所属しているアマオケの演奏会が終わった。
コロナ前に別のアマオケを退団してから、久しぶりの演奏会。
全く違う団体なので勝手が違うこともあるのだけど。
なかなかハード。
演奏会の前日。
17:30に演奏会場に集合。
舞台設定。
段を設定したり、椅子を並べたり。
18:30練習開始
いつもの練習は4時間(昼間)だが、今日は夜だし、前日だし、3時間で終了。
と言っても、21時半に終了して。
家に帰宅したときは、22:30を越えていた。
最近は飲み会もないし、こんなに遅い時間に帰宅するのは珍しい。
夕食は練習の合間におにぎりを食べた。(ゆったり夕食を食べたい私としてはかなり不満。。仕方ないけど(笑))
次の日。8時に家をでて、9時に会場に到着。
11時間半まえには、ここにいた。(笑)
会場に楽器を置いて帰るという案もでたけど。
やっぱり心配だから、背負って帰り、また持ってきた。
家では楽器ケースは開けていない。
昨日会場で閉めたそのままの状態で持ってきて、また同じ会場で開けたのだけど。
弦が全部緩んでいた。
この季節。1番怖いのは弦のゆるみ。
チェロ は緩むと戻すのにものすごく手間がかかる。
しかも、本番直前に緩んだりすると、焦るし、だからと言って焦って弦を切ったらもとも子もない。
練習開始まで15分!
なんとかなるかな?と思いながら、そーっとそーっと直す。最後の弦を調整したと思ったら、さっき調整した弦がまた緩んだり。と、ぎゃーと言いたいのを抑えて、落ち着け、落ち着け。と自分に言い聞かせながら回していき。
練習開始5分前に無事終了。
お願い。今日は緩まないでね。と楽器に懇願し。
練習に臨む。
本番まえの最後の練習。
この時の心得。
力を抜いて弾く。
指揮者が聞いたら怒るだろうけど。
ここで渾身の力を出してしまうと、本番に力が出ない。
指揮者によっては、オーケストラの仕上がりが余りにも酷くて、怒り狂って何度も何度もやり直す人もいるが。もう遅いのだ。(指揮者もわかってるのだろけどもう止まらないのだろう)指揮者が怒った場合は、一応反省したような、そして頑張るわ!という表情は見せるが、そこまで。(笑)本番に力は残す。これ、シニアの鉄則。
今回は、指揮者も機嫌がよくて、さらっと。でも予定時間ぴったりに終わらせてくれた。ありがたや。
昼食も「少なめ」が鉄則。
団でまとめて申し込む「お弁当」は、多すぎる。
美味しいのでついつい食べて、本番眠くなる。
とは言え、お腹がすくのはダメなので、それなりに。
最近は、おにぎり2個。ヨーグルト。
が、お気に入り。
本番開始直前、チェロ のおじさまが「ひぇー」と、叫び声を上げた。
なんと、弦が緩んだらしい。
いまですか!?
いつも落ち着いて、嫌味を言ってくるおじさまだが、流石に物凄く焦って、直してる。
本番じゃなくて良かったねぇ。
おじさまもなんとか間に合って、舞台に出る。
音合わせをして、指揮者登場。
ところが。指揮者がコケタ。
何でここで?というところで。
しかも、しばらく動けない。
どしたの?と思ったら、足が突然攣ったらしい。
舞台の上で。。しかも、これから本番ですよー。
心配する団員、お客様。
しかし、何とか立ち上がり、屈伸を始めた(笑)
「椅子用意しましょうか?」
との問いかけにも、笑顔で「大丈夫」と返答し、演奏会は始まった。
無事。演奏会終了。
片付けを済ませて、会場を出たときは、17時。
打ち上げもあるようだが、私は欠席。
家に帰る。
疲れた。
夕食は簡単に手巻き寿司。
食べている間も、眠くて眠くて。
次の日。
朝から身体中が痛い。
特に右半身がカチカチ。
いつもの整体に行き、揉んでもらう。
家に帰っても疲れてる。
ごろんと横になりながら、見るものは次の演奏会の楽譜。
あーまた大変そうだなあ。と思いながら、疲れたなあと思いながら、楽譜を読むわたし。
他人が見たら、おかしいんじゃないかと思うだろうが。。
これが楽しいの(笑)