アマオケで弾いてると。難しいパッセージがよく出てきます。プロオケと同じ楽譜で弾くので、弾けないところは当然なのですが。
でも、アマオケの人々は
なんとかして弾こうと頑張るか。
全部弾くのは諦めて、大事な音符だけ、テンポ重視で弾くか
大体、このどちらかを選択してると思います。
でも、何故かアマオケの人は頑張っちゃって、なんとかして弾こうとします。アマオケの方々は、とにかく弾くのが好きなので、ガンガン弾きたくなっちゃうんですよね。
一曲中からアマオケの練習期間は、長いです。半年くらい。プロの方々は、数日で(もとが全然違いますからね)曲を仕上げますが、アマオケは、時間をかけて積み上げていく。
時間があるから、なんとかなると思うんですけどね。なかなか(笑)
とにかく、数で勝負!と何度も何度も弾いて練習します。病気か(笑)と思うくらい練習して。
で、弾けるようになる。
手が覚えてるから弾けるようになってて。
理論で弾いてる訳ではないので。
曲が終わると、全て忘れます(笑)
先生はおっしゃいます。
「効率的な練習してください!」
まず、パッセージを細かく分解する。
そして、難しいところは何故難しいのか分析しながら弾く。
早いパッセージが弾けないのなら、腕や肘の動かし方が悪いのか、指の動きに無駄があるのか。問題点を探して、そして見つけてから練習する。
音程とるのが難しいなら、指番号(何の音をどの指で弾くか)をまずきちんと決めて(指番号を決めず気分で弾いている人は多いです。。)決めたものをゆっくりから、弾けるように練習する。
弓の動きも、どの場所で弾けば弾きやすいのか、そのためには、事前にどんな準備(その場所で弾くために、その前のパッセージは、弓のどこで弾くべきか)が必要か。
先生のお話を伺うと、なるほどというより
「そりゃそうだわなぁ。」と、何で今まできがつかなかったんだろう。。
と、思います。
やみくもに練習するほうが手っ取り早いし、やってる感も出るので。ついついやってしまうのですが。(結構その癖は抜けません。)
今もその癖がちょくちょくでます。でもありがたいことに、やみくもにひく癖が出ると、先生に注意されますので。早めに調整できます。(先生の困った顔を見ると、言葉で注意されるよりも反省します(笑))
これを繰り返していけば。そのうち私も上手になる!!と信じてるんですが。。
考えてみると、プロの方々は、小さい頃から当たり前のようにこの方法で練習していらしたのですね。才能ある方々が効率的な練習するから、こんな凄いことになるんだなぁ。。凄いなぁ。。。