チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

春の風物詩 確定申告

今年も、税務署の前の時間外ポストの前で、「やった!」とバンザイをした(心の中でね。)

確定申告の書類はいつもギリギリに提出で。

忘れている訳ではなくて、3月に入ると毎日「やらなくちゃ」と心が憂鬱になる。

さっさとやれよ!と自分で自分に喝を入れるのだけど、全然ダメ。

3/10過ぎになって、追い詰められて(誰が追い詰めるわけでもないけど)渋々始める。

もう、毎年の恒例行事。。。

パソコンから、確定申告のページを開いて開始。

長い道のりだったけど、ここまで来れば、後は大丈夫。

もう何十年確定申告をしていて、ギリギリを乗り越えてきた(別に威張る話じゃないけど)私としては、訳のわからない確信がある。

毎年、毎年、国税庁が作る確定申告のソフトは驚くほど向上していて、使いやすくなっている。

今年はまた一段と使いやすくなって、私のような素人(毎年毎年同じ用語で悩む。何十年やってもちっとも覚えない)でも2時間弱で終わった。

昔は、半日やっても全く終わらず。

なんか書類があちこちに散らばって、計算が合ってるのかさえも分からず、もうどうでもいいわ!と思って終わらせていたけど。

今は本当に便利になり、見直しもしやすくなった。

まあ、そうは言っても、専門用語、「種目」とか、「申告分離課税」とか毎年わからなくて、ググってる。去年もググったよなぁ。と思いながら、きっと来年もググるのだろう。

これ、わかりやすくしてくれないかなぁ。。

確定申告が終わると本当に心が軽くなる。

夫が珍しく、「いやあお疲れ様!」と心から感謝してくれるので気分もよい。(夫は昔の大変だった確定申告しか知らないので、確定申告に恐怖さえ覚えてる(笑))

茶封筒に書類を入れて、税務署に出しに行く。

当初、郵送していたのだけど、郵送料がえらい高いし、税務署の前のポストに投函すれば郵送料がいらないことに気がついて、税務署まで持って行くことにしている。

車で10分ほどで税務署に到着。

コロナ前はこの時期は税務署に向かう車の行列が凄かった。

行列を避けて、裏のコンビニに車を停めて、投函していた。

今は、予約券が必要のようで、税務署の駐車場

も空いている。

入り口のポストに投函するだけだから、あっと言う間に終わった。

心の中で何度もバンザイ!をする。

この瞬間が最高に好きだ。

今年は、マイナンバーカードも申請して、来年はe-taxも使えるようになるんだけど。

あの税務署のポストの前で、投函する気持ちの良さは、やめられないので、多分来年も変わらないと思う。

もうしばらく、ポスト前のバンザイを続けようっと。

猫ふんじゃった を楽譜にするとものすごい難曲

小学生の頃、各教室には必ずオルガンがありました。

学校によって使い方は違うのでしょうが、

転校した学校では休み時間になると、オルガンに群がって連弾をし合っていました。

晴れの日は、外でボール遊び(その学校特有のボール遊びがあった)なのですが、雨の日はオルガン。

転校前の学校は下手な子(私とか)は恥ずかしくてオルガンなんて触れなかったのにこの学校は下手でも上手でもみんな群がって弾きたがっています。

かなりのカルチャーショックでしたが、逆に、これなら私も参加できる!と嬉しくなりました。

何を弾くかって言っても、習っているバイエルとかの曲は今ひとつ受けが悪くて、

だからと言って、ものすごく上手な子が難しい曲を弾くのも受けが悪く。

連弾の曲とか、猫ふんじゃったを数人でものすごいスピードで弾くとか、特有のオルガン遊びがあったように思います。

皆、耳で覚えて、目で覚えて、弾けるようになっていました。

ピアノは嫌いだったけど、合奏が好きな私は、一生懸命覚えて(転校生だったので友達より習得が遅れていた)ノリノリになって弾いていました

猫ふんじゃったも、黒鍵をバンバン使うし、途中で両手が交差したりして、子どもにとってはものすごくカッコいい曲なので、なんとか弾けるようになろうと練習しました。休み時間友達が弾くのをじーっと見ていて、色々質問すると「弾いてみる?」と言われて、ドキドキしながらオルガンの前に座って友達に見てもらう。わからないところは教えてもらって、家に帰ってまた弾いて。完全に見よう見まねで習得した曲ですけど。

あの曲も楽譜にして、弾いてみろ!と言われたら、ものすごく難曲で弾けたもんじゃありません!

 

今歌っている、ドイツレクイエム。

ドイツ語で歌います。ドイツ語なんて、大学の第二外国語で2年ほどやっただけで、ほぼやらなかったに等しくて。

それを歌ってみようと思いたった時は、「カタカナ読めばいいんだから」と思ったんですけど。やってるうちにそれじゃできないことがわかりました。

ドイツ語として当たり前の韻の踏み方とか、伸ばして歌うところなんてどこからどこまでが一つの単語だ?とわからなくなって、元の歌詞を見直したり。

逆に短いところに歌詞が詰めつめに入っていて、えらい早口になってしまい、口が回らなかったり。

思った以上に歌うのに苦労しています。

多分、耳から入ったら歌いやすいのかと思います。

昔流行った、歌も全部耳から入れてましたから、ピンクレディーなんてダンスまで覚えて、

そんな感じで、このドイツレクイエムも耳から入れれば歌いやすくなるのでしょうが。

なんせ、今回初めて聴いた曲なので。。。。不可能。

 

歳のせいか、音感の悪さか、何度やっても歌えるようになりません。

何度かやって、覚えようというのが無理だとわかりました。

まずはカタカナで書き出すか。。。。

ich イッヒも イッヒ と八分音符で歌ったあと、ヒーヒーヒーと伸ばすようにカタカナを付けたします。

そのままだとイーと伸ばしてヒが短いのか、イッが短くて、ヒーを伸ばすのかわからないから、とにかく書く。

 

der もデエーエーエーアとエーを書き足す。そのまま書かないとデアーーーーーとアーを伸ばしちゃうから。

 

ドイツ語をわかってる人や合唱曲を長年やってらっしゃる方はこんなこと見れば瞬間でわかるのかもしれないけど

 

私はさっぱりわからない。。。

 

ひたすらカタカナを書き続けて。。。。そして歌の練習。

歌の練習よりカタカナ書く方が時間とったなあ。

楽譜がカタカナだらけ(笑)みっともない。。

そのうちスラスラと歌えるようになるのかしら?

 

まあ、やるしかないかと、黙々とやってます。

音感の良い女になりたかったなあ。。

 

 

夜弁当がハジマル。。。

浪人が決定した息子。

追加合格者の発表があったけど、息子の番号は、無かった。

落ち込むムスコ。

がんばれムスコ。

 

塾も決まった。講義式の大手の塾ではなく、個人指導の中規模の塾。

息子自ら、個人指導が良いと言ってきたし、

自分の浪人の経験(私は駿台だった)から言って、息子には個人指導の方が向いていると思ったので、親子で意見が合って、すんなりと塾が決まった。

 

ただし、中規模の塾なので、朝から開くことはない。

(浪人生は全体的に激減しているらしい。昔は浪人生なんてわんさかいたのに、浪人の予備校の中心的な存在だった代々木ゼミナールが経営に行き詰まっていることを考えると、そんなものかと思うけど)

開くのは夕方4時から。現役生(高一、高二も)と一緒に塾に参加するようだ。

そして、終わるのは夜9時半。

 

中学受験の時でさえ、塾を7時に終わりにしていた我が家としては、信じられない時間だ。

塾の先生に聞くと「食べるところがありますから、お弁当を持ってきていただければ」とのこと。

そこで、やっと気がついた。

 

お弁当!!!作る!!!!

 

確か昨年の12月に高校最後のお弁当の記事を書いた。

 

o-chancello.net

 

もうこれでお弁当を作ることはないのね。とちょっとしんみり。でも解放されて嬉しい気持ちを書いたっけ?

元々お弁当作りが苦痛で仕方が無かったので、開放感の方が大きかった。

いやあ、これで私のストレスが一つ減る!とルンルンして、お弁当用品をかなり処分した。でもお気に入りのものは捨てるのは少し待とうと戸棚の奥にしまったのだけど。

 

それが、受験の時に、お弁当が必要とわかり!

戸棚の奥に仕舞い込んでいたお弁当箱をゴソゴソ出して作った。

受験の時は毎日では無かったし、それに親としては応援する気持ちをお弁当に込められる(息子は全く気がついていないと思うけど(笑))から、それほど苦痛では無かった。

 

そしたら。。。。

浪人生はお弁当が必要だった。。。。。

しかも夜弁当。。。どうやって作るんだろう?

昼弁当に比べてボリュームは多くしなくてはいけないのだろうか?でも塾の片隅で食べるのだから、やっぱり簡単に食べられるようにした方がいいのだろうか?

塾の先生に質問しても、困るだろうなあ。

ネットで調べて見ると、塾弁として出るのは中学受験のものばかり。つまり小学生のお弁当ばかり載っている。

帰宅は夜10時を大きく回るので帰ってきて食べることはないと思う。(多分)

わからないことだらけ。。。。

 

ちなみに私が浪人生の時は、朝から授業だったので、昼食を塾で食べた。

駿台だったので校舎に食堂があり、周りに学生用の食堂が沢山あって、安くてボリュームのある昼食が楽しかった。

夕方には授業は終わるので当たり前のように家で夕食ととった。

 

同じ浪人生でも全く違う。。。。

あと少しで塾が始まる。

冬眠だと言って寝てばかりいる息子だが寝るのは飽きたそうだ(でもまだ寝てる)

息子にとっては未知の世界の「塾」(現役の時も通っていなかったので)に少しドキドキしているようだ。

私は、夜弁当が始まる。親子でドキドキしてる。

 

 

あちこちで介護問題が。。

親しくしている叔母から電話がきました。

「おじちゃんがやっと退職するの」

80歳をゆうに超えてます!

ひと世代違う我が家でも退職金だの年金だのと日々頭を悩ませているのに(まあ悩ませても金額が決まってるので仕方ないのですが、なんせ慣れないことばかりなので)80を超えて退職とは。。

「それはそれはお疲れ様でした!」

と、伝えると。

「おじちゃん、退職するので鬱病状態で」

と、叔母はため息。

まあ、それだけ長く勤めたんですからねぇ。

寂しいわよねぇ。

ここ数年叔父は体調を崩していて、よく続けてるなぁと周りはハラハラしていました。

だから、周りとしては、ある意味ホッとしているのだけど、叔父は落ち込んでるらしい。。

 

それだけかと思いきや。

叔母は「引っ越す」と言うのです。

叔母も80歳を過ぎています。

地方の郊外の一軒家。

雪が多いところで、庭掃除も雪かきももう辛くなったから、この際、東京に引っ越すと。

 

はぁ。東京ですかぁ。。

 

叔父夫婦は子どもがいません。だからしきんてきに余裕があるのか、東京にマンションを持っています。

どうもそこに引っ越すらしい。

元々ある家に移動すると考えれば簡単な話ですが。。

元気でぴちぴちの若者夫婦が引っ越してくるのではなく。

すぐに介護が始まりそうなお年寄り夫婦の引っ越しです。

どうするんだ???

 

引っ越しだけでも大変ですよ。

向こうの家は、すぐに閉めないで徐々に閉めると言ってますが、生活の拠点が変わるんですから、しかも80過ぎの引っ越しは無謀な話です。

 

荷物が終わってもまだまだ。

東京に住民票を移動して。

介護申請をして。

生活がこっちになるので、主治医も決めなくちゃ、歯医者も、整形外科も、近くにあるのかしら??

母の時は、私が住んでるところにやってきてくれたので、近所の状況はよくわかりますけど。

叔父夫婦が住む場所は全く知らないので。。

 

正直、もうそれだけ高齢者であれば東京に引っ越しというよりも、老人ホームなどの施設に移動のほうが現実的ですが。

「老人ホームも見たんだけど、なんか高いばっかりで少しも良くなくて。それなら介護の人に来てもらって動けなくなるまで家で頑張ろうと思うのよ。動けなくなったら老人病院に行こうと思うの。」

その考え方は、私も賛成です。

豪華なお風呂とか、食堂がついてるけど、ありえない金額の老人ホームの広告がインスタとかで毎日入ってきて、見せられていますが、見るたびに余りの値段に暗くなり。。最近では老人ホームの広告は、出ないように設定しました。(それでもしつこく入ってきます。なんででしょう?)自由度もなくなるし、安心は安心なんでしょうけど、ちょっと私には無理だなぁ。

と、還暦前の私がそのためにはどうしたら良いかと考えてるのに。

80過ぎの叔母は、今!今ごろです!

遅すぎ!!

これからやらなくてはいけないことを考えると、本当に頭がクラクラします。

 

「介護申請もわからないから色々よろしくねぇ」と言われても。。。

 

手伝いますよ。手伝いますけど、悔いの残る結果になると思います。

あまりに無謀な話なので。

でも、それは叔父夫婦もわかってくるでしょう(今は全くわかってないけど)

母1人でもクラクラしてるのに。

なんか、凄い話になってきました。

 

そして誓いました。

絶対、私は早くから準備しようと(笑)

 

春ですね

コートがいらないほどの陽気は嬉しいのですが。

何だか目も鼻も、皮膚も?ムズムズして体調が悪いです。

私は花粉症ではないのですけど。

でも年に1回は花粉症の症状が出ます。

一回アレルギーの薬を飲めばあとはOKで。

(アレルギーの薬は一錠飲んだきり、翌年まで持ち越されますが)

あとは大丈夫なのですが、今年は3日たっても何だかむずむずします。

もしや。花粉症になった?

と不安に思うのですが。

気弱になってはいけません。病は気からです。

(根拠はありません。私がそう思っているだけ)

絶対、花粉症にはならない!と自分に言い聞かせます。

頑張ろう。

 

昨日、卒業式を終えた息子。夜は居酒屋で(酒なし、でもよく高校生何十人も受け入れたものですね)打ち上げ。

親は、無事に居酒屋に辿り着けるか、とどうでも良いことまで心配しましたが(笑)全く問題なく終わった様子。

大人の階段を登っていきます。

 

今日は、高校のものを片付けました。

教科書類はもう片付けていましたので。

今日は制服、カバン、運動靴、体育館ばき、

一応、捨てるたびに挨拶しなよ!とダメもとで伝えましたが。

見てると、ちゃんと「お世話になりました!」と言いながらゴミ袋に入れていました。

学校の連絡に使っていた、メールアドレスも廃棄、

息子の部屋の中から高校のものがすっかりなくなりました。

 

今日は予備校のテストです。

国立の発表もまだですし、浪人準備はまだ早いかなとも思うのですが。

高校を卒業して「寂しい寂しい」を連発している息子にとっては、新しい方向が見えた方が気が楽なのかなとも思います。

まあ、本式に勉強を始めるのは4月なのでしょうが。

 

花の香りも目立ってきました。

梅も綺麗ですし。

昨晩は春一番も吹いたようですね。

また新しい春がきました。

 

マイナンバーカードを駆け込みで申請すると。。。。

本日、2月の最終日。

マイナンバーカードの申請締め切りです。

今後も申請できないわけではありませんが、マイナポイント と言うお得な特典(最高2万円分)をいただくためには今日までに申請しなくてはいけないのです。

 

我が家はかなり出遅れて。

でも、息子と私は2月初旬には申請は終わりました。

問題は夫。

「銀行と紐付けされるのが嫌」と、抵抗します。

そうは言っても、秋からは保険証もマイナンバーカードと一体になるって言うし、持ってないとめんどくさくなる一方だから、それなら、マイナポイントがつく間に申請した方が。。。

と思うのですが、相手は頑固者なので。。。(笑)

もう夫だけは無理だとほっといていたのですが。

 

最終日の今日。ダメ元でと誘ってみたら。

「申請しようかなあ」と乗ってきます。

先日友達と山登りに行ったときに、勧められたらしい。銀行への紐付けもネット銀行を開設すればよいと、策を伝授されたとか。

そんな簡単に、変わるのか?

今までの意地は何だったの?と言いたいことは山ほどありましたけど。。。。

時間がありません(笑)

とにかく今日しかないのです。(笑)

 

申請方法はわかってます。(笑)

プロの申請スタッフのように、フォローする私。

まず、写真をスマホで撮りました。

白い壁をバックに椅子を置き、「はい!かっこよく!」と言って何枚も撮ったのですが。

「こんな写真じゃ嫌だ」とのたまいます。

それなら、自撮りで頑張って!と(どっちで撮っても変わらないよ!とちょっと思ったけど。それで申請しない!とか言い出すと面倒なので)

自撮りで満足するまで写真を撮ってもらいます。

 

結局、どちらでも変わらないと言うことがわかって(笑)

写真が決まり、申請に移りますが。。。。。

申請のページに行ったら、90分待ち。。。。

 

私たちが数週間前に申請したときは、待つなんてことはありませんでした。

同じような駆け込みの方はたくさんいるらしい。

とはいえ、夫はリモートワークなので、問題なし。

いくらでも待ちます。

まだ、朝ですし、90分くらい何でもない。

 

本当に90分待って、やっと申請スタート。

しかし、途中でまた90分待ち。。。。

最終日は本当に面倒です。

90分後やっとメールが来て、再開。

写真をアップロードして、生年月日を入れて、受付終了しました。

無事に申請が受理されるといいのだけど。(色々やらかす人なので。。。番号間違えたとか、心配)

 

午前中には終了しました。

 

後から聞いた話ですが

あまりに混み合うので明日申請でもよくなったらしい。

 

 

ニュースでも駆け込みで役所で並ぶ方々が出ていました。

スマホを扱えないお年寄りかな?と思いきや、結構若い方も並んでる。

写真も自撮りでいいし、申請は簡単です。

身寄りのないお年寄りはともかく、若い人は自分でやろうよ。

と思ったが、我が家の男2人も自分でやってないか(笑)

 

申請でさえ、こんなにやってもらいたい人が多いのに。

マイナポイントになったら、どうなるのでしょう?

保険証の紐つけとか銀行口座とか、1人あたりの手間はものすごく大変です。

5月末のマイナポイントの期限のときは大変なことになるだろうなあ。

 

3月になったらマイナンバーカードも到着するだろうから、今度はさっさと登録しようと思います。

家族は皆、自分でやる気がないので、男2人と母と自分の分をやらなくてはいけない。。。。

面倒だが、2万円4人分は大きい。頑張ろう!

 

 

 

 

息子の卒業式

今週は息子の高校の卒業式がある。

当初、保護者1人だけと指定があったが、2人OKと増員された。それ以上は、会場に人が入らないからダメとか(コロナのせいではない)

コロナで高校になってから数回しか学校に行ってないので、6年も通った割には親としてあまり感慨深いものはない。

謝恩会もなくて、子どもだけで打ち上げみたいだし、式に出て帰ってくるだけになりそう。

 

思えば息子の卒業式前後は、よく事件が起こった。

幼稚園のときは、卒園9日前に謝恩会をやったところまでは平和だった。涙ながらに先生をねぎらい、親同士も別れを惜しんで感動的な謝恩会だった。

ところが、次の日。

東日本大震災が起こって、世の中がめちゃくちゃになった。

横浜も、スーパーに食べ物が無くなり、ガソリンも不足して、おまけに原発の爆発で世の中はパニック状態。放射線を避けるために、横浜から西に避難する人が続出した。卒園式は、欠席が目立ち、式に出席したもののそのまま地方に避難する人も多く、式が終わったらすぐに帰ってしまい、さよならを言う暇も無かった。落ち着かない卒園式となった。

小学校の卒業式は、謝恩会の幹事の中で揉め事が起きて、謝恩会に参加しない親子がかなりの人数でた。最後なんだから、穏やかに行こうよと思ったけど、怒りは収まらないらしく、幼稚園の時に比べたら卒業感あふれるものだったけど、嫌な気持ちが残る卒業式になった。

 

そして、中学卒業はコロナで中止だった。

 

そして高校。

学校としては、久しぶりに保護者出席の卒業式になる。

明後日の卒業式を前に今日は卒業アルバムを持って帰ってきた。

どれどれと見てみると。

誰がだれだかわからない。

中学入学のときは、子ども子どもしていた子たちが、みなおじさんぽくなっている。

 

思い返すと私が子どもの頃は、本当に平和だった。オイルショックだの、公害だの、ロッキード事件だのパンダが来ただのが大きなニュースだったけど、今思えば、生活にそれほど支障は出なかった。(トイレットペーパーが無くなったのは大変だったかも知らないけど)

 

でも今は、どうしたら良いのかわからないことが立て続けに起こっている。

もの凄く不安定な時代になっている。

当たり前に入学式が出来て、学生生活が過ごせる世界になって欲しいと心から思う。

 

浪人生活突入の息子だが、穏やかな楽しい日々が過ごせますように。

卒業おめでとう!