっと先生の家に到着したと思ったら。
レッスンが終わったおばさまがよっこらしょっという感じでチェロを担いで出てきた。
おばさまは手を振りながら、「あらぁ。さすがねぇ。雨の中軽やかに歩いて」と。。。
いや。クタクタなんですけど。

私は、どんなに大変でも表情に出ないらしい。
お酒を飲んで頭がくらくらしてるのに「シラフだねぇ」とか
こんなに悩み多い人生を過ごしてるのに「悩みあるの?いつも飄々としてるけど」
と聞かれたり。

なかなかわかってもらえない。

チェロケースは、雨びたし。
先生のお宅の玄関で、チェロケースを持参のタオルで拭く。
滅多に拭くことのないチェロケース。タオルで丁寧に拭いたらピカピカに。。ちょっと嬉しい。

さて、レッスン開始。

最近先生に頻繁に指摘されるところは
「流れを作らないとダメ」ということ。
小さい子どもがバイオリンできらきら星を弾く時の、一音一音切りながら弾くようなことはもちろんだめ。
じゃ、繋げればいいかっていうと、繋がっても音がぼこぼこだったら、やっぱりだめ。
流れるように、せめて2小節くらい繋げて弾いてくださーい。と。。。
2小節ですかあ。
私はフレーズ全部つまり10小節くらい繋げて弾いているつもりだけど、先生には1小節も繋がってないように聴こえるらしい💦

先生の分析によると、
弦が太くなると突然ガシガシ弾き出すので、流れが止まるとのこと。

チェロの弦は4本ある。そのうち2本は細いので、軽い力で音を出すことが出来るけど。太い弦2本(G線とC線)になると音を出さなくちゃと思うのか、力が入って音が硬くなる。
そこで流れが途切れるんですよー。4本同じ音になるように工夫してくださ〜い。
太い弦は弾きにくいんだから、ガシガシ言うのは仕方ないと思っていました。ワタシ。

しかし。。
聴いてる人からしたら、弦によって音質が変わったら、たまったもんじゃない。だから、弾き手は工夫が必要。。大変でも、大変さをおくびにも出さないで全部の弦で同じ柔らかさで弾くようにと。。

ついでに、弾きにくいからと太い弦になると弓を使う量が減っている。だから余計に音に伸びがなくなる。
弓の幅を細い弦よりも多めに使う感覚で。それで丁度いいから。

これはなかなか難しいです。
ずっとやってきた癖からの脱却ですので。
しかし、やらねば。


曲の流れといえば。。。
休符。

四分音符 四分休符 と書いてあると、
「はい!ポンと叩いて、お休みは両手を開いて手のひら上に向けてー」
と小さい頃から教えられてきたんですけど。。

でも休符は休むところじゃ無いらしい。。。
「そこでも音楽は流れているんです」
と、先生。。

つまり休符というより、無音。
音がないだけで、流れは止まってない。。。

確かに、休符で休むとフレーズはぶちっと切れます。頭も筋肉も緩んじゃうで。。。
次に弾こうとすると、また筋肉を緊張させることから始めなくてはいけないので。
当然、流れは止まります。
だから、フレーズが続いている間は筋肉は弛緩させないように。。休符の間も弾いている体勢を崩しちゃだめ。。

この筋肉の準備って結構大切だとわかってきて。。
オーケストラでもメロディが始まるところより随分前から筋肉緊張させておくと、最初の音がとても綺麗に弾けるような気がします。それまでは、音出す直前に筋肉緊張させてて、つまり準備が遅くて、筋肉が緊張する前に無理して弾こうとするから、ゴリとか美しくない音がでて気分悪くしていたんですけど。
いつもより早めに準備すると、流れにも乗りやすいし。。。やっぱり準備は大切。。。

流れに乗るって自分のリズムを乗せるってことだと思うんですけど。

以前にもご紹介した、村上春樹さんの
小沢征爾さんと音楽について話をする

小澤征爾さんと、音楽について話をする (新潮文庫)

の中で、村上春樹さんが文章のリズム感について書いていらっしゃいます。

僕は文章を書く方法というか、書き方みたいなのは誰にも教わらなかったし、特に勉強もしていません。で、何から書き方を学んだかと言うと音楽から学んだんです。それで、1番何が大事かって言うと、リズムですよね。文章にリズムがないと、そんなもの誰も読まないんです。前に前にと読み手を送っていく内在的な律動感というか… .。
機械のマニュアルブックって、読むのがわりに苦痛ですよね。あれがリズムのない文章の1つの典型です。
新しい書き手が出てきて、この人は残るか、あるいは遠からず消えていくかと言うのは、その人の書く文章にリズム感があるかどうかで、大体見分けられます。でも多くの文芸批評家は、僕の見るところ、そういう部分にあまり目をやりません。文章の誠実さとか、言葉の新しさとか、物語の宝庫とか、テーマの質とか、手法の面白さなんかを主に取り上げます。でもリズムのない文章を書く人には、文章家としての資質はあまりないと思う。もちろん、僕はそう思う、と言う事ですが。

音楽のリズムも文章のリズムも。。
聴きやすい、読みやすいのが大事。
チェロを弾くのもプログ書くのも、リズムリズムですねぇ。忘れがちですが。

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