チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

授業参観→蕎麦屋→アンサンブル教室

昨日は授業参観に行って、実は

そのまま家に帰ることなくアンサンブル教室に行っている。

骨折中の母は、大分良くなって来ていることと、妹(つまり母の娘)が遊びにくるということなので、日中はお願いすることに。

久々に朝から夕方まで出かけられた。

しかし、時間的にかなりタイトだ。

元々の予定は、朝チェロを車で駅近くの駐車場に持って行き、楽器を車の中に置いたまま息子の授業参観を見て、

駐車は1日800円なのでこの辺りではとても安い。屋根付きなので例え強い光が差し込もうとも(弦楽器は熱光線に弱いので)大丈夫だ。

 

授業参観が終わったら、そそくさと駅の近くの駐車場に行き、チェロを背負って練習会場に行く予定だった。

当初の予定では、時間的にぎりぎりで、昼食は駅そば(座って食べられる)でさえ食べられるのか?というタイトなスケジュールだった。

ところが。。。。

授業参観が予想に反して、ものすごく早く終わり(終わらせた。いや、終わらせられた?)

 

 

o-chancello.net

時間に余裕ができてしまった。

なんなら駅のホームでパンでもパクつくか?と思っていたのが、普通の蕎麦屋さんでのんびり昼食をとることができるほど(30分くらい)時間が空いてしまった。

それならばと、駅の近くの昔お気に入りだった蕎麦屋さんに久々に行ってみた。

蕎麦屋さんは昔ものすごくお気に入りで何かあるとそこに行っていたのだけど、最近行かなくなった。なぜなら、ある時から味が不安定になって、そのうちどんどん美味しく無くなってしまったので。

ちなみにその店は支店で本店も隣の駅にある。本店の方はいつも味が変わりなく、美味しい。味が変わるのは支店で。。。汁の味なんて、統一できるでしょうと思うのだけど、え?と思うような味になってることがあり。。。。本店とは雲泥の差になっている。

大好きな店だったので本当に残念。

もちろん、食べたければ本店に行けば良いのだけど、少し便が悪いので行きにくいし。。。。

 

蕎麦屋に到着。

時間は12時ちょっと前。昔はこの時間では、平日でも並んでいた。小さい店なので、かなり待つことになるけど、それでもみんな待っていた。

でも今回は、すぐ入れて、席まで選べた。やっぱりねえ。

久しぶりに食べた鴨そばは、前より不味くなっていた。それに加えて値段も随分上がっていて。あー。だめだ。。。

本店(しかも隣の駅)の味と同じにすれば良いだけのことで、少し頑張れば、できることなのになぜしないのか?

もしかしたら気がついてないのかな?

余計なお世話と思ったけれど、アンケート用紙があったので書いておいた。

「来るたびに味が落ちてしまっていていつも残念に思っています。早く本店の味に戻ってもらいたいです。」

汲み取ってくれるだろうか?無理っぽいけど。またしばらくしたら行ってみよう。

 

蕎麦屋を出て、駐車場に戻り、チェロを抱えてまた駅に戻った。

こんなに時間があるんだったら、一度家に帰ることもできたなと思うけど。

体力的にはこっちのやり方の方がものすごく楽になるので、500円くらい損したけど(昼食代を入れたらもっと)まあ仕方がない。

 

えっちらおっちらチェロを抱えて歩いているうちにモードはチェロになってくる。

それまでは、授業参観だったので、母親モードだった。

学校では、息子の動き、学校の動きにヤキモキするけど、口出しはできない。

周りのお母さん、先生との会話ももちろん息子中心の会話で。

出来の良い息子のお母さんなら、滑らかに会話も進むのだろうけど、我が家はそうでないので(笑)ひたすら低姿勢で、物分かりの良いお母さんを演じなければいけない。

長時間でもないし、話を適当に合わせてればいいので、それはそれで楽なんだけど、何かヤキモキする。

でも、チェロモードになると、自分の意志で動ける。

色んな責任(まあ、仕事に比べれば楽なもんだけど。)も出てくるし、自分を出せるので。

何十倍もこちらが楽だ。それに楽しい。

 

とはいえ、今日のアンサンブルも大変だ。

曲目は ボロディン の弦楽4重奏曲からノクターン

チェロの長い長いソロが目立つ。

前回は大勢で一緒に弾いたけど、今日は多分 ひとパート1人で4人で弾く練習もするだろう。

別に大変なことではないのだけど、私は妙に緊張してしまう。

でも、滅多にできない経験なので、ワクワク感もある。

 

練習場に向かう電車の中は、授業参観のことも、美味しくなかったお蕎麦のことも忘れて、完全にアンサンブルモードだった。1ヶ月ぶりの練習なので、忘れてることはないかと最後の確認で、楽譜を見る。大きな楽器を抱えて、楽譜を見るおばさんって、どんなに見えるんだろう。

もしかして、プロと間違えられてるかも?(笑)と想像すると楽しい。

 

集合時間の20分くらい前に会場に到着。

先生以外はみんな来ていた!すごい!もう弾いてる人もいる。

先生が来られる前に、合わせてみよう!と誰かが言い出して、合わせが始まった。

私はまだ用意ができてないから、参加できないけど。でも急いで準備する。

この曲はソロだけだと、そんなに難しくないのだけど、伴奏に合わせるのが難しい。

伴奏もテンポを一定にして弾くのが難しくて、時々、いや頻繁にずれてしまう。

ずれても何とか戻そうとそれぞれが歩み寄っていくのだけど、どうしようもなくずれてしまって。。。。途中で止まる。

何が悪かったのか、あーでもないこーでもないと意見が出て、反省して。また再開する。

反省している最中に、先生到着。

授業が始まる。

先生が入ると指揮もしてくれるし、間違えても何がいけないのか指摘してくださるので、瞬時に直る。(1ヶ月経つとすっかり忘れるけど)

でもいつも思うのは、先生が一緒に弾いてくださると、ものすごく曲がパシっとすること。

先生が弾く楽器はチェロだから。私と全く同じフレーズを弾いているのだけど、先生が弾くと曲がものすごくきっちりと進む。

私が弾くと、ナヨナヨとしてしまって、そのうちバラバラになる。

どこをどうしたら、こんなにきっちり周りを引っ張れるのか。。。。

全然わからない。。。

1人1パートの練習もした。

ものすごく緊張したけれど、何とか弾けた。

ドキドキしたけれど、ものすごく楽しい。

あっという間に2時間半の練習が終わった。

 

帰りは、会場の近くで売っている餃子を買うのが定番だ。

30個買ったら、4人で賄える。

「私は1個で十分!」と言っていた母も2個ペロリと食べていた。多分3個置いたら食べたんじゃないか?

 

1ヶ月に1回のアンサンブル。本当に楽しかった。

 

昭和41年11月22日(火)

まぐろのお刺身

かきのレモン酢

切り干し大根、小松菜、油揚げの煮浸し

大根の味噌汁

 

 

 

最後の授業参観なのに。。

高三息子

最後の授業参観。

来ないで!と拒否するかと思いきや。

「英語なら」と言われたので、喜んで行く。

午後からアンサンブルの練習があるので時間的にはその前の時間の数Ⅲにしたかったのだけど

頑として、「ダメ」と言うので、最初の30分(50分授業)を聞いて帰ってくることにした。

 

保育園の時の参観から(1歳)始まって、「面倒だなあ」と思いながら通っていた。

保育園や幼稚園の時は、その後のママ友とのおしゃべりタイムが設定されていたので、楽しかったし、小学校は目の前だったので、それほど負担ではなかったのだけど。

中学に入ってからは、遠くになった(それでも我が家は近い方だけど)ので面倒になったけど

何故か毎回黙々と通っていた。

途中、コロナで中止になっていたけど、また再開。そして、今日。

最後の参観になった。

授業参観に終わりがあるなんて思いもしなかった。それならもう少し楽しめば良かったなぁ。

もったいないことをしたなぁ。

と、思いながら。学校に向かう。

 

いつもはまばらな、授業参観だけど、最後だからか今日は人が多い。

3クラスあって、息子は英語、あとは古文と体育。。

授業が始まって教室に入った。

参観するお母さんは沢山いたと思っていたのだけど、教室に入ったのは2人だけ。

後の人はどこへ?

と思いながら、授業が始まった。

いきなり単語テストだそうだ。

あら、テストですか。。

 

問題を配り終わると、先生は私達2人の母に「良かったら椅子どうぞ。それから今日はテストばっかりですから、きっと見ていらしても面白くないと思いますよ。なんなら隣のクラスに行った方がよいと思いますよー」

隣に行けって??

6年付き合った先生で、保護者といえど容赦しない先生で有名な先生だ。

個人面談で、あまりにキツイことを言われて泣いたお母さんもいたらしい。(当人から聞いた)初めて会った時は呆然としたけど、そのうち慣れてきた。怖いけど、生徒に愛情を持って接してくれる。

親切ではないけど、私はこの先生は嫌いではない。

だから「隣のクラスに行って」の発言も腹は立たなかったけど、授業参観だって連絡してるんだから、少しは気を遣えよな、あなたはそういう気の遣い方が足りないのよねぇ。と思いながら、「授業は面白くなくても、先生のお顔を見ていれば満足ですから」

と、訳のわからない返事をしてみた。。(笑)

先生も負けない。

「いえいえ、6年間充分見ていただいたのでこれ以上は。。。」

と、言ってくる。

あまりに意味の無い会話すぎて、ちょっと疲れたけど、とにかくしばらく見てみようと、授業の様子を見ていた。

しばらくしたら、ドヤドヤと3人のお母さんが入ってきた。

先生の顔が曇る。

「えー困ったなぁ。」

迷惑そうな顔。。

入ってきたお母さんはもちろん意味がわからない。

それに椅子も足りないし。。

もういいや!と思って、椅子から立って外に出ようとした。

入ってきたお母さんは「え?」という顔をする。そりゃそうだよね。

小声でことの顛末を説明する。

後は判断してねーと言って出てきた。

もう1人のお母さんも同じように席を立った。

 

隣のクラスへと言われたが隣は、結構混んでいた。でも入ったとたん。。

古文をやっていることを思い出した。

家の息子は私立の理系なので、古文は全く関係ない。

もうひとつは体育。外は寒いしねぇ。

結局、古文のクラスだけど、子ども達の姿を一瞥して出てきた。

中1から6年付き合った子ども達なのだ。キチンと確認しておこう!と思ったが、コロナで会えなかったせいか誰が誰だかわからなくなっていて。。

全く意味が無かった。。

教室をでた。

出たところで、知り合いに声をかけられた。物凄く久しぶり。最後なのにこれじゃ何の為に来たのかわからない!とぶつぶつ言うと

「子ども達を見たから良いと思えばー」

と言われて、それもそうだと思った。

でも、それだけで、やることがなくなった。

よく喋るお母さんも見当たらないし。。

仕方なく、学校を出た。

滞在時間30分。。

最後の参観なのに。。

 

なんかあっけない参観だったけど。。

まあ、こんなもんかなとも思った。

通い終えたんだ!という自己満足もあるし、来たのは無駄では無かったと思った。

次々と行事が終わっていく。

お弁当作りもあと少しだし。

校章の入った靴下も、あと一足半になった。(片方が穴が空いたので半分だけ残っている)

どんどん高校生活が終わっていく。

でも、受験勉強は、えーーーと思うほど進んでいない。

あり得ないほど酷い状態だ。

高校生活はひとつずつ終わりを告げているけれど。

来年の春から、息子はどこに行くのだろう。

誰か教えて欲しい。。

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月21日(月)

シチュー

しじみの味噌汁

シチューと味噌汁という組み合わせが面白い。。

 

 

老いの支度は何をすればいいのかしら?

今日のニュースで。

NHKのニュースよりお借りしました。

19日夜、福島市で軽乗用車が歩行者をはねたあと信号待ちの車3台に衝突し、はねられた女性が死亡したほか5人がけがをした事故で、車が数十メートルにわたって歩道を走る様子が目撃されていることから、警察は、軽乗用車の97歳のドライバーを過失運転致死の疑いで逮捕し、当時のいきさつを調べています。

19日午後4時50分ごろ、福島市南矢野目の市道で、軽乗用車が歩道にいた女性をはね、さらに信号待ちの車3台に次々に衝突して車と街路樹の間に挟まって止まりました。

この事故で、歩道にいた近くに住む調理員の川村ひとみさん(42)が、全身を強く打ち、およそ2時間後に死亡しました。

97歳の方は近くに住む一人暮らしの方だそうで。数年前に奥様を亡くされたけれど、元気に過ごしていらっしゃったとか。

でも、車庫入れで、手間取っていて、近所の方は「危ないなあ」と思っていたとか。

 

私の叔母が80歳になり、免許返納した。

この叔母も、かなり前から危ない運転していて、気が気ではなかった。

子供がいないからきつく言う人もいなくて、私もそれとなく、免許返納を勧めていたのだけど。全然相手にされなかった。大事故起こしたらどうしようと気が気ではなかったのだけど。

原因がわからないのだけど、車を擦って、パンクしたとかで。

それを契機に免許を返納したそうだ。

免許を返納したと聞いたときは、夫も私も本当にホッとした。

 

ところが、免許を返納したものの、生活が変わらないので大変らしい。

近所のスーパーも閉店してしまい、バスも少ないから、出かけるのに往生する。タクシー乗ると高いから、バスに乗るようにしてるんだけど、荷物が多いと本当に疲れて疲れて。

と、嘆き通しだった。

車でずっと生活していたのに、突然車がない生活になったら、そりゃ大変ですよねぇ。返納は素晴らしかったけれど、つらいわなぁと同情していた。(同情するだけで何もしなかった)

つい先日、その叔母に久々に会ったら、あれ?と思うほど足取りが軽かった。

どうしたんだろう?と考えてみたら、「歩く」生活になって、足腰が強くなったらしい。

ずっと車生活で、歩かない生活から、歩かざるを得ない生活になって、80歳にして鍛えられたようだ。体も心なしか締まって見える。

 

口では大変!と言ってるけど、体にとってはいいことだったのかなあと思った。

ところが。。

「この前、すってんころりと転んだのよ」と。。

幸い、大事にはならなかったようで、打身だけですんだみたいだけど。

80歳は80歳で、やっぱり不便な生活は無理なんじゃないかとまた心配になった。

(心配するだけで何もしてあげられないのだけど)

 

最近よく、50代のリフォームとかの宣伝を見る。

子供も巣立って、夫婦2人の生活になったら、家の使い方も変わるからリフォームしましょう!ということらしいのだけど。

夫婦2人の快適な生活!と書いてあって、それはそれで素敵だなと思うのだけど。

その先のことは全然企業は語らない。

人間、いつまでも元気じゃないんだから、その家で大丈夫なの?

狭くても、便利な家に引っ越すという選択肢はないのかしら?

 

どうもその先は「介護付きマンション」とか「老人ホーム」とかを企業は考えてるみたい。

宣伝に入ってくる、そんなマンションは、入居金をものすごい金額払った上で、月に20万円の管理費が必要と書いてある。

多分、食事代は含まれていないだろうから、食事代を含むと。友好費とか色々含むとものすごい金額になる。

そういうマンションは、大概大きなお風呂とか、レストラン(食堂?)がついていて、娯楽室もありで、そういうものの管理で管理費がかかっているのだろうけど。。。。

ここに住んだら、節約、節約の日々で、今やっている趣味はきっと出来なくなるだろう。

それは嫌だ!(笑)

 

お風呂は、自宅の狭いお風呂で十分。

1人で入るのが危ないなら、ヘルパーさんをお願いする。

母は、1人でお風呂に入ることができないので入浴ヘルパーをお願いしたら一回500円くらいだ。(1割負担だから)

髪の毛まで乾かしてもらえて、本当にありがたいらしい。

 

車は使えなくなるだろうから(自動運転の時代が来ると変わるのかもしれないけど。いつになるのかわからないから、考えないことにする)便利な場所で。

家は狭くていいと思う。まあ、今もそんなに広くないけど。

荷物をとことん減らして、小さい家で過ごすのが理想的だと思ってる。

自炊がメインだけど、外食もお惣菜を買ってくるのももちろんあり。

それができる場所に住みたい。

 

と考えていたけど。そういえば。。。。夫はその時どこにいるのだろう。。。。

夫と一緒だっったら、荷物を減らすのは無理だ。捨てるのが本当に嫌いな人だから。

便利なところに引っ越そう!なんて言ったら、「自然の多いところなら引っ越す」ともっと不便なところに行きそう。

免許返納なんて、抵抗するだろうなあ。

色々考えたのだけど。。

結局。今住んでいるところを便利にするしか方法はないのかも。。。

免許返納の前にお引越し!どこがいいかな?なんてちょっとウキウキしていたのだけど。現実は厳しそう。

気持ちが暗くなってきたので(笑)、また時期をおいて考えるとしよう。

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月20日(日)

鳥肉のすきやき

たらこ

豆腐と油揚げの味噌汁

 

 

一日どのくらい練習するか?

長寿番組、徹子の部屋チェリスト堤剛さんが出演されました。

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80歳で未だ現役です。

昨年だったか、ウィーンフィルがコロナの中、日本で公演を行った際にも、堤さんはドボルザークのチェロ コンチェルトを弾かれました。

チェロ コンチェルトの中でも、体力的に、技術的にもハードなドボルザークのチェロ コンチェルトを80歳で弾くなど、本当に凄いことですし、素晴らしいことです。

 

番組の中で堤さんの練習時間の話が出ました。

予定が無い時は3、4時間だそうです。

若い頃は6時間とか練習していらしたそうですが、師匠のシュタルケル(名チェリスト)から長すぎするのは良くない。

と注意されて、三、四時間になったとか。

でも、この時間が丁度よいのだそうです。

練習!と頑張っているのではなく、毎日の日常の中に入りこんでいるのだとか。。

 

私はどうか?

午前中と夜に1時間ずつ弾くと、調子がよいです。堤さんと違って、私の場合は、日常生活に入っている訳ではなく、2時間丁寧に練習すると、なんか上手くなっているような気がするから良いと思ってるんですけど(個人的主観です)

とは言え、午前中はなんだかんだと用事が入り、夜1時間という日が多いのです。

これだとちょっと足りないなと思います。

フルタイムで働いてらっしゃる方が聞いたら怒られそうですが。

フルタイムの方々は物凄く練習を効率的に使っています。

友達は、夜中に練習出来るようにわざわざ駅から遠い一軒家に住んでいるそうです。

 

それに比べると、本当に私は恵まれています。

 

午前中に練習出来ないと言っても、そんなに忙しい訳ではないのです。

なんだかんだとネット見たりしてますから、その時間を練習に当てればよいだけで。

最近は合唱の練習もしなくちゃいけなくなって、時間が詰め詰めになるんですけど、無駄な時間を省いて、有効に使わないともったいないですね。

 

ただし、4時間もやったら、私は具合が悪くなります(笑)私の限界は2時間みたい。そのくらいの時間をとるのは大変じゃないから。

ちょっと生活を工夫したら、もっと楽しくなりそうなので、これをよい機会に、調整してみようと思います。

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月19日(土)

ひらめ油焼き

さつま芋甘煮

小松菜、油揚げの煮付け

わかめ味噌汁

 

母、こっそり床に寝転んでいるらしい。。

87歳の母が右腕を骨折して3週間になろうとしている。

3週間色々なことがあったが、周りの皆様のおかげでなんとか軌道に乗りつつある。

1番大変だったのが、床に寝転んだ母を起こすこと。テレビの前で床にゴロンと寝転ぶことが何よりも好きな母は、寝転んだら最後、1人で起き上がれないのに、寝転ぶ。

でも、私より7キロも重い母をしかも、右腕を骨折しているので抱えることも出来ず、膝に力が入れられない母を立ち上がらせるのは、本当に、本当に大変で。

途中、介護用ベルトを購入して、幾分軽くなったものの、やはり大変で。寝転んでほしくない。

とにかく、自分で起き上がれないのだったら、寝転ばないで!と、きつく、きつく言った。

それでも寝転ぶので、もう助けないから、1人で起き上がって、と見守るだけにした。1人で起き上がるのは大変で、ギャーギャー言っていたが、絶対に助けないで、起き方を隣でアドバイスするだけにした。もの凄く大変だったから懲りたようで、ここ3日ほど寝転んでない。

やっとわかってくれたのね。

とにかく、平和、平和。

とは言え、

ベッドや椅子から立ち上がるのも、骨折直後は、もの凄く時間がかかっていたのが、いまは結構早い時間で(それなりには時間はかかるけど。比較すると物凄く速くなってる)立ち上がれるようになってきた。

87歳でも筋肉はつくらしい。

新しい発見だ。。

 

朝6時ごろ、母の家に行った。

無事に過ごしているか確認するため。

ちょっと前は午前3時にも行っていたけど、今は夜中はパスしている。

母は、食卓に座って、テレビを見ていた。

「腕とか身体が痛いの」と機嫌が悪い。

昨夜も痛いと言っていたから湿布を貼ったんだけど、まだ痛いとか。

なんでそんなに痛いのかなぁと思いながら

ふと、床を見ると、あらあらあらら

床に寝そべった跡がある。

新聞が散らかってるし、枕にしたようなクッションも。。

あれ?これは寝転んだのは確実だわ。

と、思って、穏やかな声で聞いてみた。

「寝転んだ?」

母はドギマギしながら(笑)「いや、あの」と言ってる。

こちらとしては、自分で起き上がれるのなら別に寝転んでもいいし。

起き上がれないのに寝転ぶから、文句を言うのだから。

「へぇ。起き上がれたんだ。凄いじゃない」と言うと、ドギマギしていた母の態度が偉そうになった(笑)

「もう大変な思いをして起きたんだから」

そりゃそうだろう。

本当に大変だったのだろう。

気がつかなかったけど、多分、昨日も寝転がって、必死の思いで起き上がったのだろう。

娘に隠れて。

起き上がったけど、チカラ入れすぎて身体中が痛くなった。ということなんだろうと思う。

きっと物凄く時間も力もかけたのだと思う。

 

そりゃ全身運動だからねぇ。

痛くもなるわね。

でも、まあ仕方ないわねぇ。

 

とは言え、全身痛くなっても

寝転びたいのか。。。

 

凄い執念。。

 

今のところ、母は通所リハビリと訪問リハビリを週一回お願いしている。

訪問リハビリは、家の中で、大変なことをどうやってやればよいのか、教えてもらうためにお願いした。

何をお願いするか考えなくてはいけないのだけど、最初にお願いすることは決まった。

寝転んだものを起き上がれるように。

これしかない。

テレビの前でごろ寝が躊躇なくできるように。

あれだけ、大変なのにやりたいというなら、母も頑張るだろうから。

予習、復習頑張るだろう。

夢に向かって(笑)頑張れ母

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月18日(金)

ぶり照り焼き

大根そぼろあんかけ

春菊おひたし

豆腐となめこの味噌汁



 

 

 

 

家事の合間に私は歌う。。

来年8月にある演奏会

曲目はブラームス  ドイツ レクイエム

やるのは合唱。。

チェロ じゃない。

チェロ も初心者ですが、合唱はその何倍も初心者で。。

発声練習の方法すらわからない。

 

でも、やるんです。

無謀な挑戦は慣れているので。

 

まずは、2月の練習に備えて、譜読み。

2月にはドイツ語で歌えているといいな。

なんせ、合唱の難しさがわかってないので、1人で出来るところは、やっておきたい。

突然、ドイツ語は無理だから。

まずは、音階で歌えるように。

CDを聴きながら、電子ピアノで弾きながら、歌う。

朗々と歌うと仕事中の夫がびっくりするので小声で。

まあ、声量ないから大声は無理なんだけど。

 

この曲は7曲に分かれている。

全部で、80分の大曲。

ベートーベンの第九に比べて、ダンゼン難しい。

最初からこんな難しいのに挑戦しなくてもと思うけど。

やれる時にやっておかないと、いつ出来なくにるかわからないから。

とにかく、難しくてもやろうと。。

 

やってみると楽しくて、1時間なんてすぐたってしまう。

きがついたら、仕事中の夫が呼んでる、

「玄関鳴ってるよー」

あらあら。

しばらくしたらまた夫が叫んでる

「電話だよー」

イヤホンしてるから全然聞こえない。

ちなみにチェロ は聞こえる。イヤホン使わなければね。

 

さすがにちょっと悪いなと思って、長時間やるのは辞めて。

細切れにやることにした。

洗濯物干したら、歌って。

洗濯物畳んだら、歌って。

掃除機かけたら、歌って。。。

家事の合間に、歌うことにした。

でも、やってるうちに、

歌う合間に家事をしてる感じ。

まあ、どっちでも良いか。

 

七曲のうちの簡単そうなものから、練習してるんだけど、それでも難しい。

何度も何度もリピートして、歌えるようにする。なかなか出来るようにはならないけど楽しいから、そのうち出来るようになるんじゃないかと、楽観的。。

 

楽しいから、しばらく続けようと思う。

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月17日(木)

シチュー

牛うどん

 

 

今週は借りた本が充実してる。。

半年くらい前から、通いだした図書館。

今までの人生の中で、1番頻繁に通ってる。

ほぼ毎週通い続けている。

 

大概ネット予約しておいた本を借りている。

最近は、それに加えて、借りに行ったついでに図書館をひと回りして(今のところ、日本の小説の棚とエッセイだけ。)良さそうな本を探し出して借りてくる。

 

しかし、ここ数週間不調が続いた。

 

借りる本が、ダメなのばっかり。。

先週は、5冊が全滅。

途中で読むのを止めてしまった。

不満山積み。。。

図書館だから、途中で読むのを止めるのも全然アリなんだけど。なんか気分が悪い。

単に私の選び方がダメなんだけど。

母の骨折も重なって、

たかだか図書館から借りた本が失敗!ってだけで、ブルーな気持ちになる。なんともメンタルが弱いなあと思いながらも、それが私なので仕方ない。

今までは、こんなことではダメ!と自分を鼓舞していたけど、今は「しゃあないなぁ。。」と自分を甘やかすようになった。良いのか悪いのかわからないけど。。

昔なら、そこで「図書館はダメだ!」と図書館に通うこと自体を諦めていたけど、今はめげずに通っている。

今通っている図書館は、とても気持ちがよいところだ。いるだけで、ぼーっとするのも気持ちがよい。

私にとっては、癒しの空間になってるみたい。

だから、図書館に通うことが嫌にならない。

建物の雰囲気って大切だなと思う。

 

今日は、予約していた本はまだ、順番が回って来なくて借りられない。

だから、読みたい本を探すことにした。

読みたい本あるかなぁ。。と、探し始めてすぐ、「あ!これ!読みたかったの!」という本がどんどん出てきた。

 

本屋さんでもそうだけど、調子に乗らない時は、何回グルグルお店を回っても、買いたい本が見つからなくて、身も心も疲れて、本屋を出る。

でも、調子の良い時は次々と「読みたい!」本が出てきて、どれにしようか悩むほど。

今日もそんな感じ!借りられるのは10冊なんだけど、そんなに借りたら1週間では読み終わらない。来週も来たいから、1週間で読み終わる量にしようと。。

で、借りたのがこの4冊

小説一冊にエッセイ2冊、対談集一冊。

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最近好きな作家さん

小川洋子さんと、小川糸さん

そして、シスターの渡辺和子さん

小川さんたちは、私と年齢がそれほど変わらない。だからか?共感するところも多い。

小川洋子さんは、「博士の愛した数式」(映画化もされた)や、芥川賞を受賞した「妊娠カレンダー」が有名で、私もこの2つの小説は好きなのですけど、その他の小説は、「???」で読み終わることができない。。

でも、エッセイは大好きでよく読んでいる。

今回もエッセイと対談集。

 

小川糸さんは、小説もエッセイも好き。読んでいて温かい気持ちになれる。

 

渡辺和子さんは、ノートルダム清心学園のシスター(理事長)をしていらした。

6年ほど前に亡くなられた方だけれど、生前は、多くの名言、心の持ち方を優しく説いてくださる。

この本は1番有名な本で、“思い通りにはいかない人生を生き抜くヒント”が書かれている。

 

どの本も読んで楽しい時間を過ごせそう。

今回は、全マル。

それだけで、幸せを感じてしまう。

幸せが続きますように。

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月16日(水)

まぐろのお刺身

茶碗蒸し

豆腐の味噌汁