アマオケにいる時は、周りと融合するように、
合わせることしか考えていなかったけれど。。
個人で弾くようになると。。
自分のテンポ
を要求される。
ピアノと合わせる時だって、
ピアノに合わせればいいんだ!
と、思って弾いていて
録音を聴いたら
ピアノに引きずられるチェロ
になっていて。。
大いに反省した。。
「自分のテンポを確立してください!」
と、先生はおっしゃるけど。
たとえそのテンポを確立したとしても
(それすら私にはできない。。)
そのテンポが聞き手にとって
気分の悪いものだったら、
そこで演奏は失敗で。。。
少し前に聴いた演奏会で。
チェロ アンサンブルの団体
ウィーン チェロ・アンサンブル5+1
http://www.noah.jpn.com/article/artist/WienVc.html
1番下のパートのピチカートがものすごく気持ちよくて。。
上のメロディよりも1番下のピチカートだけを追っていた。
ピチカートを弾いた方は、その団体の親分で
昔ウィーンフィルで活躍した方とか。。
華やかで難しい上のパートは、若い人たちに任せて。自分は、音楽の土台のテンポをピチカートを弾いて、若い人たちを盛り上げていたのだろう。。
でも、ピチカートの輝きは凄かった。。
若い人たちも、音楽界で活躍している方々だったが。
ぜーんぜん違う!!
レベルの差を見せつけてくれた。
ものすごいものを見せてもらった!
と、しばらく興奮が収まらなかった。。
見たからと言って。
出来る訳ではなく(笑)
心地よいテンポが自分のテンポになるように。
少しでも近づけるように。。
思ってはいるが
もちろん。全く近づけていない。
どんなジャンルでも
良いテンポを持っているひとは一流の人なのではないだろうか?
音楽はもちろん
大相撲を観ていても、テンポを掴めば
勝っているし、強い。
音楽を表現するのも大切だけど。
結構テンポの方が大切なんじゃないかと
思ってる。。。
まっ。どっちも出来てないけどさ。
https://m.youtube.com/watch?v=0RlUBbIsP0U
ウィーンチェロ アンサンブルのYouTube
こんな芸も見せてくれます。
最近では高嶋ちさ子さんのチェロメンバーもやってるみたいです。