チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

今日はチェロレッスン日

2週間ぶりのレッスン❤️

母の状態は変わらずだけど、歩いて10分のところにあるチェロ教室は、ありがたい。

母の部屋には、3時間ごとにチェックに行っている。だから、今は出かけるのは、3時間以内と決めていて、遠くには行かれない。

都内なんてちょっと無理だ。

でも、先生の家は、近いので。余裕でレッスンに行かれる。沢山おしゃべりしてレッスンして帰ってきても、余裕だ。

介護をしながら、チェロの練習は全く問題なくできる。むしろ、遠出が出来ないので、チェロの練習時間は山のようにある。

子育ての時はこうはいかなかった。

動き回る子どもの近くで練習するなんて、もってのほか。

友達は、気がついたら子どもが弓を振り回して、バット代わりにしてた!と嘆いていた。

楽器を倒されても、登られてもダメだし、せっかく眠ったのに、酷い音のチェロで起こしてしまったら、元も子もない。

でも、介護は問題ない。

母の家にチェロを持っていくことだってできるし、母がチェロを触ることもない(笑)

それにイライラしてる時にチェロを弾くと落ちつけるから。

もしかして、チェロが上手になる絶好の機会??

プラス思考になってみた(笑)

 

とにかく、今日はそんな中のチェロレッスンで。

おしゃべりからスタート(笑)

ひとしきり、介護の話で盛り上がり、やっとレッスン開始💦

先生お付き合いくださってありがとうございます!

 

今日は左手の肘の位置について。。

とにかく、小指は潰さない。立てて弾くこと。

そして肘の高さはずっと変わらない。

4本の弦のどれを弾く時も肘の高さを変えないこと。

肘の高さを変えないと、弦によっては弾きにくくなるけど、それは構わない。

逆に肘の高さを変えないことで、

音程が正確になる

から、弾き方が安定するはず!

しっかり練習してください!

 

やり方を教わって、よくわかったので、家で練習することにする。

早速、夕食後にやってみると結構難しい。

でも音程が正確になる!と言われると、張り切ってやらなければ!

 

バッハの無伴奏も、「立体的に弾く」やり方を教わった。伴奏なしなので、普通に弾くとのっぺりとしてしまう。でも、低音を響かすことによって、立体感が出てくる。

ところが、なかなか低音を響かすことが出来ない。うーん、うーんと言いながら、これも次回のレッスンまで、練習するようにと言われた。

 

エチュードも新しい曲になったし、次回のレッスンまで1週間しかないのに、宿題がいっぱいだ。

大変大変。

でも、練習時間は沢山あるので、練習しよっと。

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月10日(木)

牛肉の水炊き(ネギ、春菊、牛肉、餅)

豆腐、油揚げの味噌汁

 

電動ベッドでさえ、トラブる母

膝が悪い母(87歳)が右腕を骨折して、1週間半

怪我直後に、ケアセンターに飛び込んで、ケアマネジャーさんを紹介していただき、凄いスピードで介護の予定を組んでもらってる。

その中でも、電動ベッドは早かった。怪我をして6日で納入してもらえた。

本当にありがたい。

これで、ベッドの上で起きられない!とのたうち回ることは無くなる!(半分の確率で立ち上がれなかった)と喜んだ。

電動ベッドだとスイッチひとつで、頭が上がる。頭が上がれば起き上がれるので、1人で立ち上がってトイレに行くことは問題ない。

これで、夜中に母の部屋にチェックに行く必要は無くなった。

良かった良かった。

と思っていたが、そんなに世の中は甘く無かった。

 

朝4時に行くと、ベッドの上で起きられない!と足掻いている。

何故?

スイッチが下に落ちて、操作できないと騒いでいる。

 

あー。なるほど。

 

そう言われると危ないわね。

 

スイッチに紐をくくりつけて(見た目は悪いけど、朝4時なので深く考えたくなかった)ベッドに結んだ。

これで落ちても大丈夫。引っ張れば拾える。

 

日中は問題無かった。

良かった良かった。これで平和だ。

と、思った。

 

が。。。

 

夜の11時にチェックに行くと、ベッドの上で困っている母がいた。

見るとベッドの高さがあり得ないほど高くなってる。

ベッドは、スイッチひとつで高くしたり低くしたりできる。立ち上がりやすいようにその人その人の便利な高さを設定するためだ。

母のベッドも母の立ち上がりやすいように、高さを設定した。

高さのボタンは触らないでね、頭のところのボタンだけ押してね。

と、何回も言ったのだけど。

 

「よく見えないから触っちゃったみたい」

と、平然と言う。

触ってしまって高くなったら、低くすればよいと思うのだけど、機械オンチの母(これは昔から、、認知症の問題ではない)は、ますます

同じボタンを押し続けて、高くしたらしい。

ついでに、頭も高くして。。

このまま降りたら、確実に事故だ。。

骨折は固い。。。

 

考えて。。

 

ボタンの部分を触らないようにテープで目隠しした。でも、テープの上から触れば動いてしまう。

使ってみて!と母にスイッチを渡すと

見てると、やっぱりテープの上から触ってる。

 

電動ベッドもダメなのかも。。

夜中のチェックが無くなるのは夢に終わった。

 

暗澹たる気持ちになっていたが

丁度、介護用品の方がいらしたので、訴えてみた。

「え!そんな事例は初めてです!」

とびっくりしていた。

そうだよねぇ。我が母のレベルの低さに落ち込む。。

でも、介護用品の方は、ちょっと考えて。

「高さのボタンを効かなくさせることができますけど。。」

と、言ってくれた。

もちろん、飛びついた。

「やったことないんで、時間かかるかもしれません」と言われたが、結構短い時間で設定できた。

このボタンを使えなくすると、ベッドの下の掃除が大変になりますよ。と言われたけど、掃除なんて。。どうとでもなる。

 

これで、問題解決!良かった良かった!

と、買い物に出かけた。

3時間後、買い物の帰りに部屋に寄ってみた。

「困ってるよー」

とベッドの部屋から声がする。

 

ベッドのところに行くと、母が反対方向で寝ていた。

つまり、頭の部分に足があり、足の部分に頭がある。

しかも、ベッドは、上がっているので、頭より足が上がっている。

これじゃあ、平らなベッドよりも起きにくい状態だ。

なんでこんなことに???

 

母曰く、ちょっところんと、寝転んだら逆だったとか。。

一応、そうならないように机でブロックしたのだけど、それをどかして、コロンとしたらしい。机もロックか???

というか、何故そんなことになるんだ??

 

詰問すると、母は平然と答える。

 

言われてみるとそうなのよねぇ。

 

言われなくても普通の人ならわかる。

 

とにかく、立てる状態にしなくては。

 

すぐに助けることはせず、スイッチを母に渡して、まず、頭(足があるが。。(笑))の部分を?下げて、ベッドを平らにした。

次に、ベッドの上でくるくると半回転してもらった。(少し補助したけど出来た。)

ここからは、本来の動きだ。

スイッチで頭の部分を上げて、やっと立ち上がれた。。

「あー助かった」

と母は言ってるけど、何の悪気も、反省も無い様子。

私だけが暗澹たる気持ち。。

 

母は慣れるのだろうか?

練習したら使いこなせるのだろうか?

物凄く不安だ。

 

これじゃ、長い時間(と言っても5時間とか)1人にしておくのも心配だ。。

合唱団の練習は2月から始まるからまだ時間があるけど、それまでにはどうにかしなくては。

まあ、その頃は骨折も治ってるだろうし。。

と、楽観的に考えるようにしてみたが。

 

とにかく、落ち込んでいる。。

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月9日(水)

かに雑炊

さつま芋天ぷら

しじみの味噌汁

 

 

 

合唱とオーケストラの違い

来年夏に行われる演奏会「ブラームス  レクイエム」の「合唱」の申し込みをした。

 

合唱は高校1年の音楽の授業以来、やってない。あとはカラオケ?カラオケもそれほど好きではないので、歌ってないし。

 

何より、「合唱団」というものが未経験

 

だから、さっぱり様子がわからない。

 

頼りになるのは、ネットの「募集要項」だけ。

申し込みを受け付けた旨のメールもきた。

お世話になっております。

ご入金が確認できましたので、正式登録させていただきました。
初回練習詳細につきましては2023年1月13日までにはメール をお送りしますのでご確認ください。

つまり、1月中旬まで連絡がないようだ。

 

でも、ひとつ。

楽譜を購入するようにとお達しがあった。

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買うようにというメール


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これを買うらしい。。

 

へぇ。。買うのか。

 

これがオーケストラになると。。

全てネットで、ダウンロードだ。

つまり、無料

アドレスがメールで送られてきて、そこを開くと、オーケストラの全パートの楽譜がある。

そこの、チェロパートを選んで、ダウンロードして、自宅で印刷する。

演奏会一回分はなかなかのボリュームだ。

途中で止まったり、紙切れしたり、インク切れしたり。なんか変に印刷されたり。

出来た!と思っても、ページが抜けていたり、と色んなことを起こしながら、印刷終了。

 

そして。。

製本する。

順番を間違えないように。

ページが書いてある楽譜なら、わかりやすいんだけど、何にも書いてないものもあり💦注意しなくてはいけない。

 

それでやっと楽譜準備終了。

かなりの手間だから、物凄く達成感がある。

 

機械に弱い人は、ダウンロード作業は、「恐怖の作業」らしくて、「訳わからないの!」と仲間になんとかして!と、泣きのメールが来ることも多い。

 

そんなに大変なら、印刷してあげようか?

(2枚ずつ印刷すればよいだけだから)

と言いたいんだけど。

それは、絶対やっちゃダメと言われた。

「一度やってあげたら、ずっとやってあげないといけなくなるから。オーケストラやるなら、それできないと話にならないから。」

なるほどなぁ。と思って、どんなに泣きのメールが来ても、励ますだけにしてる。

 

そんな方々もいらっしゃるので。

オーケストラの楽譜が手元にそろうまでは、結構大変。

 

合唱団のように、購入すればそんな手間は全くない。泣きも入らない(笑)

まあ、合理的だし、その方が音楽出版社の為にもなるし、良いことなんだろうなとは思うけど。

「合奏の楽譜は無料」と思って育ってきた私としては、ちょっと複雑。

でも、コピーさせてもらう友達もいないし、買って!と言われているから、注文した。

 

ちなみに、ちょっと前のオーケストラ。

ダウンロードなんて洒落た(笑)ことが出来る前は、「楽譜係」がみんなの分をコピーした。

シンフォニーだと弦楽器は20枚くらいになるし、小曲もあるから60人程度のオーケストラだと、コピーは物凄い量。

一度楽譜係の手伝いをしたことがある。

楽譜係は、コピー代を安くあげようと、個人の家のコピー(団員で歯医者さんを経営してる人がいて、その人が持っていた大型コピー機)を使ってコピーしていた。 

楽譜は見やすいように拡大するんだけど、それも細かいパーセントが決めてあって、紙を置く方向も決めていた。

ちょっとくらい傾いても。。なんて許してもらえなくて、いつも何とも思わないで受け取っていた楽譜がこんなふうに丁寧にコピーされていたのかと、感動すら覚えた。

 

もしかしたら、合唱団も昔はそういう「楽譜係」がいたのかもしれない。

合唱団は合唱団で色んな歴史があるのだろう。

練習が始まったら、聞いてみよっと。

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月8日(火)

鳥雑炊

わかめの味噌汁

 

 

介護レンタルはすごい

母が骨折して1週間とちょっと。

新しい生活も少しずつ慣れてきて(みんなが)びっくりすることも少なくなった。

ベッドで起き上がるのに苦労していた(3割くらい失敗する)母に素敵なものが到着した。

介護用(頭の部分が上がったり下がったりする)ベッドが到着

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楽匠ホームページより

 

柵も立ちやすいものを選んで、

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サクラサービスのカタログより

扉が前に開く。重心を前に持って行けるので立ち上がりやすい。

 

机も取り付けた。

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サクラサービスのカタログより

 

ベッドの頭の上げ下げは電動。

操作も簡単で、機械に弱い母でも使える。

ベッドの高さも1センチ単位で調整できて。この調節も電動で簡単だ。

立ち上がりやすい高さに調整した。

 

家にあるソファにも手すりをつけた。

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さくらサービスのカタログより

手すりをつけても立ちにくかった。会社の方がそれならと、足元を数ミリ上げてくださった。数ミリくらいでは変わりないでしょ!と思ったけど、あら不思議踏ん張れるようになった。

ほんのちょっとの工夫で便利になる。

プロは流石だ。。

 

母ご機嫌。

これで、立ち上がるのも大丈夫だろう。(逆にこれでダメなら諦めなくてはいけない)

頬擦りしたいほど、ありがたいものだ。

1人で立ち上がれないということがこんなに大変だとは経験するまでわからなかった。

足が弱るということはこういうことかと初めてわかった。

 

 

レンタルではないけど、三角巾もAmazonで買ってみた。

 

 

正直、これは必要ないかもしれないなと思いながら、買ってみたんだけど。

母曰く、「ものすごく楽」だそうだ。

病院でもらった普通の布の三角巾だとただの布なので、首のところは腕の重さで食い込むし、肩は凝るしでものすごく辛かったらしい。

それが付け替えた途端、あまり褒め称えない母が「すごくいい!」を連発してた。

買って正解だったと、ホッとした。

 

水曜日は入浴の世話の話し合いのために、ケアマネさん、ヘルパーさん、介護用品の会社の方

の3人が来られる。入浴のためにこんなに人を集めるとは、なんと凄い!と思うけど。とにかく指示には従おう。

 

本当は水泳教室なんだけど、また欠席だ。先週に引き続き、今週も。。。。

コンサートも半分パーになったし。贅沢は言ってられないとわかっているけど、かなり残念。。。。

 

でも、予定が決まれば、サイクルが順調に回り出せば、私も自由がきく。

それまでの辛抱だ。

 

今日は久々に4時間出掛けた。

帰ってきて、ドキドキしながら母の部屋に行くと「異常ありません、大丈夫です」とのことだった。

このまま異常ないといいなあ。無理かなあ。。

 

 

昭和41年11月7日(月)

かに雑炊

大根、油揚げの味噌汁

 

 

合唱団に参加することにした。。

来年8月に開催されるコンサートがある。

 

コンサートの為だけに集まって、終わったら開催する、「あっさり」した関係で終われるコンサート。

来年も開催されるらしい。

私はそのコンサートに参加したことはなく。

でも、先生や友人が参加しているので、去年初めてコンサートを見に行った。

そこでもらったパンフレットに、

「来年はブラームス のレクイエム!」参加者募集!

と書いてあって。

オーケストラも合唱団も募集するらしい。

いつもなら、オーケストラしか考えないのだけど。

「合唱団募集、経験問わず」と書いてあるのを見たら、物凄く参加したくなって。。。

それが今年の夏の話。

夫に言ったら、「え!オーケストラじゃないの?歌?」と、半信半疑(笑)

あんまりびっくりされたので、躊躇してしまって。。でも、

先生に言ったら「いいんじゃないですか、経験なくても楽譜読めるし。。」

と、前向きなご意見を下さったので、またやる気になり。。 

ちょっと練習したりしていたのだけど、飽きっぽい私は、練習もしなくなり。。

とにかく、そのままほったらかしになっていた。

 

昨日、「そういえば10月に募集開始するって言ってたなぁ」

と思い出して、ホームページを見てみた。

 

すると、

2023年合唱団募集!

と書いてある。。

おっ!もう開始してるのね。

 

募集要項の下の方に、練習日程が書いてあった。

月三回くらい。

それはOK

練習場所もそんなに遠くない。

合唱の練習だから、楽器はいらない。

手ぶらだ。だから、動きやすい。

つまり、OK

 

練習時間

ほとんどの練習が、夜(18:30)から始まる。土日が中心。一回だけ金曜日にやるらしい。

昼間練習も2回だけだけどある。

期間限定とは言え、7カ月間、月三回、しかも夜間。結構、大変だ。

今まで、夜の外出は控えてきた。

息子がいるから、出かけないようにしていた。

でも、来年は息子の高校を卒業するし。。

週に一回くらい、遅くても良いかな?

と、勝手に自分で許可(笑)

 

夫に聞いてみたら、「えー本気なの?」と、またまたびっくりされた。でも、反対する理由はないと、OK。

 

問題なしだ。

じゃあ申し込むか?という時になって、怖くなってきた。

「私、出来るかな?」

経験なしで良いというから、やる気になったけど、経験者ばかりだったらどうしよう。

経験者が意地悪だったらどうしよう。。

下手だからって意地悪されるかも。。

 

しばらく、かなりの時間悩んだ。。

母が怪我をしたら、練習に参加出来なくなる。

可能性は大きい。

でも、心配してみても仕方ないし。。

とにかく、やってみよう!

と思い、参加申し込みをすることにした。

申し込みはネットだ。

参加費もカードで支払う。

希望パートは、アルト。

ソプラノを希望する人は、「面接」があるらしい。面接に通らないと「アルト」に回すとか。。ソプラノは難しいのだろうか。それとも毎回希望者が多すぎて難儀しているから最初に選抜するのだろうか??

とにかくさっぱりわからない。

でも、アルトは、希望すれば採用されるので、スムーズに許可。

 

手順に従って、どんどん進む。

最後のボタンを押す時はドキドキした。

えい!と押した。

 

「受付ました」

画面に大きく文字が出た。

 

本当に参加することになってしまった!!

ドキドキする。

とにかく頑張るしかない。

 

夜になってもドキドキしてるけど、少しずつ楽しみになってきた。

練習再開しなくちゃね。

 

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月6日(日)

いかのお刺身(梅肉

天ぷら(えび、さつまいも、のり)

納豆汁

 

 

 

 

 

ビバルディは温かい人だったらしい

([お]4-3)ピエタ (ポプラ文庫 日本文学)
バイオリン協奏曲「四季」で有名なビバルディ

1678年生まれ

バッハ 1685年生まれ ハイドン 1732年生まれだから、物凄く古い人。

私はあまりこの人の曲が好きでなく💦

だからか、そんなに「良い人ではない」と思っていました。

思い込みが激しいもんで。。💦

でも、チラホラと聞くビバルディの噂(笑)は

「孤児を集めて音楽を教えた人徳ある人だった」という話で。

へぇ、そうなんだ。と、見直して(凄く失礼な話だけど。。)いたら、丁度どこかでこの本が紹介されていたんです。

これはラッキーと思って借りてみたら、凄く面白くて、ぐいぐい読まされました。

作者の大島真寿美さん、この方存じ上げませんでしたが、気持ちのよい文章を書く方です。

 

この本は、ビバルディにまつわる小説です。

とは言っても、冒頭からビバルディは亡くなってしまって、主人公にはなっていません。

舞台はベネチア

ビバルディが勤めていた孤児院「ピエタ」を中心に物語は展開します。

この孤児院ピエタは、孤児や棄て児を養育するために設立された慈善機関であり、主な収益は付属音楽院のコンサートによる収入や貴族からの寄付などで維持していました。そこで司祭として、勤めたビバルディは、孤児院の子どもたちや、集まってきた子どもたちに音楽を教えます。

確かに「善人」ビバルディです。

でも、音楽は素晴らしいのだけど、かなり不器用な身体の弱い司祭です。結局、亡くなる前にピエタを退職して、60歳という若さで(その頃は若かったのかしら?)亡くなってしまうのですが。

亡くなってしまうとビバルディの音楽は忘れ去られてしまいます。

それがまた見直されるまでにまた時間がかかるのですが。。


今でこそ、大作曲家として崇められていますが、作曲家自身が生きているときは、認められるなくて、皆絶望感でいっぱいだったようです。同じころのバッハもオルガニストとしては有名だったようですが、作曲家としてはぱっとしなかったようですし、ビバルディもぱっとするどころか、新し物好きのベネチアの人々にとっては「古く」て飽きてしまっていたようでした。それでも、子ども達に音楽を教えて、中には才能を発揮して音楽で身を立てる子どもも出ていたとか。。
今までよくわかっていなかった、ビバルディの音楽ですが、こんなバックグランドで作曲していたと知った今、弾いてみたくなりました。
もちろん世に出そうと使った曲もあるでしょうが、子ども達のために作った曲もあるでしょう。どんな曲が残っているのか全くわかっていませんが。古い古いクラシック(チェロはまだ違う形だったはず)の音楽を聴いてみたいと思います。

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月5日(土)

魚すき(椎茸、ねぎ、白菜、ほうれん草、餅豆腐)

ひじき、油揚げ煮もの

たらこ

大根、油揚げの味噌汁



 

痩せるんだ!

母の骨折から明日で1週間になります。

あわあわしながらも、それなりに進んでいます。

何よりも進んだのが1人で立ち上がることが出来るようになったこと。床で寝っ転がって、それを立ち上がる状態にしようと、あらん限りの力を振り絞って、介助していたのが、嘘のように、介助レベルが少なくなってきました。

 

しかし、今回介護していて心から思ったのです。

「重すぎ!」と。

標準体重より10キロ以上オーバーなんです。

私より7キロも重い。

介護する方は本当に辛いのです。

これがあと10キロすくなかったら、どんなに楽か。当人も膝も本当に楽なんです。

 

介助しながら思いました。

 

やせよう!!

 

母はどうぞしようもありません。

やせろ!なんていったら虐待になります。

だから仕方ない。こちらはこのまま。

でも、将来の為に、私は痩せよう!

 

まずは、標準体重へ。

いま、2キロオーバーなので。

やっぱり、食べ物ですよねぇ。

間食が良くないかな。

夜はお米はなしにしよう。

 

こんなに強くダイエットをしようと思ったことはありません。

母のおかげでダイエット。頑張れそうです。

 

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月4日(金)

天ぷら

たこのぬた

豆腐の味噌汁