夏から練習していた第九の合唱。
初心者でもどうぞ!と書いてあったので、合唱経験が薄い薄い私でも受け入れてもらえるだろうと思って、申し込みました。
月2回の練習に6割以上通えばいいって書いてあるし、大体、オーケストラで第九はやったことがあるし、軽い!軽い!なんて思っていたら。。。
とんでもない。
まず、周りは経験者ばかりで、初心者っているのかしら?という感じ。
練習は最初からすごいスピードで、楽譜と睨めっこしている私はついていくだけで必死。
でも周りはスラスラと歌い、中には楽譜見ないで(つまりアンプで)歌ってる。
えーこのドイツ語の発音なんて言うの?
と先生の発音を必死にカタカナで書き取ってる私は本当に目立つ。。。。
(そんな必死な人は見えなかった)
しかも、募集要項では
「演奏会は練習状況を見て、暗譜にするか楽譜を持って歌うか決めます」
と、書いてあったので、当然 楽譜持つでしょ!と思い込んでいたら
(自分に良い方に考えるタイプなんで)
本番1ヶ月前くらいにサラッと
「暗譜で行きます!」と軽く言われ、それに対して不満も出ないし。。。。。
なんなんだこの人たち。。。。
毎日、毎日、お経のようにドイツ語を唱え。。。。。
第九の歌詞は、シラーの詩をもとに作られています。
そして合唱部分は 6つの短文を入れ替わり立ち替わりして、繰り返し同じフレーズを歌って(でも音程もリズムも変わることが多い)います。
それは前から知っていたので、一旦短文(1つにつき6行くらいの短いもの)を覚えれば何回も出るんだから簡単!と思っていたのですが。
同じ短文でも、回によって単語が省略されたり、またやたらと伸ばしたり(回によって伸ばし方が違う。二分音符で伸ばしたり、全音符で伸ばしたり。。。)とにかく本当にややこしいのです。
もう無理!と思ったことも何度もあったのですが、とにかく、口パクでもいいから(合唱はそういうことができるので)本番まで頑張ろう。と決意し、毎日毎日歌う日々(とは言っても1日30分から1時間ですが)
今までの人生経験があるので。。。。(笑)
適当に歌う練習は、ろくなことにならないことはわかっていました。
ちょっとでも引っかかるところは、時間がかかってもいいから丁寧に見直す。
たとえそれで全部間に合わなくてもいいから、とにかく丁寧に練習しよう。とそれだけは決めて、練習、練習。
結局、なんとなく歌えるようになり、本番に向かいましたが。
本番。。。。
当然いつもの練習会場とは違うし、周りの音の聞こえ方も思ったよりも聞こえにくくて。
で、何よりも知らないうちに私自身がテンパっていたようで。
1フレーズ完全に落ちて(歌えなかった)ところがあり。。。。
当然と言えば当然、準備不足を痛感。。。。。。
なんか、悔しい結果になりました。
実は来年の8月にまた本番があり、2月からまた練習が始まります。
リベンジ。。。。
次回こそは、それなりに満足できるように。
でも、毎日歌って疲れたので(笑)
2月まではちょっとお休み。
チェロ中心の生活に戻ります。