もらい事故。。
20年近く運転していて、駐車場で自爆はあったものの、車同士の事故は未経験だった。
ひたすら前を見て、右、左に注意して運転していたんだけど、後ろから来るとは。
しかも、信号待ちで、前の車が動きだして、こちらもそれに倣って動きだしたとたん。
後ろが鈍い音がして。。
???
一瞬何かわからなかったのだけど、ちょっと考えて、「ぶつけられたんだ!」とわかった。
でも、何でこんな状況でぶつかる??
バックミラーで後ろを見ると、カップルが普通の顔して座ってる。
「やっちゃった!」とか「やばい!」とかいう表情は見られない。普通の顔して座ってる。
とにかく、車の状態を見ようと、外にでたら、向こうの兄ちゃんの方も、出てきた。よく見たら、向こうの車は左ハンドルで、お兄ちゃんが運転していたらしい。
外車?
ヨーロッパ車ではない。
そのくらいなら私でもわかるけど。
アメ車かな?
大きい車だけど、別段上等!という車ではない(ちょっと失礼かも。。)
家の車は、ナンバープレートだけが半分に折れ曲がっていて、他は異常なしに見えた。
ぶつかった感触から言って、それほどスピードは出てなかったのだろう。
相手は見たところ無傷。
お兄ちゃんの第一声は
「お怪我はありませんですか?」
だった。
見たところ、素直そうなお兄ちゃん。
受け答えもキチンとしてる。
「警察に連絡します」
と、自ら電話してくれた。
変な相手でなくて良かった。
と、思った。これが変な人相手だと、とても太刀打ちできないから。
そんな相手だったら、保険会社にすぐ電話して助けてもらおうと思ったけど、このにいちゃんならまあ対処できるなと思い。
でも、夫にはメールで「ぶつけられた」と、連絡する。
夫びっくりしてすぐ電話してきた。
家から近ければ来てもらおうと思ったが、結構離れているし、駅からも遠いので、
状況を話して、
「変な人じゃないし、小さな事故だから大丈夫」と言って電話を切る。
警察を待ってる間、当たり前だがお兄ちゃんとの会話はほとんどなかった。
婦人警官がやってきた。
まず第一声が
「お互いの連絡先交換してください」
だった。
もちろん、交換するけど、これがヤクザみたいな面倒な相手だったらイヤだなぁと思った。
携帯の番号を交換して、苗字と電話しか知らせてないけど。
横で警察が調書を書いていて、相手の名前も住所も丸見え。
つくづく、相手がまともな人で良かったと思った。。
相手の車を見たら、フロントガラスにヒビが2箇所も入っている。
あれ?と思って、「これは今回出来たヒビ?」と聞くと、お兄ちゃんは「いや今回じゃないです。」
とのこと。
今の自動車のガラスは、少しでもヒビが入ると安全の為にボロボロに細かく割れると聞いていたけど。。このガラスは、違う。
もしかして、この車、物凄く古い車なのかも(フロントガラスの替えが効かないほど)と思った。
調書を覗いたところ(笑)お兄ちゃんは27歳。
お父さんの大事な車を借りて、デートしてたところかもしれない(笑)
警察の説明では、お兄ちゃんが保険会社に連絡して、保険会社が、我が家に電話して、交渉スタートになるのだそうだ。
家に帰って、ほどなくして保険会社から連絡が来た。早い!
後ろからぶつけたということなので、お兄ちゃん側が100%悪いことになるとのこと。
修理代も修理の間の代車のお金も支払うとのこと。明日以降、どこか痛みがでたら、人身事故としてまた補償するとのこと。
交通事故で100%はなかなか無いと聞いていたので、ホッとした。
早速、近所の仲良しの自動車工場に相談に行く。
後ろのナンバープレートを交換の場合は、役所に行かなくてはいけないとのこと。ナンバープレートが直す方法もあるけど、保険なんだから新しくしちゃいましょう!と言われた。
しかし、板金屋さんが今、コロナだとか。。(笑)
来週以降になるけど、今の状態でも車は動かせるから、注文だけして、物が届いたところで取り替えてもらうことにした。
代車が出るのは良いんだけど、足の悪い母を乗せたり、車椅子を乗せたりするので、やはり慣れてる車がいいから、出来るだけ代車は乗りたくない。
事故といっても、小さな事故だし、スムーズに進んでいるので、色んな意味でラッキーだったのだろうけど。。
やっぱり、色々めんどくさい。
ただ、今回の事故は、ある意味防ぎようが無くて。(後ろ見て運転しないし)気をつけようがない。どうやれば避けられたのだろう?
昭和41年11月30日(水)
妻 鳥からあげ、竹輪、白菜の煮物 煮豆、しじみの味噌汁