チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

だからどんどんワガママに(笑)

去年の春ごろ。
コロナ真っ最中。
オーケストラが揉めた。
グループメールはこういう時に面倒で。
というか、メールの怖さを痛感した。
文章はなかなか他人に伝わらないもの。
練りに練った文章ならともかく、メールのような瞬間的な思いを文章にしても相手は読み取れない。
目の前に相手がいれば、表情、空気感で言葉の背景も読み取れるけど。
メールはそれが出来ない。
しかも、メール同士で喧嘩して、収まるわけがないのです。
話はどんどん大きくなり、「正義」とか「常識」とか「団を守るために戦う」とかなんか戦争前に掲げる言葉が羅列され。
ついにトップが追い出され。。。
そのうち収まるだろうと傍観者を決め込んでいた私まで、同調圧力がガンガンかかってきて。
とにかくアホらしくなって辞めたんです。

オーケストラは楽しかったし、演奏も楽しかったし。もったいないなと思ったんだけど。とにかく辞めた。

1番びっくりしたのは夫で。
あれだけ毎週楽しんで通ってて、練習してたのに辞めるのか?と目が点。
また次探すの大変だし、考え直したら?
と何度も言われたけど、ちょっと人としておかしいと思うから続けられない。と頑として聞かず。

夫が心配したのは(怖かったのは(笑))楽しみが無くなった妻が機嫌が悪くなって暴れ出すんじゃないかということみたいで。
つまり、自分(夫)に被害がくることを怖がっていたみたいで。。

確かに機嫌は悪いけど。
オーケストラが無くなった分個人練習に励むからチェロを弾く時間はあまり減らない。
そして、何となくネットで検索していたら色んなアンサンブルグループが募集していて。自分の条件にあうグループを探し出して、月一で、今も通ってる。
月4回のオーケストラに比べると刺激は少ないけど、落ち着いて練習できるのでこらはこれで良かったと。

もちろんこれは自宅が横浜ということで。
人口が多い分グループも多いので募集が多くなるのでできる技でしょうが。

ちょっと話は逸れますが、
都会は全てオアシスかっていうとそうでもなく。
逆にグループが多すぎて、練習場所が確保できない苦労もあるようです。
世の中グループは、クラッシックだけではありませんので。音楽もあるし、語学も運動も手話とか折り紙教室まである。。
その方々が場所を確保しようと奔走するのでどんどん場所が無くなって。。

世話人の方々が大変なんです。
やる気もメンバーも揃っていても。


聞いた話ですが。。

地方だと、ラッキーなところ(長野県とか)はコンサート会場で毎週の練習ができるとか。。駐車場は無料とか。
音響抜群の中で練習すれば、気分も良いし、上手になる(ような気がする)

聞いてるだけで引っ越したくなります。

反面。。
場所は豊かだけど
人間が足りなくて。。。
どこのグループに行っても同じ人ばかりで変わり映えしないとか。(笑)

まあ、仲がよければ天国ですけどね。

話戻って。。
結局、それほど苦労しないで次の
「落ち着き先」が見つかったんです。
夫は拍子抜けしてましたが(笑)

でも思うんです。
これが嫌だからあっちとかやってると、ますますワガママになるんじゃないかと。
まあ、もう充分ワガママなので、いまさらワガママが増えても大した違いはないのでしょうが。
ちょっとずつ、わたしのコントロールが効かなくなってきてるような気がする。
贅沢な悩みですが。
気をつけます。
ハイ

↓ポチお願いします
PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ

フリーはこれから

ちょっと前からフリーになってる。
フリーはフリーでも無職のフリーで💦
少し前に会社員を辞めて、無職になった。
それまで会社という組織にしっかりとはまって生きてきて、それが普通だと思っていた。つまり世の中は会社員ばかりと思っていたら。
無職になったら、フリーランスの方々が沢山いることに気がついた。
あっちにもこっちにもいる。
そんなフリーの方々とのお付き合いが増えて、今はお付き合いするほとんどの方がフリーランスの方々。
もちろん世の中を変えてやろうとか世界にうって出ようというようなフリーランスではないけれど。充分一家を養っている。
私はそんなフリーランスに魅せられる。
魅せられているうちに、私もフリーで働きたくなった。

 還暦が近い私。昔なら引退後の隠居生活を考えるのだろうけれど、今は人生100年とまで言われている時代である。
遊んで暮らすのもステキだけどちょっと長すぎる。
そう、今の年寄りは昔とは違うのだ。
だから、次の人生を考えなくてはいけないし、考えないと面白くない。

 問題は、新しすぎて前例が少ないこと。お手本になる道が少なすぎる。
自分で耕さなくてはいけない。

 でも。。自由だ。

選ぶ道は無限にあるようにさえ思える。(ないんだけど(笑))
若い頃のように、社会の目もミエも一般常識も関係ない。
無くなったものを計算し、今あるものを考えながら出来ることをやっていけば、ご機嫌な仕事、そして人生を送ることが出来そう。。 

 でも色んな声が聞こえる。
「何今頃?」「そんなの無理無理」

これを逃したら、もう二回目はない。
遅いのか、無理なのかは自分で決める。

もちろん
遊びますよ。のんびりしますよ。
でも私のやり方で時間を使います。
そして、次の挑戦をします。

何をやるかは。ヒミツ。
でも、頑張ってみます。

↓ポチお願いします
PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ


FREENANCE ×はてなブログ 特別お題キャンペーン #フリーにはたらく

FREENANCE×はてなブログ 特別お題キャンペーン #フリーにはたらく
by GMOクリエイターズネットワーク株式会社「FREENANCE(フリーナンス)」

突っ込みどころ満載。。

少し前ですけど
いつもお米を届けてくれるお米屋さんが
「プレムアム商品券を購入するとお得ですよ」
と教えてくれて。
その存在を知りました。
f:id:pokuchan:20211213144101j:plain

横浜市が運営しているようなのですが。
何でも1万円の負担で13000円分の商品券が貰える。そうで。。

ネットで購入出来るデジタル商品券です。
30%プラスは物凄くお買い得ですので、喜んで買い求めたんですが。。
買ってから気がついたのだけど、色々制限があった。

商店街がいく

  1. お店がものすごく限定されてる
  2. 期限が3か月と短い
  3. スマホ忘れると使えない

お店の限定に関してですが。。

こんな感じ
f:id:pokuchan:20211215082332j:plain
この地域は山ほどお店がありますので(笑)この数は物凄く少ないです。

つまり普段使うスーパーとかレストランは入ってないので。
このお店だけで3か月で13000円はかなり辛い。

我が家はいつものお米屋さんが加入しているし、1か月で10キロ強のお米を消費する家ですから使い切れます。
でもそれでギリギリ使い切る程度。

使う人が少なかったのか、つい最近追加募集が出ました。
f:id:pokuchan:20211215085110j:plain

1人一万円分しか買えなかったのがもう一万円買ってもよいよーということなんだけど。。

一回目の期限と同じなんですよね。

なんで、申し込みが少なかったのか考えなかったのか。。

我が家は2回目は使い切れないので購入しません。
一万円じゃなくて5千円とかなら使えるし。
期限がもう少し長ければ使えますが。。

しかも、宣伝を全然していないので、周りは全然知りません。(笑)
私はたまたま加盟店のお米屋さんが教えてくれたから知っただけ。

なんか。。ずれてる。。


我が港北区は盛り上がりに欠けていますが。他の商店街でも使いやすそうなところはあります。

f:id:pokuchan:20211215085414j:plain
f:id:pokuchan:20211215085419j:plain

中華街とか元町とか。。
ここは一回に使う単価が違います。
しかも加盟してるお店が多いから使いやすい。
これなら欲しいです。
知ってたら買ってたよーと思うけど、完売です。そりゃそうでしょうねぇ。


もうひとつ

ワクチン接種アプリというものがデジタル庁で開発されたとか。

海外用と日本用で使い分けられるそうです。

f:id:pokuchan:20211215090723p:plain

飲食店とかイベントの時に使う予定なのでしょうかねぇ。

でも、申請にはマイナンバーカードスマホが必要

f:id:pokuchan:20211215090828j:plain

マイナンバーカードを普及させたいのでしょうけど。。(現在40%だそうです。随分伸びましたね。我が家はまだですが)

マイナンバーカード情報を専用アプリに登録しなければいけないらしい。
あと接種券の情報も登録。
そしてスマホを持ち歩くこと必須。

何でマイナンバーカードに接種情報を入れ込まないんだろう。。
カード出したらOKにしてくれれば、スマホ使えなくてもよいし。


知らなかったのですが。。
東京都は独自に接種アプリを開発して、11月からスタートしたらしいです。
だからデジタル庁とは別のものです。

f:id:pokuchan:20211215091734j:plain

こっちは、LINEを使ってて、専用アプリをダウンロードしなくても良いそうです。
(デジタル庁は専用アプリダウンロード必要)

f:id:pokuchan:20211215092057j:plain

運転免許証とかの本人確認のものと
接種券をアップロードすれば出来るらしいです。
マイナンバーカードは対象外ですって
(デジタル庁はマイナンバーカード必須です)
なんか。。

今は東京都民のみのものだけど、他県の人も対象になるとか。。


デジタル庁も東京都もお店側は特別な機械を用意する必要はないようです。

見た感じ、東京都のアプリの方が申請しやすそうです。
我が家がマイナンバーカードを持ってないせいもありますが。

でも、なんでアプリが複数あるのでしょう?

接種券を持ち歩くか、接種券を写メして見せるのじゃダメなのでしょうか?

頑張って作ってるんだろうけど。
作成で何億円もかかってるみたいで。

しかも、使いにくい。
必要?というものばかり。

コロナでよくわかったことは。
日本はAIが物凄く遅れていること。
技術というより、センスが違うような気がする。
遅れてるのはわかったから。
こんな突っ込みどころ満載のことを華々しく発表されると、またか。。と思って気が滅入る。

元気になるようなことを発表して欲しいです。お願い。

↓ポチお願いします
PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ



  
  

楽器の音を出してあげたい 来年の抱負 チェロ版

我が家のチェロは、我が家にやってきてもうすぐ2年になる。

f:id:pokuchan:20211214152514j:plain

ちょっと私には上等すぎかな?というようなチェロで。

初めて弾いたときは、
「いやぁ、無理無理」と腰がひけてしまった。

古いというのもあるけど堂々とした風格で音も鳴る。
こんなチェロと毎日付き合ったら毎日疲れるわ。。と気が引けた

でも、楽器屋さんも「これは推しです」と勧めてくれて、先生も「絶対これ」
と太鼓判。。
そう言われると、やっぱりこれかな?と思うし、上を目指すのも良いかな?
と思い、我が家にきてもらった。

ほとんど毎日弾いていて、谷あり谷ありという感じだけど、2年たってやっと馴染んできた。
それは素晴らしいけど。

どうも最初に出会った、品格のある音ではない。。
録音してないし、きっと誰も覚えて無いだろうけど、あの時の音とは違う。。
なんでか?って言ったら、私の技量のせい。
しっかりと楽器のレベルが私のレベルになっている。
つまり落ちてる。

そんな楽器じゃない。
私はよく知ってます。
もっともっと品格があったことを。

いやあ申し訳ない。
でも、あの品格のある音は覚えてます。

あの音が出るように、来年は頑張るぞ。

ちなみに

我が家のチェロは年齢も出生地も不明💦
楽器には古そうなシールが貼ってあって
「ミラノ」1754年と書いてある。

f:id:pokuchan:20211214100010j:plain
それが正しいと267年前となる。。(笑)

大体1754年というのは、モーツァルトが生まれる2年前。。
ベートーベンはこの16年後に生まれる。
ハイドン すら22歳。。
ありえん。。

つまりこのシールは「偽物」なんだけど。
楽器自体はそれなりに古い。らしい。。

古さは少なくとも100年以上はある。らしい。。

もし、150年前とすると
1871年 くらい。
ウィーンではブラームス
ロシアではチャイコフスキー
ドイツではワーグナー
チェコではドボルザーク
フランスではサンサーンス

いやぁ。華やかだわねぇ。

でも。。

そこからヨーロッパは2回の世界大戦を経験した。
爆撃される中、楽器もどんどん焼かれてしまったらしい。
そんな中で生き残ったこの楽器。
いったいこの楽器はどんな運命を辿ってきたのか。
考えるだけでワクワクする。

で。。

とにかく、我が家にやって来たのだけれど。。

そして私がチェロが弾けなくなったら
我が家から、また次へと引き継がれる。

引き継ぐ時には、本来の楽器の音が出ているように。

来年も頑張るんだ。
ちょっと早いけど来年の抱負
チェロ版

↓ポチお願いします
PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ

鎌倉散歩は進まない(笑)

まだ始めたばかりなので、何の情報もないのですが。。
「やってる」というご報告だけ。

ちょっと買い物にというのは、東京や横浜に行くことだと思っていたのですが。。

ある時気がついた
鎌倉は?

我が家は横浜なので、鎌倉はそれほど遠くないのです。
1時間くらい。
地方の感覚だと、遠い!となるかもしれませんが、都会では買い物に行く距離です。
通学も1時間以上は普通なので。

25年も住んでいて今頃それに気がつくのもどれだけ鈍感なんだと思いますが。
まあ、気がついただけ良かったと言うことで。

で、行ってみました。
一回の乗り換えで、全部座って行かれました。
自宅から丁度1時間。
鎌倉駅に。
なんだ。簡単じゃない。。

もともと鎌倉に興味はあったのです。
息子がまだ小さい頃に読んだ漫画

海街ダイアリー
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃 (flowers コミックス)


映画化もされて話題になりました。
読みながら、「子育て一段落したら鎌倉に通いたい!」
と思ったものの。
忘れてた。

あと、魔女の宅急便の作者
角野栄子さん
角野栄子 エブリデイマジック (コロナ・ブックス218)

も鎌倉に転居なさって、鎌倉の素晴らしさを伝えていらっしゃいます。

お店も好きなお店が鎌倉支店があったり

例えば、靴下のラソックス

f:id:pokuchan:20211213162720j:plain
ラソックスホームページより

横浜に元町店がオープンしたもののあっという間に閉店し。。。
新宿伊勢丹も品数が減ってきて。。
通販しか買う方法が無かったんだけど。
本店は鎌倉。。

あと、鎌倉野菜も魅力
f:id:pokuchan:20211213161628j:plainマイナビ農業よりお借りしました

お魚も豊富そう。。
f:id:pokuchan:20211213162306j:plain
Meikeiプログよりお借りしました

買い物ばかりでなく、史跡も、海も、山も。。

少しずつ、散歩の範囲を広げて行こう!
と思ったのですが。。

だから、まずは鎌倉文学館に行こう!
と思ったんだけど。
f:id:pokuchan:20211213162427j:plain
鎌倉文学館ホームページより

結果は、御成通りだけで終わった(笑)

出かけたのが昼近くで、息子が帰ってくる5時すぎよりも前に夕食の買い物済ませて帰るとなると。
滞在時間は、3時間ほど。。

それでも、文学館くらい見に行かれるでしょ!と自分でも思うけど。。

御成通りの魅力にはまってしまって。。

東京や横浜とは買い物の仕方が違うのです。
店員さんとの距離も近いのだけど、それは東京でも横浜でも個人のお店に行けば、近い距離間を保つことができます。

でも、鎌倉はお客さん同士の距離が近くて。。
知らないお客さんが気軽に話しかけて来てくれる。
店員さんとのおしゃべりに「ねぇ。そう思いません?」と輪の中に入れてくれる。
私としてはかなりの衝撃でした。

お店で話すだけで、それ以上のお付き合いはしませんので何も残りませんが。
私にはそれが丁度良い。
居心地が良すぎて。
動けない(笑)

だから、先に進まない。

もう2回も鎌倉に行っていますが。
まだ鎌倉文学館に到着しません(笑)


そのうち私なりのテンポを見つけて。
効率的な鎌倉散歩が出来るでしょうが。
いつになることやら(笑)

↓ポチお願いします
PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ

合理的な生き方 菊池寛の言葉より

NHKの朝ドラが好きで毎朝見てる。
7:15からは、過去にやった朝ドラの再放送。続いて7:30からは今の朝ドラ。
息子が7:30に家を出るので、時計代わりにも丁度よい。
最近やってるのは「マー姉ちゃん
1979年の放送だから、40年以上前?
本放送の時はゆったりと見られなかったけれど、今はゆったり楽しめる。
サザエさんの作者長谷川町子さんのお姉さんのマー姉ちゃんの物語で、マー姉ちゃんは挿し絵画家として菊池寛の挿し絵を描くことになった。フランキー堺さんが演じる菊池寛は、大作家であるにも関わらず新人のマー姉ちゃんを気遣い無事仕事を終えることができた。
仕事が終わったときに、挨拶に来たマー姉ちゃんフランキー堺さん演じる菊池寛さんは、マー姉ちゃんへ人生の花向けとして「合理的な生き方」の言葉を伝える。

これを聞いて感動した。

以下 多少略してあるけれど大体このようなこと。

合理的に明快に生きなければならない。

物をもらう時は快くもらえ、やる時は快くやりたいね。
お互いに物をもらったりあげたりということは人生でそれだけで明るくする。

悪い噂や評判を親切に伝えてくれる手合いとは仲良くしない方がよろしい。それを知って応急手当てができるのなら話は別だが、それ以外は知らぬが仏。無駄な心配をするよりも新しいことを考えた方がよい。
好意をもってくれてる人には好意を持ち返す。逆に悪意を持つ人には断固として悪意を持ち返すべきだ。

菊池寛が本当に述べたことなのかは全くわからないけれど。

悪い噂や評判を伝える人。。
いるいる。。
翻弄されたけど(笑)近づいてくるから付き合っていたけれど、確かにロクなことにはならなかった。

悪意を持つ人(わたしの解釈ではなんか嫌がらせをしてくる人。気の合わない人)にも苦労した。何で?と思いながら、無駄にご機嫌とったり。。
もちろんロクなことにはならなかった。

その分、好意を持ってくれる人と丁寧につきあえば良いのですね。そりゃそうです。時間は有限ですから。
嫌な人のために時間を割くのは勿体無い。


もうひとつ。。

やはりかなり前の放送だけど。

カーネーション というドラマがあった。デザイナーのコシノ三姉妹を育てたお母さんの話。
私はこのドラマが大好きで何度も見ては感動しているのだけど。
その中でも大好きなセリフ。

時は戦争真っ只中。
贅沢は禁止され世の中はどんどん暗くなっていて。
そんな時、主人公のおばあさん(大金持ち)が、高級な着物をモンペに直して登場する。
モンペはボロいものと決めつけていた主人公はおばあちゃんになんでそんな勿体無いことをするんだ?と聞く。
その時のおばあさんの答え

辛気臭いっていうのは、バカにしたらアカンで。おっそろしいほど寿命縮めるんや。あんたも年取ったらわかる。

辛気臭い。。なるのは簡単で、わたしはすぐ落ち込む。
そんな時は生活も構わなくなってる。
落ち込むのは大概ちょっとしたことなんだけど、そんなちょっとしたことで、寿命が縮まるのはバカバカしい。
落ち込んでいても、せめて生活は落ち込ませないように辛気臭くならないように。 
落ち込んだときは、この言葉を思い出している。

↓ポチお願いします
PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ

新聞の投稿と実名

3ヶ月ほど前から新聞の読書欄に投稿している。
最初に投稿したのが運良く掲載された。
新聞に文章が載るのはもちろん初めてなので大喜びした。
掲載された文章を見ると、ところどころ直されている。でも、その直し方が「なるほどなぁ」と思える加筆の仕方で感動した。
後から、掲載のお知らせのメールがきた。
そのメールの文章も流石プロという文章で新しい世界を見つけた私は調子に乗り、どんどん投稿を続けた。
3ヶ月で4回送って、3回掲載された。
地方紙なので掲載する人が少ないせいか打率としては高かった。ますますラッキーと思った。
ただ、1回目であれだけ感動した編集者の加筆も2回目になったところで、あれ?と思うところが出てきた。新聞社なので表現に制限があるのだろうが、それにしてもややもすると違う表現になりそうな、直し方になってきた。3回目も同じ。「ここの表現大事なの」と思いながら書いた部分が見事に直されて文章の色が変わってしまった。多分、編集者が変わったのではないかと思うがそれほどに加筆がお粗末になった。

1回目は掲載のお知らせメールが来たのでその先も毎回くるものかと思ったら、もう来なかった。よって、いつ載るのかわからないし、見落としたらそのまま気付かず終わってしまうことになる。

さっき、4回投稿して3回掲載と書いたが、もしかしたら見落として4回掲載されてるかもしれない(笑)

それでも新聞に載るのは嬉しいし、励みになる。無料でやってくれることだし、「直し」は気にせず続けてやっていこうと思っていた。

投稿にはルールがあって、名前は「原則実名」とあった。
私は自分流に解釈し、仮名で投稿した。
単に名前が新聞にデカデカと載ることでロクなことは無いと思ったので。
投稿では、「周りに知らせたい」と思って投稿し、周りから「読んだわよ」と言われて嬉しかった!という記事を良く見る。
それはそれでよいと思うけれど、私は全く嬉しくない。逆に嫌だ。
見てもらいのは文章で、良ければ載せてほしいしダメなら落選。それで終わりが良かった。

しかし、仮名とは怖いもので。
漢字変換を間違えて、送ってしまった。
1回目と2回目で名前が違うことになった(読み方は同じ)
それでも私は別に大きなこととは思わなかった。で、3回目は注意して1回目と同じ漢字で送った。

私は全く気にしなかったが編集者は気にしたらしい。
電話がかかってきた。

中堅どころであろうと思われる女性だった。
新聞社の名前を名乗り、こちらが投稿者本人かを確認すると、すぐに本題に入った。
「お時間よろしいですか?」という電話の決まり文句はなく、すごい勢いで確認作業に入ってきた。

こっちは、何がなんだかわからないけど、とにかく対応する。

 「漢字が違うけどどちらが本名ですか?」
「あー打ち間違えてしまって。すいません。1回目と3回目が本当です。」
「それは打ち間違えではなく、変換間違えですね」
「あー。そうですねぇ」

友好的とは程遠い。
初対面の人になんで突っ込まれなければいけないのか。
???が頭を駆け巡る。

とにかく漢字の変換間違えをしたことで混乱させたことを謝り、本来の名前(仮名だけど)を告げた。

とにかく、間違えられると困るんです。
気をつけてもらわないと。
編集者は、何度も気をつけてを繰り返す。

怒ってる。。

そんなに怒られることとは。。
また???が巡る。

まあ、混乱させたのはこちらなので、謝った。そして気をつけます。と。。

それで終わりかと思ったら、そこからが核心の部分だった。

「送っていただいたメールアドレスと投稿の名前が全然違うんですけど。これは何故ですか?」

明らかに仮名を使っていることを疑っている。
逆にこちらは、何をずけずけと入ってくるんだ?と不信感がつのってきた。

シラを突き通すのも面倒になって
「あー実は仮名なんです」
と白状した。

すると、「えー!」と電話口で大声を上げられて、「それはダメです」と一層甲高い声になった。

とにかく仮名はダメだという。
もうそこまででこちらは嫌になっていたが好奇心が出てきて、聞いてみた
「匿名は?」

編集者は、またガンガンと喋りだした。
「匿名はこちらが正当な理由と判断した場合に限ります。例えばDVの被害者で名前を出すと危ないとか、精神障害の患者さんとか。ところで何で実名じゃだめなんですか?」
と、聞き返された。
「知人に読んだわよーと言われたくないから」
と答えると、見事に鼻で笑われた。
「知人に見てもらうためのページなんです。だから実名じゃなくちゃダメなんです」
そして
「投稿したかったら、今後は絶対に実名で送ってください。気をつけてください」

はぁ。
気をつけてと言われたけど。
すいませんと謝る気には全くなれず。
「色々めんどうなんですねぇ」
とのんびりとして口調でかえした。

編集者は「とにかく気をつけてください。では」
と言って電話を切った。

久しぶりに高飛車な会話を聞いた。
知らない人に。
仕事をしている時は時たまそう言うことに出会うけれど、辞めた今、日常生活ではほぼ聞くことはない。交通違反のお巡りさんでももっとソフトだ。

電話を切ってから腹が立ってきた。
そして何で聞いたまま、言い返すことが出来なかったのか、自分を恥じた。

気分がちょっと治まってきたころ、
ネットで新聞と実名について検索してみた。
まず、新聞投稿する場合は、「実名」が常識らしい。私が送った新聞社は「原則実名」だったが「絶対実名」の新聞社の方が多いところを見ると新聞社の常識は「実名」らしい。だから仮名を使って投稿する人は「非常識」なのであろう。
調べていると「実名」を使ったことによるトラブルも出ているようだ。

下の記事
https://www.j-cast.com/2013/06/28178329.html?p=all

名前と職業と年齢と住所が出ることにより、特定されることになるらしい。

それはわかっているけれど、新聞社はやはり「実名」主義らしい。

私に電話した編集者も、その中で仕事をしているので、「常識」がわかってない投稿者に常識を教えてくれたのだろう。親切だったのだろう。

新聞が実名主義であることはわかった。
それが常識であることも。
しかし、私は新聞に実名を出すことは抵抗がある。だから今後新聞に投稿はしない。

それと。
常識を教えてくださった編集者に対して。
少なくとも私は新聞の読者であり、客である。
非常識だから、高飛車に電話したのかもしれないが、こちらは非常識とは思っていないし、そこまで言われる筋合いはない。
非常識と思っても、丁寧に説明するのが道理だろう。

そこの新聞は辞めることにした。
もともと2つとっていて、もう一つの新聞が子どもには読みにくいからと追加でとっていた新聞だった。
考えてみると息子も、高2でそんな配慮は必要無くなっている。
今どき2つも新聞をとっている家も珍しいだろうし。
不本意だけど月3千円強の倹約になった。

↓ポチお願いします
PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ