母に付き添って、区役所に介護申請に行った。
87歳の母が膝が痛くて、歩行が困難なので、リハビリを受けさせたい!と思ったら、介護認定が必要とかで。。
申請しに区役所に行った次第。
要は、区役所に行って、お願いすれば良い話なんだけど。
母の場合、少々面倒で。。
何故かというと、もう10年近くこちらに住み続けているのに、まだ住民票を移していなくて。
まずは住民票の転入申し込みが必要。
それをやって、
保険証の横浜市への変更
と、
保険証の医療限度額の申請
それをやって、やっと最後に介護申請が出来る。
大変そうだけど、やってしまおう!と、朝早くから区役所へ。
区役所は、早く着いたせいか、空いていた。
でも、
周りの状況を見ていると。。
大変だ。。(笑)
申請をしてる人たち。
我が家も充分常識が無いけど、その上を行く人たちがたくさん。。
「後期高齢者ってなに?」とか。
「どれが実印がわかんないんだけど、どれかな?」
区役所の方がわかるわけないでしょー
怒ってる人もいる。なにがなんだかわからないんだそうだ。。
待合室の椅子で、1人でぶつぶつと独り言を言っている人も。付き添いがいないようだから、1人で処理するのだろうか?
こりゃ大変だわ。
この人たち相手に書類を作り、申請しなくてはいけないなんて。。
私には到底できない仕事だわ。
と、心の底から感心するのだけど。
いざ、自分の番になると。。
不満が出る(笑)
私たちは、全部で3箇所の窓口に行った。
そこで名前と住所と生年月日等、ほとんど同じことを何回も書き続けた。
合計5枚の書類。。
なぜ、同じコンピューターをつかっているのに、共有しないのか。。
最後の介護申請では、
裏面まで記入が必要で、
「申請する理由」を書けと広いスペースが空いていた。
「困ってるから」だろ!理由必要?
と思ったけど、反論するのも面倒なので、適当に書く。
結局、その後係の人との長い話し合いがあるので、せっかく書いた「理由」はほとんど無駄だった。
なんで、書類書きにこんなに時間をとるのだろう?
介護の話がこの日の1番のメインであるのに。。
もうその頃は色んな作業で疲れ果て。
説明の間、母はとなりでコックリコックリ。
何も聞いていなかった(笑)
日本のシステムも脆弱さは、本当に凄い。
何より、直す気も無さそうで。。。
クラクラする。。
結局、介護申請は、区役所からケアマネジャーに渡り、面談になるそうだ。
面談後、介護認定できるか検討し、結果が出るのは1ヶ月半後とか。。
長すぎるけど。。
コロナでもそうであった通り。
ここを通さなくては、介護は自前でやるしかない。
それは、あまりに無理なので。
静かに受け入れて動くしかない。
ちなみに、母は整形外科に通っていて、そこで健康保険のリハビリを毎週受けている。
モミモミしてもらったり、電気治療を受けたり、この前は歩きを見てもらってバランスの悪さを指摘されたとか。
その同じ施設で、介護保険のリハビリも行われている。
内容は筋肉増強とか歩行訓練とか、健康保険のリハビリとは違うものの被っているものも多いらしい。
ただ、利用者にとって大きく違うのが、
介護保険のリハビリは送迎があること。
マイクロバスで自宅前まで、丁寧に送り届けてもらえる。我が家のマンションでみたことがあるが、介護士さんがそれは丁寧にバスから下ろして下さっていた。
健康保険のリハビリは完全自力。
同じリハビリでも、全然違う。
あと、健康保険のリハビリは診断から150日間までしか、リハビリは続けられないらしい。
我が家でいえば、10月が終わると、リハビリが出来なくなる。
87歳の母の膝が半年でパシッと治るわけはなく。終わるのはとても困る。
どう考えても、介護に頼るしかない。
認定してもらえますように。
母はまだ、周りに家族がいるから、あーだこーだと進めて行かれるけれど。
世の中、1人で全部決めなくてはいけない人は沢山いると思う。無理でしょっと思う。
介護の現場が混み合っていて、なかなか老人みんなに行き渡らないというのは、色々原因はあると思う。
でも、仕事をわざわざ複雑にしていたり、簡便に出来るように調整しないのが大きな原因だと思う。
ここで叫んでみても、解決しないけれど。
黙っているよりは、よいかもしれないから、また少しずつ介護の現場の状況を報告しようと思います。