暑いです。
テレビでも街頭インタビューで道行く人々が答えます。
「辛いですよねえ」「熱中症が心配で」
そうですよねえ。おっしゃる通り。わかりますよ。
その中で若い男性が答えました。
「小籠包になったみたいです」
瞬間、小籠包の熱ーい湯気が見えました。
中はドロドロの熱い液体。これ美味しいんですけど飲み尽くすの難しいんですよねえ。熱いまま、一口で食べようとすると口の中やけどしちゃいますし。。。
いやいや、食べ物の話ではなくて 暑さの表現の話です。
この男性の一言で、いかに暑いかということもわかったけど、なんだか幸せ感も感じられた。
すごい!このインタビュー。
物価の値上がりが半端ない。
やっぱり街頭インタビューしてます。値上がりにどんな風に対処してますか?
「外食をやめてお弁当を持っていくようにしました」「余計なものは買わないようにしています。お菓子とかビールとか」
そうですよねえ。ごもっとも。参考になります。
若い女の子が答えました。のんびりとほのぼのとした女の子。
「うどん高いので素麺に変えました。」
いいなあ。。。うどんより素麺の方が安そうですねえ。かけるものも、きゅうりとかたまごとか高いものかけないし。
スーパーに行って見てみたら、本当に(もちろん種類によってはちがいますけど)素麺の方が安かった。あの素朴な女の子。節約のプロか?
87歳の母の家に、介護認定のための面接の方がいらっしゃいました。
仕事柄、本当に本当に真面目そうなおじさまです。
面接は、最後に認知度を調べます。
認知度というのは、要するに「どれだけボケているか」という話です。
生年月日、住所、短期記憶力(5つものを出して、5分後に何個覚えられているか)とまあ色々聞かれます、必要なことなのでしょうが、隣で聞いてる私も、飽きてくる。
そういえば。。。。亡くなった義理の父もこの認知度試験をやっていました。
自宅に若い女性が来られて、丁寧にいろんな質問をされました。
ちょっと離れてみていると義理父も飽き飽きしているよう。でも、ちゃんと誠実に答えています。
どんな野菜が好きですか? と聞かれたら
「アンティチョーク!」
周りは、唖然。
我が家はそんな洒落た家ではありませんので、アンティチョークなんて日常の食卓には出たことがありません。スーパーにも行かない義理父がなんでアンティチョークが頭の中に出てきたのか。。。飽き飽きとした義理父が、なんか変わったものを言ってやろうと頭を回らせて出してきた野菜だったのでしょうけど。
「お父さんナイス!」です。
認知度がどうだったのか、記憶にないのですが、アンティチョークの名回答は皆の記憶に残っています。
ちなみに、母の認知度。母は洒落たことは一言も言いませんでした。
今日の日にちは?という質問には自分の誕生日を答え(もうすぐ誕生日だったのでアピールだったのかも知れません。)
面接官の方に「ちょっと未来を生きていらっしゃいますねえ。」と言われていました。
「日付が言えないのは、脳機能低下の第一歩です。気をつけてください」と言われてましたけど。
隣にいる私も、わかってなかった。。。曜日は、間違えませんが。(ゴミの日とか息子の学校があるので)日にちは覚えていません。アブナイのかも。。。。
世の中、結構楽しいことが散らばっているような気がします。
テレビでがなりたてる、ニュースやお偉いさんの言葉は一つも面白くないですけど。
なんてことないフツーの人の言葉。。。結構面白い。
耳をすまさないと聞こえないけど、聞くと心がすーっと爽やかになります。
息子が小学校1年生の時、漢字のテストがありました。
緑茶 という漢字の読みがなを書く問題があったのですが。
息子は「ほうじちゃ」と書いて、大きなバツをもらいました。
バツは仕方ないんですけど。先生、真面目すぎない?おもしろがろうよ!とちょっとむっとしました。
最後に、テストの珍回答をまとめた動画添付します。
暑い中、涼んでいただけると嬉しいですわ